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大君 第6話(4) 北の戦地へ

f june77
(2018.05.19)

大君 第6話(4) 北の戦地へ

フィとジャヒョン

「いったいどうしたのか?」

「媽媽は、また私を騙しました」

「?」
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「戦争に出ると聞きました。
 女真族という蛮族は、
 農耕も狩猟もしない略奪者たちだと聞いています」

「ナムジャ…」

「首を刎ねて、頭の皮もはぎ取るそうですね?
 聞くことは怖いことばかりです」

「いったい誰なのか?そんな恐怖に陥れたのは?」

「きっと大君だわ。
 最初、誰だか知らなかったけど、こうして結婚することになったけど、
 裏では、私を一人にして、戦争に出ることを考えていたの?」

「そんなことではない」

「じゃあ、行かないの?」

「…」

「戦争には行かないつもりなの?!」

「…」
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「よく解ったわ。
 大君にとっては、私は何でもない存在だということが解りました」

「…」

怒って、ジャヒョンは家の中に入ります

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「きっと誰かから既に聞いていたんですね?」
(ギドゥク)

「…」

「媽媽から先に聞いておけば良かったのに…」
(ギドゥク)

怒ったジャヒョンでしたが、再び外に出て
「もう私は、あなたにとっては何でもないのですか?」

「そんなことじゃない」

「では、行かないでと言ったら行かないの?」

「…」

「じゃあ、行く前に私と結婚してほしいわ」

「…」

「媽媽の妻として、帰りを待ちます」

「…」
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「帰って来てから結婚式を挙げよう。
 勝利の祝いを持って帰って来る」

「もしものこと…、
 帰って来なかったことを思って、こう言っているのよ。
 だから、行かないでよ」

「必ず生きて帰って来る。
 俺の人生は君のものだからだ。
 君が待っていてくれることを、瞬時たりとも忘れることはない」

「行くなとも、行く前にも結婚して欲しいとは言えないの?
 なぜ、私の言うことが聞けないの?」

「俺は、ただただ君の男として生きたいだけだ。
 しかし、俺は君の男のイ・フィである前に、
 この国の大君、ウンソンなのだ」

「…」

「もしも、私が責務を逃れて国に背を向けて君のところを選んだら、
 男としての誇りを失うことになるんだ」

「…」

「どうか、責務を果たして帰還するのを待っていて欲しい」
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「…」
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王妃の父と兄

「お前にとっての最優先は、
 女真族を打ち破ることではない。
 ウンソン大君を守り抜くことだ」
(キム・チュ)

「…」
(キム・グァン)

「ウンソン大君だけが、チンヤン大君という国の毒を消すことができるからだ」
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「お願いです、オラボニム。
 ウンソン大君には生きていてもらわないといけません。
 王子が生きるためにも必要なのです」

「ご心配なく中殿媽媽。
 私は、これまでも女真族を震え上がらせた父の息子です。
 国境地帯は俺の庭のようなものです。
 ウンソン大君の身の安全は俺が守ります」

「あなたの妹のことも考えて下さいね。
 私は王子の身を守るのが責務なのです。
 この願いを込めて、オラボニを戦場に送ります」
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こちらはジャヒョンの兄

「私も戦場に行けと言うのですか?
 私は武官ではありません。
 成均館の名もない学徒です」

「では、私に行けと言うのか?」

「え~い、アボジだって行くことはない」

ソン・オクはドゥクシクを棒で叩いて、
「王室だって出兵するのだ。
 この家には男が二人もいるのに、誰も参戦しないと言うのか?」

「アボ二ム!人の命よりも家の名誉が大切なのですか?」

「儒学者としては国の方が大切だからだ。
 チョナが病気でないなら、代わりに出兵しても良いと考えている。
 私が不在の間に何が起きるか心配だから行けないだけだ」

「誰も行かないで下さい!
 私にとっては家門の名誉よりも家族の命が大切です」
(安氏)

「?!」

「私の許しもなく、勝手に出兵はさせません!」
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仏教寺院の観音堂

「ここが願っていた場所なのか?」

「媽媽のためにしてあげたいことがあったからですよ」

「願いを全部聞きたい」

「以前のように、また一緒に馬に乗りたいです」

「他には?」
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「私はウンソン大君の臣下のソン・ジャヒョンです…」

「いいや…」

「私、ソン・ジャヒョンは、
 夫になるイ・フィ大君媽媽との運命の巡り合いをしました。
 人生が終わるまで…」

「一つの人生が終わっても、次の人生がある。
 イ・フィもまた運命の妻と巡り合う。
 心から妻を守り、愛することを誓う」

「私は仏陀の前で誓います」

「…」

「この世の人は、私たちが結婚したことを知りませんが、
 今、結婚しました」

「こうして一人残すが、帰還した時からは瞬時とも離れはしない」

「…」

「陽が昇る時も沈む時も、月が照らす時も雲に隠れる時も、
 雨が降ろうとも風が吹こうとも、決して君の傍を離れない」

「毎日一緒に、三度三度のご飯を食べましょう。
 お茶を飲んで、お酒も飲みましょう」

「は~」

「一緒に花を愛で、氷が張ったら滑りましょう。
 悲しい時も幸せな時も、どんな時も一緒です」
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ジャヒョンはテンギ(リボン)を外し、
「私が待っていることを忘れないで下さい…」

フィもまとめた髪(サントゥ)を留めるピニョ(かんざし)を渡しました。
「…」
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「…」
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「…」
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https://www.youtube.com/watch?v=vre9NMV4-Co&index=5&list=PLQoB4-k6sSGbYJLItZ_NBJ_FEnvUXOWgE

♬ 涙は出ない
笑うこともできない
孤独がつのる…
崩れゆくものを直そうとするけど
何もできない…
あなたのために崩れていく
どうしたら良いのかしら…
胸が張り裂けそうだわ
胸が張り裂けそうに痛む
青あざになるほどに胸を叩いても…
あなたは私の胸の中に広がっていく
愛はとても意地悪
あなたはなぜ私の心を揺らすの?
悲しくなるほどに愛は意地悪だわ
まだあなたには分からないようだけど…

「…」
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こちらはドゥクシクとクッタン

「クッタンや」

「わ~、ビックリした!
 どうしたのですか?お腹が空いたのですか?」

「…」

「夜食ですか?それともお水ですか?」

「明日…、
 明日は俺が出て行くことを知っているか?」

「もちろんです。出兵でしょう?」

「こうして遠征に出るとなると、
 もうクッタンには会えなくなるかもしれない。
 そう思うと、勇気を出して…」

「あ~い。もう会えないなんて…?」

「戦場だぞ。
 蛮族がどれほど野蛮なのか知らないだろう?
 死ぬかもしれない」
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「アイゴ~、若旦那は死にません」

「そうだな。
 俺は強くて勇気があるから死なない。
 そうだろう?」

「…」

「しかし、お前は戦争を知らない」

「若旦那…」

「お~」

「若旦那は怖がりの猫みたいで、弱虫だわ。
 どうか最前線には立たないで下さい。
 後方で隠れていれば安全です」

「は…。俺のことを誤解しているようだな。
 俺は本当の勇者だぞ」

「いけません。無鉄砲だと傷つきます。
 静かにしていて無事帰って来て下さい」
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「は~、しかし、今夜が最後だから一つ話しておきたい」

「あ~、そうでした。
 明日は早いから、早くお休み下さい。
 道中は長いので、ゆっくり寝て下さい」

「おい、まだ話は終わっていないぞ」

「あ~」
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防寒服を縫うジャヒョン

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「アイゴ~、貸して下さい。私がやります」

「自分の手で終わらせたいのよ」

「それじゃあ、明日の朝までには終わりません。
 半分だけ着せるのですか?」

「ひと針、一針ごとに、大君の安全を祈るのよ」

「だったら私も手伝います」

「自分でやらないと、不誠実だわ」
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李芳遠(イ・バンウォン:第3代王・太宗)の刀

「出兵式の時に会えるとは思ったが…」

「これは祖父の刀だ。俺が貰った宝刀だ。
 戦場に向かうお前にやる。 
 きっと守ってくれるだろう」
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「チョナとオマ媽媽を宜しく頼みます」

「…」

「それに我々の甥っ子も…」

「…、俺が出兵するべきなのだが…」

「信じてくれ。無事に帰ります」

「怒りを隠していないのか?」

「家族への心配だけです」

「王室に生まれていなければ、
 兄弟としてもう少し良い関係を持てたのにな」

「兄貴が欲を張らなければ、良い関係が築けたはずです」
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平安道(ピョンアンド)または咸鏡道(ハムギョンド)に向けて、第6話の終わりのシーンは漢陽から戦地に向かう軍の模様でした。
が、問題のカットは次。
リアルタイムでご覧の視聴者は「え?!あれ?!」だったでしょう。
なぜジャヒョンが従軍したのか?
第7話まで6日の間が長かったのでは?

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Kim Yeon Ji(김연지)- Follow the Road(이렇게 길 따라)
https://www.youtube.com/watch?v=FGOROQH5pdM&index=3&list=PLQoB4-k6sSGbYJLItZ_NBJ_FEnvUXOWgE

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