大君 第7話(4) 族長フリガイの娘

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(クローバー:2018.05.23)

大君 第7話(4) 女真・フリガイ族長の娘

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「ナウリがご一緒だと、通訳をしていただけるので安心です」
(ギドゥク)

「女真の言葉が分かるのですか?」

「ええ、アボジと一緒に住んでいた経験もあります。
 まだ言葉を忘れてはいません」

「何と…、千の騎馬よりも心強い」
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裏工作をするヤンアン君

「本当の主導者である私との会談の準備をしろ。
 ウンソンではない」
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チンヤン大君の私邸

「それぞれに武器が必要だ」

「ええ、武器をかすめ取っています。
 製造も始めています」

「時間が掛かりすぎる。武器庫を空けるのだ」

「しかし、大妃媽媽の監視の眼が光っています」

「誰かを行かせて、警備の状況も調べるのだ。
 お金を嫌うものはいない。
 金で道は開ける。
 敵の内部の者と話を付けるのだ」
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ナギョムも屋敷内での訓練を喜んで支援します。

「妓生のようなことは不要だが、
 外の男たちを我々の味方に付けるようなことができるか?」

「…」

「妓房に通うことを好まないようだが、
 大きなことを成し遂げるためには、
 妻のことまで気にしてはいられない」

「…」
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女真族との交渉開始

「馬を降りて歩いて入ってくれ」

「…」
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村人たちの中にはフィを見つめる女性がいました。

「…」
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3人は女真族のリーダーとの面談を求めます。

フィは50トンを超える食料を提供するとの条件で戦争を避けようと提案。
また、将来のために穀物と他の物資との交易を始めようと持ちかけました。

しかし、
「ははは、そんなものは交渉なくとも手に入れられる」
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女真の兵士の命を大切にしたいというフィに対して、
「女真の兵士は命を惜しまない。
 次の収穫の時期までに十分な食糧を提供してくれるなら、撤退する」

「我々だって死を恐れない兵士たちだ。
 しかし、交渉に来たのは、
 なすすべもなく、罪もない民たちの命を守りたいからだ」

「すべてが兵士であって、罪のない民というものは存在しない」
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「欲望が強すぎます」

「交渉は始まったばかりだ」

「まずは、先方の求めを先に報告しましょう。
 私が戻ります」

「いいや、一晩ここに寝泊まりしてから方策を考える」

「トラの檻の中で寝るのですか?」

「我々で媽媽を守のだ」

「…」
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観音堂で祈るジャヒョン

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また、チンヤン大君が現れます。

「あ、あ…、国の勝利と大君媽媽の健康への祈りです」

「私も同じ祈りのために来た」

「先に失礼します」

「絵画が好きだとのこと。
 私の屋敷には大陸の古い時代の絵もあるが、
 見に来ないか?」

「私が見たいのはウンソン大君が描いたものだけです」

「もっと目を開くべきだ。
 世の中にもっと素晴らしい絵画もある」

「愛する人の絵が最高のものです」

「日が暮れるまえに屋敷に連れて行こう」

「クッタンもいますから、大丈夫です」

「ええ…」
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「ここには毎日祈りに来るのか?」

「この寺院には特別の思いがあります。
 しかし、大君が邪悪な思いをお持ちならば、
 別の寺院で祈りを捧げます」

「ここには、私も犯した罪を償うためにいつも来る。
 特別な場所だ」

「では、罪を犯さないように心がけるべきです」

「…」
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村の地図を作っているフィに、食事を準備したルシゲ

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「その服はどこで手に入れたのか?盗んだのか?」

「オンマのもの…」

「オモニは朝鮮の人なのか?」

「んん」

「女真族の父と朝鮮の母なのか…?
 きっと背景には物語があるのだろうな…」

「…」
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「名前は?何と呼べば良いのか?」

「ルシゲ」

「ルシゲか…?」

「私はルシゲ。あんたは?」

「え?」

「あんたの事よ」

「あ~、私はフィだ。名前はフィ」

「フィ?」

「んん」

「フィ?! 
 へへへ~、フィ?」
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「おかしいのか?私の名が変なのか?」

ルシゲは指笛を吹いて「フィ~」

「ははは~」

「ふふふ…」

(ジャヒョンも同じ反応をしたことを思い出すフィでした)

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チョゴリの胸の留め紐の結び方を見て、フィは近づきます。

「朝鮮での胸の留めの結び方は違う」

「!」
(小刀を抜くルシゲ)

「他意はないんだ」

「…」

「違う、反対だ、こうして…」
(ジャヒョンのテンギでお手本を見せますが…)
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# 胸の留め紐のことは、オッコルンと呼びます。

上手く結べないルシゲは胸を張って、
「では、やってみなさい」

「…」
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そこにグァンとギドゥクが入って来て、
「!」
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大監たちの閣議

「チュサンチョナのご容態はいかがなものか?」

「国事に参加することはできませんが、
 すこしずつ回復が見られます」

「国境地帯でのことを話題にすると身体に影響するが、
 勝利の知らせは回復を助ける。
 我々の責務は女真族を撃退することだ。
 チョナの心を安らかにすることだ」

「戦況はいかがですか?」

「大戦を前にして準備中だ。
 ヤンアン大君は我々に良い知らせをもたらすことに自信がある」

「ますは交渉をすることが先ではありませんか?」

「それは前線での意思決定です。
 必要に応じて行えば良い」

「だんだん寒くなりますから、長引けば犠牲も多くなるはず…」
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食事

「どうしたのか?美味しくないのか?」

「不思議です。
 行くところ行くところで運命の女性とお会いになる…。
 感動です」

「運命だと? 何もなかったと言っているじゃないか…」

「もしも、私が飛び込まなかったとすれば…?」

「ア~ッシ、愛する人がいる男に向かって何を言い出すのか?!」

「だからなのですよ。
 媽媽の純真は一人の女性だけに向かうはずなのに…?」
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「馬鹿なことを言わずに食べろ。交渉に来ただけだ」

「なぜ強硬な態度なのでしょうか?
 我々を捕虜や人質にする気でしょうか?」

そこにグァン

「攻撃が始まりました」

「え?!
 ウンソン媽媽が交渉中なのに?!」
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「これは、ヤンアン大君の罠です」
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「いけない!誤解を生む!」と、外に飛び出すフィでしたが、

「!」

「交渉を求めながら、裏では攻撃なのか?!」

「…」
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女真族とイ・ソンゲ

『六龍が飛ぶ』であったように、初代王・太祖の李成桂(리성계:イ・ソンゲ)は咸鏡道出身で、李一族に与えられた職責は周辺の女真族の統治。
(子供たちも咸鏡道で生まれました)
そこで、本貫(ポンガン:本籍)は全羅道なのですが、彼の父親の部下には女真人の活躍者がいたので、女真人の血を引くとする説があります。

ウィキペディアでは、
「全州李氏の一族とされるが、女真族の出身とする説もある。父の李子春は、元の直轄領となっていた咸鏡道地域の双城総管府に使える武人であった。この地域は女真族が多く住んでいた。李成桂が武臣として台頭するにあたっても、その配下の女真人の力が大きく作用した」
また、
「朝鮮と女真との関係は李朝の建国以後においても、格別深いものがあった。李朝を建国した李成桂の配下には、多くの女真族が含まれていた」

なお、ドラマでもイ・ジランの名を貰った女真の族長が李成桂の右腕でした。
(KJS『六龍が飛ぶ』第1話より)
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(李之蘭:イ・ジラン1331~1402年:李成桂の側近で弟分)

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