大君 第9話(1) 石より硬い気持ち

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(ナスの花:2018.06.02@Nagasaki)

『大君-愛を描く(대군 – 사랑을 그리다)』
<3年後 現在:1452年>
(第1話のシーン+αに戻ります)
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大君 第9話(1) 石より硬いジャヒョンの意志

ソン家

「むしろ死ねと言って下さい。
 他の男性とは結婚する気になれません」

「じゃあ、死になさい。
 そしてマンブソク(#)になればいいわ」

# 夫の帰りを祈りながら、石になってしまったという民話

「年をとってしまうと、せいぜい後妻に入ることしかできない。
 分かっているの?」

「まだ3年です」

「あんたのことを心配する親の気持ちが分からないの?」

「私は結婚しません。
 媽媽以外の者の新婦にはなりません」

「ああそうなの!勝手にすればいいわ。
 そのうちに、縄で縛ってでも結婚させるわよ」
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クッタン

「アガシ…」

「あんたもそうなの?
 媽媽がこの世にいないと思って振る舞うことができるの?!」

「傍にはいらっしゃらないではないですか…。
 周りの人達も忘れています」

「この世が忘れても、私は忘れることはできないわ」

「結婚はともかく、他の誰にも会わないと言うのですか?」

「私たちは結婚を仏前で誓ったのよ」

「でも誰も知りません」

「いいえ、私が知っている。
 媽媽が知っている。そして、天も知っているわ」
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漢陽を目指すフィ、ギドゥクと女真族のルシゲ(女真・フリガイ一族の長の娘:母は朝鮮人)

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(フィはジャヒョンのテンギを腕に巻いています)

<1452年>
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雪の山中を歩き、ウサギを仕留めて…、休息。

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「この道を真っ直ぐ下っていけば、漢陽の都はすぐです。
 アガシに最初に会って下さい」
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「…」
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翌朝

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ソン大監(領事)の屋敷

「…」
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「ここが朝鮮の宮殿なの?」

「違う!馬鹿なことを言うな」

「やあ!」
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「媽媽、連絡しましょうか?」

「いや、この格好で入ると、驚かせるだけだ」
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「でもアガシは喜びます。
 3年間、お嬢様がずっと待っていたはずです」

「…」

「挨拶だけでも先にして下さい」

「誰のこと…?」
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「宮殿に先に行って、オマ媽媽とチョナに会うのが先だ。
 アガシにはもっと人らしい格好で会いに来る」
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宮殿(景福宮:キョンボックン)

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「アバ媽媽…」
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# 文宗(ムンジョン)の世子(第6代王・端宗)

「…」
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# 第5代王・文宗(ムンジョン):(第4代王・世宗の長男)

「王(チュサン)のご病気の噂が広がらないように…。
 周囲を騒がせてはならない。
 噂を口にした女官は死罪だ」

「アバ媽媽~」

「チュサンは数年もずっとお病気に耐えておられますから…」

「きっと回復します。世子はまだ幼すぎます」
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# (上)文宗の中殿(王妃):顕徳(ヒョンドク)王后・権(クォン)氏
 (下)世宗の妻・大妃(テビ):昭憲(ソホン)王后・沈(シム)氏

宮中への門

「道を空けろ。 ウンソン大君媽媽だ」

「天気が悪いからか…、
 こんな変な奴らがうろつき回る…」

「おい!大君媽媽だ!」

「通行証(ホべ:号牌)を見せろ。
 ウンソン大君の葬儀は済んでいるというのに、
 まだ名を語るのか?」

「重要な人なのです。内官に伝えて下さい」
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「媽媽。内侍や尚宮にお伝えするべきです。
 お顔を見れば、すぐに分かります」

「…」
 
「待て、簡単には帰せない。
 乞食の分際で謀反でも企んでいるようだ」
(衛兵)

「?!」

「尋問をする!」

「!」
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そして、逃げ出す3人。

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文宗の病状は送り込まれている尚宮からすぐに伝わります。
命礼宮(チンヤンの私邸)

「気をつけて帰りなさい」
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…チュサンは危篤状態 
大妃が捜索中なるも大君の所在は不明

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ユン・ナギョン

「私たちとの勢力は五分五分です。
 半分がチュサンチョナ(主上殿下)と大妃(テビ:王の母)の味方です」

「…」

「どうしましょうか? チョナは重態のようです」

「…」
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「大妃媽媽は大君にも大監たちにもお会いにはなりません。
 この機会を逃すと…」
(ナギョムの兄のユン・ジャジョン)

「非常事態が起きる前に、
 チョナの顧命
 (コミョン:世継ぎに関する遺言)を得る必要がある」
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「ウンソン大君が行方不明なので、ご遺志を頂ければ、
 あなたが即位ですね」

「宮中に向かわねば…」

「オラボニは大監たちに連絡して、宮中に集合するように伝えて下さい。
 あなたは官服に着替えて下さい」
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そこに、
…奥様~。お客様で~す。

「…」
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訪問したのはジャヒョンですが、まずはナギョムが追い返そうとします。

「…」
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チンヤン大君とジャヒョン

「王族のウルヨン君が私との婚姻を求めています。
 大君の判断だと聞きましたので、どうか却下して下さい」

「他に望みの誰かがいるのか?」

「何を言うのですか?」

「そなたは3年もの間、私の女になることを拒んできた。
 だから、大きな機会を与えたつもりだ」

「金鉱掘りにでもなれと言うのですか?」

「フィは帰っては来ない」

「?!」

「あいつは死んだ。現実を受け入れろ」

「あなたこそ、大君こそが弟を追い出したのです」
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「私の一生を台無しにするつもりなのですか?」

「は~、ウルヨン君は私の従弟だ。
 王家の者との結婚で人生が台無しになるとでも言うのか?」

「…」

「他の女たちが聞くと驚くぞ」

「結婚をしたくありません!
 私は誰かの嫁にはなりません!」
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「ウルヨン君を本当に好きではないのか?」

「は~」

「では、私のところに来い」

「…」

「今すぐにでも受け入れる」

「は! 
 大君にはまだ品格が残っていると思って申し上げたのに、
 無駄でした!」

「…」

「私が馬鹿でした」

「夜道に気をつけるように…。
 新婦になるのだろうから…」
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外で待っていたのはナギョム

いきなり平手打ちをして
「どういうつもりなの?!」

「…」

「怖くはないの?!
 この国の法を知らない振りをするつもりなの?!」

「…」

「妻がある男と勝手に会ったりして?!」
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「そんなに心配なの?」

「…」

「まだ自信がないの?」

「…」

「だから私を遠ざけようとするの?」
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「感謝しなさい。
 あなたじゃなかったら、生娘のままで死んでいたところだわ」

「友達だった時のことを忘れたの?」

「友達関係を壊したのはあなただってことを忘れたの?
 大君を誘惑したことを忘れたの?」

「私の人生、私の運命を、
 あなたやあなたのご主人に決めて欲しくはないわ!」

「結婚が嫌だったら自殺したらどうなの?」

「どうせ死ぬなら、3年前に死ねば良かったんじゃない?」

「…」

「あの時に、あの愛のために死ねば、
 あなたは称賛されたはずだわ」

「…」

「帰りましょう!」
(クッタン)
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「どうぞお幸せにね!
 子供を産んで、幸せな暮らしをしなさい!」

「…」

「他の女たちと同じ様にね!」

「…」
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第9話から女真族とのハーフのルシゲ(女真:フリガイ一族の族長の娘)が本格登場。

ドラマ『六龍が飛ぶ』では後の初代・太祖(李成桂:イ・ソンゲ)が、女真族の長であったイ・ジランをボディーガードとして常に傍に置いていました。
実は、イ・ソンゲには女真族の血が流れているとの説は否定されていません。
この話は後日にまた書きますが、韓半島は高麗時代以前からも北の国境線が大陸(中国)と北方民族から侵犯されていましたので、戦闘だけでなく、日常の文化交流があったことも当然です。
後に第4代王・世宗が自身の先祖6代のために編纂させた『竜飛御天歌』という抒情詩で、先祖が北方の守備を任されていた武官だったことを記録にしています。
この『竜飛御天歌』からドラマ『六龍が飛ぶ』のタイトルが生まれたものと思います。

(# ウィキペディアより)
竜飛御天歌は1447年(世宗29年)に李氏朝鮮で刊行された歌集である。
李氏朝鮮の太祖李成桂の高祖父である穆祖から太宗までの6代の事績を称えた王朝礼賛の歌集である。

Kstyle(エンタメ)Newsより
(制作前のニュース)

・4Minuteのメンバーとして活動したナム・ジヒョンがソン・ジヒョンに改名し、本格的な女優活動に乗り出すことを、所属事務所であるアーティストカンパニーが伝えた。
ソン・ジヒョンは、
「悩んだ末に、女優の道を選択した。従来とは全く違う道を選択しながら、お母さんの姓であるソン・ジヒョンという名前で新たにスタートしようと思う。
大変な決定だったが、女優ソン・ジヒョンとして良い姿で恩返しする」と心境を伝えた。
ドラマでは女真族の混血であり、ウンソン大君イ・フィの護衛武士ルシゲ役として出演する」と伝えた。

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