王は愛する 第39話(上) 解毒剤と玉璽

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(カツラの木:2017.11.01)

王は愛する 第39話(上) 解毒剤と玉璽~ムソクの良心

今は人がいないウン判府事の元の屋敷
駆けつけたウォンとリン。

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まず、リンは縛られたピヨンを見つけます。

「助けて下さい!」

「何があったのか?」

「世子嬪媽媽とサンアガシが…」

「どこなのか?」

「もとのアガシの部屋の中です」

「!」

「これを!」

「?!」

彼がくれた解毒剤です」

「解毒剤?」

「ええ、陽が沈む前までに飲む解毒剤です。
 日没と共に死ぬと聞きました」
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# ムソクは解毒剤をソン・インから盗んでいました。
最後の“つぐない”なのでしょうか?

ウォンがもとのサンの部屋に入ると、そこにタン

「ピングン!」

「…」
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「ピングン! 話をしてくれ!」

「…」

「なぜここに一人でいるのか?」

「…」

「ピングン! タンや!」

「サンアガシが…、
 アガシが私に代わって毒茶を…」

「!」
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「タンは大丈夫だ!」

「アガシは?!」

「俺が…、
 一人で来いとの伝言があった!」

「誰からですか?!」

「ソン・インだ!」

一人で行くというウォンにリンは、

「また影になれというのですか?!」

「サンが毒を飲まされた!」

「解毒剤を貰っています。
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馬車の轍(わだち)を追う二人

…12歳の時に出会った友が、私に世の中を教えてくれた。
そして、また(19歳で)出会ったのが自由な小鳥だった。
どうも私の方が捕らえられていたようだ。
空は大きくて、友は小さいが…。
いったい小鳥はどこにいるのか?

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馬車の中

「8年前、私のオモニの周りでたくさんの人が死んだわ。
 あなたが殺すように命じたのですか?」

「昔のことで、よく覚えてはいない」

「では思い出して下さい。
 私は8年の間、ずっと思っていました。
 どうしたら良かったのかと思っていたわ。
 それなのに“昔のことで覚えていない”ですか?」

「壁を作るための石と粘土が必要だ。
 それぞれの石の名前を覚えていろとでも言うのか?
 それでは家は建てられない」

「は~」

「大小の家を建てることは私の生涯の楽しみだ。
 そのためには人も必要だ。
 そろそろ日が暮れるから、
 世子嬪は血を吐いている頃だろう」

「…」
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「これまで死んだ者たちに次いで、
 いよいよアガシの番が来たようだ」

「楽しそうですね?」

「ああ、楽しい。
 世子の目の前でアガシが死んでいくのを見たい。
 ああ、それとも、
 死か解毒剤かを世子に選んでもらうのも面白い」

「可哀想な人だわ」

「なぜだ?」

「あなたの夢を私が全部壊してあげるわ」
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サンは血を吐きます。

「馬車を止めろ!」

「…」
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元成殿では、王が亡くなったワンビ媽媽の寝台に寄り添っています。
訪ねて来たイ・スンヒュ

「ついに現れたか…。
 私に反抗ばかりして、追放されたあげくに…」

「追放したのになぜ呼んだのですか?」

「そうであっても、私を理解させるまで、
 何度も来るべきだった」

「そんなに簡単に言わないで下さい。
 いつもおべっかの取り巻きが好きでしたよね?!」

「こいつめ!」

「…」

「ウォンソン(元成)が死んだ。
 ワンビは、私が寝ている時に死んだ…」
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「目が覚めた後は、
 この元成殿にずっといらしたそうですね?」

「目が覚めたら、すべてが終わっていた。
 何もできなかった…。
 奴らは彼女の顔さえも見させてくれなかった。
 私が彼女の死の原因だ。
 私が彼女と結婚して夫になったからか…」

「チョナこそ、死にそうなご病気だったではないですか?
 そう聞いています」

「他には何を聞いたのか?」

「チュサンチョナが元に反対する集団を作って
 密かにワンビ媽媽を殺したと聞きました。
 元成公主がチョナに反対したからだったとのことです」

「なぜ? なぜ私が?!

「国境地帯の軍には戦争の準備をするようにと、
 王命を持った使者を派遣したとも聞きました」

「いったいどこで、誰からそんな話を聞いたのか?!」

「元からの使節が参ります。
 このままだと、これまでの両国の誓約が破棄されて、
 倭国に向かう予定の軍と組織が高麗を征服して、
 高麗は属国になってしまいます(#)。
 元からの使節は、私にその組織の長を任せるためです。
 私には両国の精神的な支柱になって欲しいということでしょう」

「イ・スンヒュ! お前は! 
 この国を私から取り上げるためにここに来たのか?!」

「もしも、そうなると私の寿命は15年も縮まります。
 しかし、
 私の寿命が縮まるのはまったく無駄なことです。
 ですから、チョナ…。
 チョナにはこの国の救世主になって貰いたいのです

# イ・スンヒュ師匠が言うように、冊封国は“属国”ではなく、独立国家としての主権が認められていました。

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サンがタンの代わりに毒茶を飲んだことを知ったソン・イン

「どうも計画通りにはならなかったようだわね!
 面白いわ…」
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「…。ムソク! 
 解毒剤はどこだ?!」
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「私が持ち出しました」

「戻せ!」

「もう彼女に渡しました」

「何だと?!」

金印を頂きたいと思いましたが、
 機会を失したので、代わりに解毒剤を頂きました」

「!」

「高麗王の金印を下さい」
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(このシーンつづく)

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ソン・インだけでなく、ムソクも“毒茶を飲んだのはタン”の方だと思っていました。
そこで、ムソクはピヨンに、世子嬪のために解毒剤を渡した。
ムソクの良心が目を覚ましたようです。

ところで金印という言葉が出ましたが、当時の国王の印はフビライ・ハンからの賜り物です。
忠烈王は1278年の即位4年後に金印を貰っています。
また、このドラマの現在時点は1296年で、前年にフビライ・ハンは亡くなっています

なお、ソン・ジナ作家は『信義』の際には、金印ではなく玉璽(ぎょくじ:オクセ)という言葉を使っていました。

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