大君 第7話(2) 外泊

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(2018.05.19@府中)

大君 第7話(2) 外泊

随行して来たジャヒョンを見つけて、ほとんど言葉にならないフィの驚きでした。

「どうしたら良いのか…?」

「これを届けることができたので、もう大丈夫です。
 帰ります」

「冬が近いと陽が沈むのも早くなる」

「徹夜で歩くわ」

「このまま帰せるとでも思うか?」
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「今夜は天幕の中で寝て、
 明日の朝早く、お付きと共に帰す」

「…」

「天幕を空にしておけば良かったが…」

「男の格好をしているから、外で寝るわ」
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チンヤン大君は夜のうちに出発

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テントの中に…

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「…」
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「…」
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「…」
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早朝に到着したチンヤン大君

「伯父はどこか?」
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「甥っ子がどうして…?」

「…」

「都で何か起きたのか?」

「ウンソンが女を隠していると聞いたからです」

「野営地に女が?」

「問題になる前に連れ戻します。
 夜通し駈けてきました」

「…」
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テントの中では…、
「動かないように…。
 みんなが出てから起きるんだ」
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しかし…。

「!」
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中宮殿
ナギョムが薬草のスープを持って来て、
「チョナの様子はいかがですか?」

「派兵の後、
 少しずつ体力の回復を見せていらっしゃいます」
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「叔父とウンソン大君に届け物がある」と、
チンヤン大君が野営地に向かったと聞き、
「個人的な理由なのですか?」
(大妃)

「急な派兵だったので、
 家族愛のためだったのではないですか?」

「?!」
(王妃)
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さて、ジャヒョンとフィ

「女真族と対峙するというのに、
 女を連れて行くなど、チョナへの忠誠に欠けるのではないか?」

「…」

「他の兵士たちの意気をくじくものだ」
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「私が勝手に付いて来たのです。
 防寒着を届けるためです」

「口答えするな」
(ドゥクシク)

「そんなことじゃないです、オラボニ…」

「すべてが私の落ち度のためです。
 罰は受けます。
 このジャヒョンお嬢様を無事に家に送り帰して下さい」
(フィ)

「戦場に、遠足にでも行く気なのか?
 女に浮かれて自分を見失うな」
(チンヤン)

「…」

「この国の大君にはあるまじきことだ」

「何度言えば良いのですか?
 ウンソン大君は、私が付いて来たことをご存知ありませんでした」

「さて、どうするかな?
 戦場でのそれらしい態度を示さないといけない時だ」
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「家族を残して戦場に赴いた兵士がいないとでも思っているのですか?
 若い兵士は恋人と涙の別れをしたと思いませんか?
 恋人は一度だけでも顔を見たいと思い、
 戦場では温かくして欲しいと思うのではないでしょうか?
 私は防寒着を徹夜で縫って届けに来たのです。
 それなにの厳しい罰を与えるのですか?」

「私も同感です。
 ジャヒョンの温かい気持ちは軍を慰めるものです」
(フィ)

「どうか馬鹿な妹を許して下さい。私が家に連れ帰ります」
(ドゥクシク)

「…」

ヤンアン君はジャヒョンを連れ帰ることを許します。

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「うかつなことで、すみませんでした」

「いいや、少しも困らなかった。
 来てくれて楽しかったからだ」

マフラーを出したフィに、
「それはいいわよ…」

「いや、もう一つあるから、これを身に付けて帰ってくれ」

「…」
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フィの腕に巻かれたテンギを見て微笑むジャヒョン

「ああ、これがあるから腕も温かい。
 心配だったがお付きの兵士がいるから安心だ。
 兄貴が無事に連れ帰ってくれるだろう」
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「これは凍傷の薬です」

「私の甥は、チョ・ヨギョンではなく、
 あの娘が欲しかったのか?」

「…」

「彼女は弟の女だ。
 大業を成すためには小事を避けるべきだ」

「王は無制限だと思っていました」

「まだ王ではない。それまで待つのだ。
 その時が来れば、明るい日の下で、
 全てを手に入れることができる」

「戦場に女連れで出向いた大君だという噂が都に広がります。
 きっと、民・百姓は王の資質ではないと思うでしょう」

「ふふふ…」
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「ああ、ちょっと…」

「?」

「これは塩ですよ。水が凍らないようにするためだわ」

「塩水は喉が渇かないのか?」

「少しだけで大丈夫だわ。
 夏には体力の増強にもなります。
 野営地では水も飲めない兵士を見ました」

「んん」

「他の兵士にも分けて下さい。
 不足したら国境を越えて入手して下さい」

「ああ、覚えておく」
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「お願いする」

「ああ、心配するな」
(チンヤン)

「これからも帰りを待つ人だから、辛い思いをさせないでくれ」

「家のことは忘れろ。未練は戦闘の妨げとなる」

「…」

ジャヒョンは馬を引くドゥクシクに、
「オラボニ…、ミアネ…」
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「…」

「…」
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ファクションの中のフィクションだからでしょうか?
ジャヒョンの父親(ソン・オク)は弘文館のトップの大監であり儒学者であるものの、
その妻の安氏、ジャヒョンの兄のドゥクシクも伸びやかに描かれていて、コミカルです。
ジャヒョンの天然な性格は母親に似ているのでしょう。

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