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大君 第7話(3) 男の生き方

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(2018.05.23)

大君 第7話(3) 男の生き方~男の生き方に惚れた女は一途です

ナギョムが持ってきた湯薬

「それは捨てなさい」

「媽媽…」

「先の王妃も側室も亡くなった時のことを知っているでしょう?
 宮殿の外からの薬は危険です。
 チンヤンの背後にはヤンアンがいます。
 すべての疑問を排除するように気をつけて下さい」
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「チンアンの義理の兄の、
 警護官のユン・ジャジュンは湯水のように国費を浪費しています。
 王室入りしたものの、あの家門はあまり良くありません」

「お金は他から借りているのかもしれません。
 ジャジュンと命礼院(チンヤンの私邸)に出入りする者たちを監視して下さい」

「…」

「チンアン大君の味方をすると、将来がないことを知らしめないといけません」
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ジャヒョンを連れ帰るチンヤンは、先に帰るというジャヒョンを引き留めて、衣服を着替えさせます。

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「別のところで食事します」

「まだ聞きたいことがある。
 無事に連れ帰った後には説明する必要がある。
 ここで何があったのかを知っておかねばならない。
 王室にも報告しないといけないからだ」

「…」

「そなたのためではなくて、弟のためだ」

「あ~、私は単に兄の従者として付いて行っただけです」
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「どこで寝たのか?」

「兵士の天幕の中です」

「怖くはなかったのか?」

「ウンソン大君が守っていてくれました」

「は~、では戦場にまで付いていくつもりだったのか?」

「違います」

「では何なのか?」

「考えは一つだけでした。
 大君と少しでも一緒に過ごしたかったのです」

「では、見送りに行って官舎で過ごしたことにして置こう」

「はい」
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行軍する兵士たち…、
テントの中でのことを思い出すジャヒョン

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翌朝

「食欲がないわ」と言う安氏

「息子と娘のことを思うと眠れないわ。
 寿命が縮まる思いだわ」

「奥様、少しでも食べて下さい。
 そうでないとこの家のもの達も…」

「…」

「あれ、完食ですね…?」
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そこにジャヒョンが帰宅します

「出て行きなさい!
 ここは勝手に出入りできる宿屋じゃないわ!」

「オモニ…」

「あんたは男なの?
 そうでもないのに、無鉄砲に外泊したの?!」

「すみません、オモニ。
 二度といたしません!」
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「もうあんたと私とは終わりだわ!」

「髪も背中も傷なく、無事に帰りました。
 それにオラボニが元気なところも見てきました」

「誰がそんなことを知りたいと言ったかしら?!
 息子に会うために娘が出かけたと言うの?!」

「しっかりと正式な罰を与えて下さい。
 家の者たちの前でも示しを付けて下さい」
(クッタン)

「…?」

「家の中に入れて、ムチ打ちの刑を与えてください」

「?!」

「何度ムチ打ちしましょうか?
 二回ですか?それとも…」

「束にして持って来なさい!
 今日は二本の足をへし折ってやるわ!」
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「え?!
 アガシではなくて、私ですか?」

「侍女として、娘のことをしっかりと見張っていなかったからだわ!」

「?!」

「夜中にご主人が抜け出したことも知らなかったわよね?!」

「奥様!それはなんとも不公平です!」

「一緒に死にましょう。
 私たちは運命の仲だからね!」
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執拗にうろつくチンヤン大君

「今度の件は大監と私だけにしましょう」

「借りができました…」

「ところで、お嬢さんの将来について考えを聞かせて下さい」

「私の娘です。幸せを願うだけです。
 妻と娘は大妃に面会しましたので、
 王室との婚儀に口を挟むことはできません」

「それが正しい道ではないなら、また新しい道を見つけるべきです」

「…」

「また、たびたびお邪魔する」

「…」

「この混乱の時期にあって、戦況などの情報交換をしましょう」

「…」
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ナギョムと兄

「一緒にお帰りではないのですか?」

「妓房に…」

「何か約束があるのだろう」

「チョ・ヨギョンと言いましたよね?
 主人がたびたび訪問しているのは…?」

「心配は要らない。男の仕事を知る必要はない。
 妓女であっても臣下だ。
 腕のある男を集めるだけではない」
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チョ・ヨギョン

「長旅からのお帰りなのに、
 なぜ家に帰って休まないのですか?」

「足の向くままだ」

「私は嬉しいのですが…」

「女の心が盗まれたのはいつの事なのか…?」

「?」

「思い起こせば、女の心を奪おうとした試しはない」
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「誰の心が欲しいのですか?」

「王の息子として生まれてからは、常に女官たちが頭を下げていた。
 妓房に来ると妓生たちがひざまずく。
 それに、良家の娘たちも王室に嫁ぎたいと近づく…、
 ふふふ…」

「妓生は男のお金と権力に群れをなします。
 中には美しく賢い男に惚れる者もいますが、
 男の生き方に惚れる者は稀です

「“男の生き方”だと?」

男の生き方に惚れた女は一途です
 我が身を捧げることも惜しみません」

「お前は私のどこを見ているのか?」

「媽媽の将来です。
 媽媽の将来に賭けることで、
 私も得る物が多くなると思いませんか?」
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戦争を避けて

(国境地帯)
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「百戦百勝しても、それに伴って犠牲は大きくなる。
 勝てば将軍が傲慢になるだけだ。
 待つのだ」
(ヤンアン君)

「は~、それでは民・百姓の苦しみが増すだけです。
 戦闘の前に、まず女真族との交渉をすべきです。
 女真族が村を襲い、食料を強奪しているのです」
(フィ)

「大きな戦いの前には小さな戦いは避けることだ」

「戦争での重要なことは戦闘での犠牲を払わずに勝つことです。
 交渉を先に進めることです」
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「女真族と交渉するつもりなのか?」

「兵士の犠牲を最小限にするためです」

「では、自分でその準備があるのか?」

「え…?」
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「自ら出向いて交渉するつもりはあるのか?」

「大君には戦闘経験はありません。
 大君に交渉をさせるのですか?
 これは、経験ある将軍でも難しい試みです」
(キム・グァン)

「私は戦闘が一番の方法だと思うが、
 大君がそう言うならば、自分の言葉に責任を持つべきだ」
(ヤンアン君)

「いけません。
 大君をそんな危険には晒すことはできません」

「いや、俺が行く」

「媽媽…」

「伯父の言う通りだ。自分の言葉には責任を持つ」
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キム・グァン

「なりません、媽媽」

「…」

「彼らの反応すら分からないのに行くのですか?」

「…。
 私は個人的に行くことにするから、武装はしない」

「媽媽…」

「国の王子として、女真族にも尊敬の意を伝える。
 たとえ女真族であっても、
 朝鮮の王子には刀を抜くことはしないと思わないか?」

「そんな保証はありません」

「彼らは我々の民・百姓をたくさん連れ去った。
 戦闘となれば、我々の民を盾に利用するはずだ。
 そうなれば、戦争を切り開くために、
 自国民を先に殺すことになる」

「…」

「まずは捕虜になっている朝鮮の民を救うのだ。
 一人たりとも犠牲を出したくない」

「私がお供を務めます」

「心強い」
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女真族とは
(以下、ウィキペディアによります)

10世紀ごろから記録に現れ、17世紀に「満洲」(「マンジュ」と発音)と改称した。
「女真」の漢字は女真語の民族名「ジュシェン」(または「ジュルチン」)の当て字である。

朝鮮半島では高麗に変わって登場した李氏朝鮮が世宗の時代に朝鮮半島北部の女真居住地域を征伐し、平安道、咸鏡道に組み込まれ、半島北部からは女真人の姿は失われていった。
15世紀から16世紀にかけて、満洲最南部の朝鮮に接する鴨緑江や豆満江流域の女真人たちは、たびたび李氏朝鮮に反撃を仕掛け、豆満江南岸地域の争奪を繰り返した。

明は女真を部族ごとに衛所制によって編成し、部族長に官職と朝貢の権利を与えて間接統治を行った。
明代後半には、女真は大きく2つのまとまった集団である建州女直(自称は「マンジュ」(満洲))5部・海西女直(自称は「フルン」)4部と、それより東方に住んでまとまりの弱い野人女直(この当時の野人女直は女真族の集団の中では最も勇猛だった)と呼ばれる4部からなっていた。

16世紀末に建州女直から出たヌルハチはこれら13部族を統一して、1616年に後金を建てた

(KJS『華政』第27話(上)より)
http://jumong007.blog133.fc2.com/blog-entry-2543.html
朝鮮軍の捕虜を全て帰国させる事を条件に、
「後金」の政策を飲むと、使者に取引を求めた光海君。
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