大君 第3話(1) 刺繍のハンカチ

Mother's Day
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(バラ園:2018.05.12@府中)

大君 第3話(1) 刺繍のハンカチ

控室に戻ったフィは絵の入った筒を見つけました。

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そして、戸張を切り裂くと…。

「あの日は両班の娘で、今日は召使の姿に変身だな…。
 いったい誰なのか?」

「あなたに何の関係があるの?
 出るから、そこをどいてよ」

「侵入者は君だ。俺じゃない」

「迷ってしまって、間違ってこの部屋に入っただけだわ」
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「どこの宮殿からきた密者なのか?
 俺の馬を傷つけたのも君なのか?」

「何のことなの?」

「まずは文具屋で出会って、今度は俺の部屋に隠れていたからだ」

「ここがどこだかも知らないわ」

「正直に言え。
 他の宮殿からの密者でないならば、そこいらの女たちのように、
 王室に近づいて自らの運命を変えようとしているのか?」

「!」

ジャヒョンはフィの頬に平手打ち!

「私は下賤の者や、王家の遊び人には興味ないわ!
 あなたには関係ないわ」

「…」

「私が両班の娘だろうが、召使いだろうが、
 そんな汚い言葉を掛けられたくはないわ!」
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「じゃあ、俺に会うために入って来たんじゃないのだな?」

「道を迷ったと言ったわ。ここを出るところだったわ」

「じゃあ、最初はなぜ隠れたのか?
 その後はどうするつもりだったのか?」
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ジャヒョンを見つけたために、試合を放棄して追いかけた兄のドゥクシク
ガンにポロの棒で殴られます。

「兵士が戦場を離れるのか!?」

「…」

「本当の戦争だったら、お前は死ぬところだった」

「すみませんでした。急用ができて…」

「我々は勝ったから、お前は今日は休養だ」

「…」

「今日から、ソン・ドクシクは選手から離脱だ!
 今夜の祝宴には顔を出すな」
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「もう一度言えと言うの?」

「…」

「私は迷って入って来ただけで、その後は何も無いわ。
 あなたでなかったならば、もうここを出ていたわ」

「どこの家の娘なのか?」

「…」

「それとも誰の召使なのか?」

「…」

ここでフィは腕の痛みから手を離します。

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「アイゴ…、チャム…」

一端は部屋を出たジャヒョンですが、手に付着した血を見て引き返します。

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「お医者に早く診てもらいなさい」

「…。心配で戻って来たのか?」
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「心配じゃないわ。
 あなたが、出血が多くて死ぬと私の責任になるからだわ」

「あ~、そうか。
 俺はきっと忘れ物を取りに戻ったと思った」

「?!」

「それだ」

「は!」

「馬の絵を描くことは、ランの花を描くよりも難しい。
 馬の“たてがみ”は荒く乾いているから、そのように描くべきだ」

「そんな説教を聞きに来るべきじゃなかったわ」
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「いったいどこの屋敷の誰なのか?」

「…」

「身分を明らかにしてくれ。
 君が誰なのか知りたいのだ」

「…」
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そこにガンが入って来ます。

「は!」

「…」
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「何をしているのか?!早く出て行け!」
(フィ)

「さあ、お前のところに行こう。御医が待っている」

「その必要はない」

腕のハンカチを見て…。
「お前が落馬したから、試合は簡単に勝てた」

「“運も実力のうち”というから、赤組は強い」

「次回は真っ向勝負だ。
 これから勝利を祝って、敗者を癒す。
 今夜はこの町一番の妓女を呼んでいる」

「妓生だなんて…」

「結婚したいと言うが、最初の夜のことを知っているのか?」

「は~」

「今夜は弟を真の男にする」

「は~」
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ソルファとナギョム(ユン・ナギョム)はジャヒョンを見かけます。

「いったいジャヒョンはあんな格好で何をしているのかしら?」

「…?」

「今日はここに王室や成均館(ソンギョッグァン)の学生たちもたくさん集まっているのに…?」

「修業学校を追い出されて、
 外出の許可が出ないから、扮装しているのよ」

「珍しい娘だこと…」

「可愛いじゃないの」

「可愛いって言っても…、もう彼女は終わりだわ」

「屋敷にちょっと寄って何があったのか話を聞いてみましょうよ」
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ガンはジャヒョンの後を付けさせていました

「ドゥクシクの妹なのか…。
 高官の娘がウンソン大君の控室にいたのか…。
 では、祝宴の後は、場所を変えて大監の屋敷に行こう」
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産気づいたヒョ嬪(金氏 # )

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「ここは私に任せなさい。
 これまでで初めての出産だわ。
 元気な子が生まれることは願ってもないことだけど、
 もしものことがあれば、
 これまでのことがあるから変な噂になるわ。
 もしもの時はなかったことにするから、
 チョナは静かに待つことだわ」

「…」
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「頭が見えません!」

「逆子です。赤子の位置を変えるのです」

「赤子が第一です」

「いいえ、母親の力が失せると赤子が危険です」

「何があっても、赤子を生かしなさい。
 二度と王家の世継ぎを失ってはなりません」

「もしも頭が出ないならば、
 塩を母親の胃に入れて、足首から引き出して下さい」
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大妃が、「生まれたわね!男の子なの?!」と言うところでシーンは変わります。
第6代王・端宗の誕生です。
なお、ドラマの字幕では産気づいた側室をヒョ嬪(金氏 # )(正一品の嬪)と、
字幕表記されていますが、
史実では文宗の中殿(王妃)は顕徳(ヒョンドク)王后・権(クォン)氏です。
ドラマでは父親の左議政もクォンの姓ではなく、キム・チュという名に変えてあります。

フィを支援する人々

(第4代王・世宗は1450年に亡くなっています)
・大妃(テビ)・沈(シム)氏(役:ヤン・ミギョン)
<第4代王・世宗の王后:昭憲(ソホン)王后沈氏(1395~1446)>

・第5代王・文宗(ムンジョン)(役:イ・ヒャン)
<(1414~1452)在位2年3か月>

・文宗の中殿(王妃)(役:スンア)
顕徳(ヒョンドク)王后・権(クォン)
<権氏(~1441年)>

・第6代王・端宗(タンジョン)
<(1441~1457)在位3年2か月>

そして、
・イ・フィ(ウンソン大君)(役:ユン・シユン)
<安平(アンピョン)大君(1418~1453)>

(# ドラマの流れに沿って史実の説明も加えていきます。
 今夕もひとつ記事を加えます)

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