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大君 第6話(1) 大妃の願い

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大君 第6話(1) 大妃の願いはウンソン大君

倒れた文宗

「チョナ、いったいどうして?!
 何しているのか?!
 早く御医を呼べ!」
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「何ですって?!」

御医が言うには、事件の知らせを受けて、慢性の持病が再発したとのこと。

「この冬も容態は良くなってはいませんでしたから…」

「いつになったら意識を回復するのですか?」

「気付けの湯薬を準備します」

「国境では事件が起きています。
 すぐにでも回復して貰わねばなりません。
 チュサンが寝込んでいては困ります」
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この知らせはヤンアン君とチンアン大君にもすぐに伝わります。

「天が味方をしているのです」

「北方からは蛮族の侵入…、チョナは倒れた…」
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「大妃がいようとも、この場は我々の出番です」

「では…」

「戦時には強い牽引車が必要なのだ」

「臣下の者たちを集めろ」
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会議(#)

「チョナが意識を失っている時に、女真族が国境を超えた。
 この際には以前から進言していたように、
 チョナの弟君を代行に就けるべきです」
(右議政)

「まずは憎むべき蛮族を敗退させることです。
 世子のことを論じている場合ではありません!」
(左議政:キム・チュ)

「民が命を落としているというのに、チョナが不在の状態なのです。
 軍を統率する者が必要な時ではないでしょうか?
 北に兵を向けると、南の日本への防衛はどうするのですか?」」

「越冬の穀物を守るためにも、まずは北の守りだ!」

「では、左議政が軍を率いてはいかがでしょうか?」

「?!」
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「軍務の経験が長いのは左議政ではありませんか?
 国境を広げたのも左議政です」

「それはなりません。
 これまでの厳しい軍務により、体力には限界があります。
 ご年配を北に送るわけにはいきません。
 徴兵では民も戦争では苦しみますから、
 先に備蓄の穀物を敵にも分け与えて、
 女真族には我々の善意を示すべきです」
(ソン・オク)

「蛮族に対しては、もっと強い対策を取らねばならない」

「誰が軍を率いると言うのでしょうか?」

「だからこそ、世子を明確にするべきなのです」

「その問題は我々で決められるものではありません。
 大妃媽媽とも協議が必要です」

「私が赴く!」
(キム・チュ)

「大監!」

「お前たちは文官で武術も知らないからだ!
 老体にムチ打ってでも蛮族を追い払う!」

「大監…」

笑みを浮かべる右議政と、心配するソン・オク(領事)

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キムチュの長男:キム・グァン

「なりません、アボジ!」

「馬鹿な文官たちに任せるわけにはいかないのだ。
 民を守るのが第一なのだ!
 それなのに、自分たちの昇進ばかりを考えている!」

「しかし、古傷の痛みで夜も眠れないでしょう?
 遠征は無理です」

「遠征の途中で倒れても、赴く!」

「アボ二ム…」

「我々には大妃も世子も既にいるのだ。2人のためにもこの父が行かねばならない!」

「アボ二ム…」
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会議では官僚たちが2分する中、成均館までを巻き込むヤンアン君
宮殿の門では「世子を選んでください」との嘆願。

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「…」
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王妃は「父はもう矢も射ることができません」と、父親の遠征を止めるようにと大妃に嘆願
文宗もうなずきます。

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ナギョムは家族同士の和のためにも「自分にも情報を十分下さい」と。

「王室に入った以上、
 オラボニと共に大君の大業を支援する立場にあります。
 厨房での仕事だけでは満足はできません」

「王子が成人する前に、世子を選べという動きなのだ」

「世子ですか?」

「チョナは病気で、王子はまだ幼いからだ。
 チョナの弟が世子に選ばれるならば、
 我々の家族からも国母(王妃)を輩出することができる」

「…」
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大妃はチンヤン大君が世継ぎになることには反対
まずは、弟の吏曹判事(シジョパンサ:#)に相談します。

「皆は弟の大君を世子にせよと言っている」

「媽媽…」

「大君を呼びなさい」

ウンソン大君(フィ)が呼ばれます

「いけません、媽媽」

「時間をかけると民が苦しむだけです。
 幼い元子(ウォンジャ:王の長男)にとっても辛いことです」

「これからをどうするつもりなのですか?」

「代行を探します」

「成均館の儒学生たちも動きに加わっているのですか?」

「ええ、理不尽なことです。
儒学生たちがチョナと国を思えば、
こんなことはあってはなりません」

「これはお世継ぎを決めていないからなのでしょね」

「時間が必要なのです。
王子が成長するまで待たないといけないことだからです」
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「しかし、
 今はまだ1歳にも満たない王子を支援する筈はありません。
 あなたがチョナの弟として世子の代行をなさい」

「?!」

「準備は出来ているかしら?」

「オマ媽媽…。
 私がセジェ(世子代行)ですか?!
 なぜですか?」

「あなたならできます」

「オマ媽媽!」

「あなたの兄であってはなりません」

「でも私は小さい頃から“見ざる言わざる聞かざる”で、
 王位には関心を持ってはならないとの教育を受けて来ています。
 兄を差し置くことはできません」

「…」

「それなのにセジェなのですか?!」

「…」

「私の過去を否定するのですか?」

「私は王子が成長するまで、
 あなたのことを代行にさせたいのです」

「ではその後は甥の世子と私はどうなるのでしょうか?
 どうか王室の政治には巻き込まないで下さい」

「…」

「私は3男に産まれた運命に従って、
 幸せな結婚と宮中から遠く離れた生活をしたいのです」

「…」
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フィとジャヒョンの結婚を控えて、ギドゥクも心配…。
大妃に仕える尚宮は言います。

「どうかウンソン大君に時間を与えてください。
 ウンソン大君はとても誠実で親孝行ですから、
 きっと大妃媽媽のご意見を受け入れることになるでしょう」

「…、時間がありません。
 ウンソンに納得して貰う取引があるはず。
 領事の娘を宮中に連れて来なさい」

「はい」
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ナギョム

「何をしているのか?」

「ご主人への忠誠の誓いです」

「結婚前までは銀の短刀を振り回していたのに…?」
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ナギョムは書面を見せて、
「ユン・ナギョムは、チンヤン大君の妻として、
 大君が偉業を達成なさるように、
 全身全霊を持ってお助けすると、
 天とこの大自然にお誓いを申し上げます」

「…?」

「私は今日より、大君の妻ではなく、臣下の召使となります。
 三国時代の戦国の世より、忠誠を誓うために、
 獣の血を分け合って飲んだと言います。
 何も知らない単に愛される妻ではなくて、
 大君媽媽の家臣としてお仕えします。
 我が身と家族を捧げます」

「今日が我々の本当の婚儀となりそうだな」

ガンも同様に獣の血を飲み干します

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ジャヒョンは宮中に入る前の準備

「もう5回目ですよ」

「あんたは大妃の前に婚約者としての“証し”を見せるのですよ。
 もしも失敗したら、生娘のまま幽霊になってしまうわよ!」
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「だからだわ。
 もしも義理娘に会うオモニの立場だったら、
 派手なのが良いかしら、それとも質素な方が良いかしら?」

「私のこと?」

「オモニだって質素で上品な方が良いわよ。
 その金とか翡翠の飾りは外して下さい」

「あんたみたいな太っ腹じゃないから、
 こうして飾るのよ。
 そんなことを言うのなら、あんたが一人で行きなさい」

「そんな意味じゃないわ」
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「あんたが大切な会見で縮こまらないようにと思って、
 こうして服を選んでいるのに…。
 勝手にしなさい!」
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# 会議

しばしば、史劇ではこのような会議のシーンが出ます。
ここは内閣に相当する“議政府”です。
品格では国のトップランクの正一品の、両議政(首相)、副首相にあたる左議政(外交担当)、右議政(内政担当)が主導する、王朝では最高政策決定機関です。
10数人しか集まっていませんが、正二品の六曹(省庁:組織のランクでは正二品)のトップの大臣たちが集められるだけだからです。
このドラマには両議政が登場しませんので、従ってリーダーは左議政はキム・チュ。
(ただし、老齢)
なお、ジャヒョンの父親のソン・オクも正一品の大監(弘文館のトップの領事)ですが、官僚組織のランクが正三品なので控えめな発言です。

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