大君 第2話(1) 出会いのころ

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(5月のツツジ)

大君 第2話(1) 出会いのころ

イ・フィ

池で亡くなったヨンヒの供養に大きな菊の花を流ししていると…、

「ヨンヒや…」
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白い菊の花を矢で射る兄:イ・ガン

「いつかこんなこともすると思っていました」

「弟は何をそんなに深刻に受け止めるのか?
 誰かが近寄ったことも分からずに…」

「は~」

「池に浮かんだ女の花と遊んでいるのか?」

「…」

「どうしたのか? 誰かが見えるのか?」

「弓は控えて下さい。 作った人が辛くなります」

「一緒に行こう」

「狩りは嫌いです。
 朝の会議に出席しないと問題が起きます」

「良いさ。伯父の誘いに乗ったと言えば良いのだ」

「?」

「オマ媽媽もチョナ(当時はまだ第4代王・世宗)も、
 伯父には口出しできないさ」
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# 伯父は世宗の兄、第3代王・太宗の長男

花嫁修業スクール

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「お嬢様…、お嬢様」

眠りこけているジャヒョンでした。

「起きて下さい、お嬢様…。アガシ!」

「わあ!到着なの?」
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尚宮(正五品)が講師

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「背筋を伸ばして、少し前かがみで、
 卵が足の裏の下にあるかのように、
 ゆっくりゆっくり歩いて下さいね」

「あ!」

「本当にジャヒョンお嬢様なのですか?
 下僕が誰だかと間違ったのではありませんか?」

「ええ、だからここには来たくなかったのです。
 中殿(王妃)とか両班の妻になりたい女性たちの教育をした方が良いですよ」

「あなたはナギョムお嬢様について歩いて下さい。
 既にご婚約なさっていますが、それでも熱心です。
 あなたは名簿には在りませんが、
 もっと真面目に務めて下さいね、アガシ?」

「でしょうね。 私は結婚する気はありません」
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「嘘つかないでね。
 その気がないならこんなところには来ないわよ」

「家族を喜ばせるためだけに来ているのよ」
(ジャヒョン)

「言い訳だわ。正直に言いなさいよ」

「あんたには自信がないだけだわよね?」
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# ソルファとナギョム(右)

授業を抜け出して…、

「次は座った姿勢と挨拶の仕方です」

「!」

「ちょっと!アガシ!」

「化粧室に行きます。どうぞ続けて下さいね!」

市場へ

「クッタン! クッタンや!」

「え?!」

「早く、早く!」

「いけません。またですか?!
 授業を抜け出してはいけません!
 私が殺されます!」

「良いのよ。もう出席の印を貰っているわ」
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(フィもギドゥクと共に市場)

画材商店

「アイゴ、アガシ。
 何度来ても、
 青いのは全部宮中に持って行っているのでありません」
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「あなたには色が分からないのですか?
 これは青ですか、それとも赤ですか?」

「それは売約済みです」

「私はどうなの? もう、10日も待っていたわよ!」
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奪い合いと出会い

奪い合いで青紫の顔料を溢してしまいます。
そこにフィも訪れます。

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「アイゴ!これは藍色の高価な顔料なのに!
 100両以上もするんだ!」
(店主)

「100両?!」
(クッタン)

「そんなに高価なのですか?!」
(ジャヒョン)

「ああ、宮中でも最高級だ!
 代金を払ってくれ!」

「そんな大金を…?」

「アガシ、どうしましょうか?!
 お母様も、ここに来ているとはご存じありません」

店主はクッタンを掴んで
「代金がなければ、この召使で支払って貰う」

「…」

いったい何事なのか?」
(フィ)

「アイゴ、若旦那。
 ちょうどよい所にいらっしゃいました」
(店主)

「?!」

「この若旦那が注文した顔料だ」

「これは海外から輸入したものなのか?」

「ご存知のように、朝鮮には深い藍色の鉱石はございません。
 それほどに貴重なんです」
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フィはチマに付いた顔料を、味まで調べて…。
ジャヒョンに接近

「ちょっと…」

「…?」

「この色は何色か? 私の下の先の色だ」

「く…、黒です」

「んん」

「ええ」
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「これがト・ファウォンに売ろうとした顔料なのか?」
(フィ:仮の名を使っています)

「ええ!これはどの店も売っていません!」

「?!」

「若旦那のために大切に保管していました」

「?!」

「それをこの娘が…」

「1両だ」

「え?!」

「代金は1両だ」

「え?!100両ですよ」
(クッタン)

「もしもこれが本物ならば、100両では済まない。
 これは松脂を混ぜて作った偽物だ。
 だから1両でもムダ金だ!
 えい!」
(フィ)

「偽物ですって?!」
(クッタン)

「まさか、私に偽物を売る気だったのか?
 それをこの無学な女にも売る気だったのか?」
(フィ)

「“無学”ですって…?」
(ジャヒョン)

「捕盗庁(警察)に訴えるぞ!」
(フィ)

「…。お、お許しを…。
 わざとではありませんでした。
 真の藍色は手に入れるのが難しいのです」
(店主)

「このト・ファウォンへの売り手を変えろ」

「はい。若旦那」
(ギドゥク)

「アイゴ~」
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ジャヒョンは店を出たフィを追いかけて来て、

「ちょっと…」

「?!」

「カムサ~ムニダ。
 若旦那が来て頂いたお陰様で…、
 100両も払わないといけないところでした」

「は~、絵を描く者がどれほど色に敏感なのか分からないのか?」

「…」

「色彩を誤魔化すようなあんな奴に騙されようとしていたのを見て、
 私は怒っただけだ」

「…」

「私に感謝する必要はない」
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「ではなぜ、私が絵を描くのを知っていたのですか?」

「は~、君のその手だ。
 杏子の木から採取した顔料の香りがするからだ」

「ところで、あなたも謝るべきだわ」

「?!」

「女性のチマに勝手に手を触れたからだわ。
 それは許されない無礼です。
 頬をぶたれなかっただけでも感謝して下さい」

「は~、私は君には感謝は無用だと言った。
 それなのに私が感謝するのか?
 今日は何も無かったことにしよう」

「無礼だけでなく、まったく身分をわきまえないなことだわ」

「?!」

「私に向かってパンマル(ため口)で話しかけるなんて!
 両班の娘に向かっても、
 相手が女だからそんな話し方をするのですか?」
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「アガシ…。この方は…」
(ギドゥク)

ギドゥクを制してフィは、
「両班のように見える。
 しかし、両家のお嬢さんではないようだな」

「そこまで言うのですか?!」
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「では、パンマルで話しかけることを、君にも許そう」

「どこの誰だか知らないけど、いつか代償を払って貰うわ!」

「俺が誰だか興味がありそうだな?」

「若旦那…」

「…」
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「私は、クァンワンバンの李(イ)家)だ。
 話があったらいつでも訪ねて来い」

「…」

「忘れるなよ。私の顔と名前のことを…」

「…」
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「優しい顔だけど、性格が問題だわ…」
(クッタン)

「だから結婚は嫌だわ。
 朝鮮の八つの道州にはあんな男ばかりだわ」
(ジャヒョン)

「アガシだって、どんなものですかね…?」

「何ですって?!」

「…」

「でもなぜ顔料の臭いがするのかしら…?」

「私には分かりませんけど…?」
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「農民の娘はあんななのか?」

「どうでしょうか?
 これまでつき合いはなかったので…」

「親切とか救いなのに、
 どうも受け取り方がひねくれている。何とも無礼だ」

「あの状況だったら許せますけど…」

「?!」
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第1話での3年後の再開に関するKstyle Newsです。

ソン・ジャヒョン(チン・セヨン)との結婚を推進したイ・ガンはジャヒョンに、
「イ・フィは戻ってこない。他の人が嫌なら、今からでも僕のもとに来てほしい」と言い、ジャヒョンを怒らせた。
イ・ガンは威厳ある王子の一面と嫉妬の化身としての一面を両方見せつけ、歪んだ欲望を浮かばせた。

しかし、イ・ガンの望みとは違ってイ・フィは生きて戻ってきた。
3年ぶりに再会したイ・ガンとイ・フィ。
目が潤ったイ・フィとは違って、イ・ガンは冷たく変わった。
危機感を感じたイ・ガンはジャヒョンが他の男性と結婚すると嘘の情報を流した。

兄弟であるにもかかわらず、相手に刀を向けた2人。
幼い頃から賢く性格も良いイ・フィを嫉妬してきたイ・ガンは、時間が経つにつれどんどん歪んでいった。
第1話で弟を消してまで愛を欲しがるイ・ガンの姿が描かれ、今後「大君」でのチュ・サンウクとユン・シユンのカリスマ性溢れる対決が予告された。
血色のラブストーリーの序幕が始まった。

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