ミスティ 第9話(2) 逮捕の裏側に…

ミスティ 第9話(2) 逮捕の裏側にあった過去の取材
<逮捕後12時間20分経過>
検察庁の取調室
「名前は?」
「…。 コ・ヘランです」
「ケビン・リーの殺害容疑であなたはここにいます。
答えたくないならば、黙秘権を有します」
「…」
「ケビン・リーさんはニュースショーのゲストでしたね?」
「はい」
「ケビン・リーさんは韓国民が知る有名プロゴルファーでした。
簡単にインタビューができた理由を教えて下さい」
「友人のソ・ウンジュの御主人だったので、ウンジュに頼みました」
「ソ・ウンジュさんは高校時代の親友だそうですね。
ではなぜ事件の日の夜にケビン・リーさんと会ったのですか?」
ヘランはバンコックでの盗撮のことを黙っています。
「孤独でしょうか?」
「…」
「カン・テウクはあなたとは別れているとの噂です。
夫婦の間には問題が多かったようですね」
「…」
「そして、ケビン・リーのような人と会った。
好きだったのですか?」
「…」

ピョン検事は下賤な表情で、
「ケビン・リーのような人との出会いはスリリングではなかったのですか?」
「…」
「カン・テウクさんが現れない理由が分かる気がします。
分かっているからでしょうね。
ははは~」
「ちょっと、ピョン・ウヒョン検事。
あなたは今、何をしているのか分かっているのですか?!」
「尋問しています。寝ましたか?」
「やあ! ピョン・ウヒョン!」
「寝たのか?!」
「!」

テウクはカンCEOを待って1時間
「5分だ」
「私はヘランのためにずっと待っていました」
「分かっている」
「どうしたら良いのですか?
どうしたらヘランを釈放できますか?」
「なぜそんなに慌てているのか?
誰もコンタクトは出来ない状況だ」
「…?」
「待つのだ。 時間が来たら彼女は出てくる」
「…」

カンヨル法律事務所から30分前に委嘱されたという弁護士が来て、なにかカバンの中を探しています。
「カンヨルからの人ですか?」
「ええ、依頼を得たばかりでこの事件の内容は知りませんから、
ちょっと外で資料を読む時間を下さい」
「え?!」
「あなたにも時間はたっぷりあるでしょう?」
「…?」

<逮捕後15時間>

JBCにも捜査令状を持った検事たちが入ります。
「コ・ヘラン容疑者の所持品を押収します!
コ・ヘランさん関連の資料も押収します」
「!」

検事がカンへ建設関連の資料を押収します。
見ていたジウォンは、不思議に思ってクァク・ギソク記者にメール
…ニュースルームの捜査で資料が持ち去られたわ。
あなたはカンへ建設のオリジナル資料を持っているわよね?

「編集室を案内して下さい」と言う検察に、ジウォンが自ら「私がご案内します」と…。
ジウォンの態度を不思議に思うチーム長と局長でした。
「?!」

# チャン局長は“カンへ建設問題”のファイルだと気付きます。
機転を利かせて、ギソクはデータをダビング
編集室はどこなのかとしつこい刑事にジウォンは、
「すみません。
さきごろ7階の報道部に異動して来ました」
(時間稼ぎ)
「?」
「うっかりしていました。
もう一度エレベーターにどうぞ」

ダビングを急ぐクァク・ギソク記者

局長が現れて、
「私が案内する」

(ギソク)
「どうしたのですか?」
(検事)
「出て行って下さい」

ヘランとアシスタントのギソクの編集室から資料が押収されます
しかし、カンへ建設に絡んだデータのコピー(USB)はギソクからジウォンへ
ただし、ギソクのカメラに残っていたデータ(ヘランとケビン・リーの映像)は応酬されました。

<逮捕後18時間経過>
局長はジウォンにUSBを求めます。
「さあ、渡してくれ」
「…」
「文句は言わずに黙って手渡せ。早く!」

ユン・ソニ雑誌記者
(彼女はファニル鉄鋼の取材記事のためにJBCを追い出された、ヘランの先輩です)
「カン弁護士は、
本当にヘランがケビン・リーを殺したと疑っているの?」
「…。
よく分かるように説明してください」
「昨日のヘランのニュースだわ。
カンへ建設とファニル鉄鋼のニュースを流したわよね」
「?」
「その1時間後に警察は捜査令状を貰ったわ。
つまり、合せて検査も彼女の資料を全部押収したわ。
なんというタイミングなのでしょうかね?」

「つまり、一つのあのニュースが引き金になったというのですか?」
「彼らがヘランの殺人容疑をでっち上げただけだとは思っていないわ」
「まさかこの時代にこんな日に…、そんなことを…」
「でもテウクさんは時代の証言者となるわよ。
2013年にあのニュースルームから追い出された人がいたわ」
「…」
「その人はここだわ」

テウクの事務所
この夜のニュースナインの担当はハン・ジウォン
…今日の最初のニュースは…。
(ヘランの件やファニル鉄鋼とカンへ建設の件が報道されません)
テウクはユン・ソニから聞かされていたので、その背景を確信したようです
(ユン・ソニ)
「私がこれからを予言しましょうか?」
「…」
「昨夜のニュースナインでは、
コ・ヘランが“カンへ建設とファニル鉄鋼との件を引き続き報道します”と言ったわ。
今夜のニュースでは一言も出ない筈だわよ」
(ハン・ジウォンのニュースナインは終わります)
「…」

テウクはミョンウに電話
「カン・テウクです。
ピョン・ウヒョン検事を調べてください。
リアルタイムで、どこにいるのか、
誰に会ったか、何をしているのかを…」
「了解です」

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ヘランの逮捕の裏には、財界と政界、さらにはメディアと法曹界までを牛耳る黒い霧(ミスト)。
これに気付かされたテウクでした。
カン・ギジュン刑事の直観による“他殺節”までは正解だったと思いますが、
これを曲げて利用する(利用される)ピョン検事には、テウクに対する劣等感が見え隠れします。

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