FC2ブログ

ミスティ 第13話(4) メディアの自由

hangan.jpg
(漢江:ハンガン)

ミスティ 第13話(4) メディアの自由~JBC報道部・局長の訴え

<第2回 公判>

1333kk.jpg

「第1018230号のケビン・リー事件の公判を始めます。
 弁護人は尋問を始めて下さい」

目撃者

「目撃者オ・ミンチョルさん。
 あなたは、ケビン・リーの殺人現場を見ましたか?」

「はい、見ました」

「ケビン・リーを殺した男が、女性から封筒を受け取るところを見たそうですが、
 その女性がコ・ヘランですか? 確かに?」

「はい。確かにコ・ヘランさんです」
1333m_20180407143359deb.jpg

「そうですね。
 ではちょっとこの映像をご覧ください。
 ここはどこか分かりますね?」

「私が事件を目撃したところです」

「あの日は雪でしたが、あなたの温室の状況をチェックに外に出たところ、
 男たちの争う声を聞いたとのことでした。
 ではどこでそれを見たのか正確に教えて下さいますか?」

「その門のあたりです」

「分かりました。では二人の男はどこに立っていましたか?」

「あの鉄柱があるところです」

「コ・ヘランの車は門の中だったのでしょうか?」

「あそこです」

「そこは、倒れた男の傍でしたか?
 それとも離れたところに停車していましたか?」

「それはよく覚えていません。
 雪が降っていましたから良く見えませんでした」

「殺人は確かに見たとのことでした。
 しかし、コ・ヘランの顔を確かに見たのですか?
 雪が降って車が良く見えなかったと言うのにですか?」

「見えなかったのではありません。記憶が不確かなのです」

「ええ、そういうことにしましょう。
 人の記憶は時折混乱しますから、それが塗り替えられます」

「異議あり」
(ピョン検事)

「却下します。弁護人は続けて下さい」
1333n_20180407143358c97.jpg

「次の写真をお見せしましょうか?」

「?」

「ここがどこだか分かりますか?
 同じ事件現場です」

「…」

「目撃者が見たと言うその時間の写真です。」

「…、あ…、分かります」

「さあ、では再度質問します。
 二人の男はどこで口論していましたか?」

「…」

「コ・ヘランの車はどこに停車していましたか?!」

「さっき言いましたように鉄柱の傍です」

「鉄柱が見えますか?!」

「それは写真だからです!
 実際ではありません!」

「いいえ、あなたは何も見てはいないのです!
 見えるはずがないからです!」
1333p_2018040714335728f.jpg

「判事!」

「検事は控えて下さい。
 …話を続けて下さい」
(判事)
1344b_20180407144744328.jpg

「建設現場は負債のために閉じられていました。
 そして、灯りはあの2か所だけです。
 しかも、暗い深夜で雪が降っていました。
 見ることはできません!
 それなのに、あの距離から人の顔まで見たとの証言ですね?!」

「…」

「全く意味をなさない証言です。
 二つの灯りがあったにせよ、殺人現場を見たとはいえません!
 しかも、人の顔を見たとは言えません」

「私が嘘を言っているというのですか?」

「それは私が質問したいことです!
 何が目的で偽証するのですか?!」
1344_20180407143356c4f.jpg

「私が撮影した写真なんですよ」
1344a_201804071433556ee.jpg

「あなたはテホン高等学校の校長を引退したとのことでした。
 そうですか?」

「はい」

「テホン高等学校のことは、コ・ヘランのニュースナインで取り上げられました。
 不正入試の疑惑の件です。
 私はそのように記憶していますが、正しいですか?」

「…」

「正しいですか?!」
1344c_20180407144743a89.jpg

「あれは陰謀です。
 何人かの教師たちがニュースナインのために作った話です。
 彼らは私を落とし入れたのです」

「だから、コ・ヘランへの復讐のための偽証だったのですか?」

「あれは小さなミスでしたが、
 コ・ヘランが大きく取り上げて、私を追放したのです」

「…」

「コ・ヘランが始めたのです!
 嘘のニュースを作り上げたのです」
1344cc.jpg

「だから、復讐のための偽証ですか?!
 あなた自身への嘘なのですか?!」

「嘘ではありません。見たままを言ったまでです」
1344aa_201804071447454b1.jpg

「…。裁判長。
 ここに、今傍聴している証人を喚問しても良いですか?」

「異議あり!」
(検事)

「目撃者とコ・ヘランとの関係を明らかにするための証人です」

「誰ですか?」
(判事)

「JBC報道部のチャン・ギュソク局長です」
1344d_201804071447417da.jpg

チャン・ギュソク局長の証言と訴え

「チャン・ギュソク局長は何年局長を務めていますか?」

「今年で8年目です」

「コ・ヘラン被告のニュースは全てご存知ですか?」

「そうです」

「目撃証人のオ・ミンチュルさんをご存知ですか?」

「4年前の不正入試問題で、当時のテホン高等学校の校長先生でした。
 コ・ヘランのニュースの後で、退任しました。
 そして、その後JBCを訴えました。」

「訴訟ですか?
 …、その時の担当弁護士は誰でしたか?」

「カンヨル法律事務所でした。
 たくさんのケースを抱えていましたので、
 慎重に扱わないとJBC報道部が壊滅するところでした」
1344e_20180407144740f61.jpg

「それで結果は?」

「幸いにも、訴訟は中断されました。
 オ・ミンチョルさんの方からの取り下げです。
 コ・ヘランは真実をニュースナインで報道しました。
 法に触れるようなことは何もしませんでした」

「結果を教えて下さい」

「訴訟が取り下げられた後に、シビアな内容の手紙が届きました」

「はい」

「“コ・ヘラン! お前を必ず殺す!”
 そして、“お前はすべてを失う”、
 さらに“お前が死ぬまで、苦しめてやる”、というものです」

「…」
1344f_2018040715001783f.jpg

「とても明確な記憶ですね?」

「今朝、取り出して読み直しました」

「その脅迫状をお持ちですか?」

「必要ならば証拠として提出できます」

「異議あり。 本件の事件とは関係ありません」
(検事)

局長自ら切り返します

「私はそうは思いません」
(局長)

「どういう意味ですか?」
(テウク)

「…。
 カンへ建設の問題がニュース報道された2時間後に、
 コ・ヘランは証拠も提示されることなく逮捕されました。
 さらに、チョン・デハン議員のセックススキャンダルが報道された後に、
 彼女の裁判はファストトラックで通常よりも即座に開始されました。
 そして今は、目撃者証人です。
 コ・ヘランのニュースとの関連があるにせよ、逮捕と即座の裁判と、
 目撃者の出現とはすべてが偶然のことなのでしょうか?
 偶然でないとすれば、誰か高い地位にある人達が作り上げた計画です。
 そうではありませんか?
 そうであれば、この法廷での出来事は、
 すべてがメディアの報道の自由を脅かすものです
 おかげで私の報道部は揺れています。
 判決次第では、強い対応を致します」
1344ff.jpg

「…」
1344g_20180407150015688.jpg

「カムサ~ムニダ、以上です」
(テウク)

「ピョン検事、目撃者には質問がありますか?」
(判事)

「…」
(検事)

「検察からの質問はありますか?」
(判事)

「ありません」
1344h_20180407151901e2f.jpg

「!」
1344k_20180407151900837.jpg

ピョン・ウヒョン検事の事務室

「どうなりますか、検事?」

「どうなると言うのか?!
 なぜ話してくれなかったのか?!
 テホン高校のことをなぜ話してくれなかったのか?
 コ・ヘランのニュースのこともなぜ言わなかったのか?
 私を罠にかけたのか?」

「罠ではありません。
 カンヨル法律事務所のカン代表が…」

「黙れ!」

「…」

「狂ったのか?!
 ここがどこだか分かっているのか?!
 カンヨル法律事務所の名前を簡単に口に出すな」

「…」

「あなたの人生は破滅するぞ!」

(クァク・ギソク記者が録音)
1344m_20180407151859f93.jpg

第2回の公判が終わって

「わ~、偽証だとのコメントがたくさんです。
 コ・ヘランアンカーとメディアが脅迫を受けたと…」

「…」

「ははは、流れが変わりました」

「…」

「わ~、カン・テウク弁護士は最高!」

「最終弁論がありますから、判決までに準備しないといけませんよ」

「I KNOW! 最後の最後までコ・ヘランアンカーを応援します。
 実はあの寒い深夜に撮影に行って、
 シャッターさえも押せないくらいでしたよ~。
 顎でシャッターを押したんですよ」

「コマウォヨ 事務長」

「あ~い、感謝なんて…。
 でも、手助けができて幸せで満足です。
 コーヒータイムにします。
 Have a good TIME~」
1344n_20180407153416855.jpg

「ここまで…、とても感謝しているわ」

「まだ判決は出てはいない。
 我々のガードを固めよう」

「私は心配していないわ。うまくいくわ」
1344nn.jpg

「そうだ…。そうしないといけない」
1344p_2018040715341470f.jpg

にほんブログ村テレビブログ韓国ドラマへ
1週間のランキング@“にほんブログ村”

ここでようやくヘランへの容疑が晴れました
しかし、
真犯人を求めてのカン刑事の追及は執拗です。
タクシー会社で聞き込みを続けていたパク刑事からの連絡

「何時だったか調べたか?」

「日付の記憶は不確かのようですが、雪が多い夜だったそうです。
 “普通の格好ではなかった。身なりが良く、上等な服を着ていました”
 とのことです」

「…」
1344pp.jpg

局長の証言を聞きながら、
このドラマにはJTBCの放送局側としての自負を感じました。
社会正義を貫くという責任を負うためにも、“メディアの発言の自由”は必要。
そして、報道の自由をどこまで認めるのかは、政権側ではなくて、
私たち視聴者(視聴率)が自然と指数を与えるのではないかと思います。
ちなみに、JTBCが総合(ケーブル)テレビとして開局したのは5年前のこと。
その時の開局記念ドラマが『発酵家族』でした(↓)。
http://jumong007.blog133.fc2.com/blog-entry-1034.html

にほんブログ村 テレビブログ 韓国ドラマへ
1週間のランキング@にほんブログ村
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

ユーモン

Author:ユーモン
ドラマは たくさんのことを 教えてくれます

最新記事
最新コメント
王朝用語・脚本家など
ドラマと映画・感想など

openclose