王は愛する 第37話(下) 友への手紙

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(色づくナナカマド:2017.10.31)

王は愛する 第37話(下) リンからの手紙

リンのことが心配で金華亭に来たウォン

「俺がリンを切って殺すところだった」

「傷は浅いわ。
 わざと深くは切らなかったようだわね」

「8年前、俺も盗賊たちのことを見ていた。
 早くに役所に連絡しておけば、
 お前のオモニは死なずに済んだかもしれない」

「いつかは起きたことかもしれない。
 世子は悪くはなかったわ。
 むしろ問題は、
 世子が師匠を訪ねて来た時に私に声をかけて、
 次に、
 開京に来る時にはここに寄るようにと言ったことだわ。
 3点目は私を友達にしたことだわ」

「それで?」

「私の心は開いたわ。
 あの時までずっと固く閉じていたのに…」

「…」

「ここに座ってよ」

「嫌だ」

「どうして?」

「嫌だからだ」
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サンは手紙とリストを渡します。

「何だ?」

「ワン・リンが友達宛てに書いた親書だわ」
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「話がある時は顔を合わせて、口頭で伝えるものだ」

「ではもう必要ないでしょうね!」
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「おいおい!ちょっと!」

「…」

「…」
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「…」

「…」
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ボヨンが切られてからは、自責の念なのか、悲しさなのか、それとも未練なのか…
復讐しか念頭にないソン・イン

「王を作る替りに、尊敬するだけにして、
 あなたが王になれば良いと言ったよな…」

「…」

「だから、まだ未熟だと言った」

「…」

「王になるということは、
 この世の全てに勝たないといけない。
 しかし、王を作るということは、
 ただ王だけに勝てばよいのだ…」
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独り言が多くなるソン・インの態度を見て、いぶかるソン・バンヨン
イ・スンヒュ師匠を訪ねます。

「お休みですか?」

「ワン・リン監察を世子が切ったと聞きました」

「監禁されているのになぜ知っているのですか?
 誰からの情報ですか?」

「耳が良いからです」

「世子は、王の周囲の者を全部まとめて何とか処分しようとしているように思えますが…」

「そうしてどうなるのでしょうか?」

「どうも大きな恨みを持っているようで…」

「彼の女だったム妃を世子が殺したからでしょうね?」

「わ~、何でもご存知で…」

「耳が良いからで…」

「“世子の周囲の者を世子の目の前で殺す”と言い始めているのですよ」
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どちらに味方すれば良い物かと相談

「王は誰でも構いません。
 今持っている財産の全てと、将来も増やすことだけですからね」

「あ~」

「先生のような学者は資産ではなくて、
 目には見えない名誉ですよね?
 でも我々の欲望というものは一緒ですよね?」

「…」
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リンからの手紙

…世子チョハ
私が最初にお断りしておきたいことは、
議論したいのではなく、
私の説明を理解して欲しいということです。
手紙に付記した者たちの名簿は、
影で権力を持つ者たちで、
チュサンチョナの味方でもありません。
ただ、高麗での勢力を維持したい者たちです。

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…自らの私利私欲のためには、
お仕えする者は誰であっても構わないのです。
ただ、操りたいだけです。
世子チョハは賢い方ですから分かると思いますが、
彼らは世子に対して、
“混血”という理屈を持ち出して、
思い通りにならない世子に反対しているのです。

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…世子が成人してからは、
いつでもお世継ぎになることができるので、
私のような簡単に操れるものを王座に就けたいと思っているのです。
私がこうしてかろうじて生きていることができるのは、
世子の対抗勢力としての価値があるとして利用されているだけです。
私はいつまでも護衛として御傍で仕えることに誇りを持っています。

「…」

…しかし、私は世子の心にいる女性を愛してしまいました。
愛すれば愛するほどに、恋慕の心で絶望するほどに苦しくなりました。
自分を失ってしまった今は、死に値します。
しかし、もしも生き永らえることができるならば、
私はどこか遠くで暮らしていきたいと思います。
忠臣、友達も、ここまでにしたいと思います。

「…」
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リンの容態

サンは御医から痛み止めを飲ませているから寝ているだけだと聞いて、
「もう大丈夫だということだから、
 私は必要ないと思うわ。
 でも悲しい…」

「…」

「こんなだったかしら…。
 覚えておかないといけないわ」
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「…」
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朝になって

リンの方が先に目を覚まします。

「夢だろうか…?」
そしてまた眠りに…。

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起き上がった時にはサンはいません。

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朝に招集した堂上での会議

「世子チョハ!」

「朝早くからの会議にもかかわらず、
 皆が集まったようだな」

「…」

「まず、これから読み上げるのは、
 問題の名前の者との関係者のことだ」
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「さあ始めよう!」と、全員を逮捕

「誰の名も口外しはならない。
 この件は秘密裏に宮中外には出さずに、
 すぐに投獄しろ」

「!」

「ただし、
 “世子は朝から晩まで家臣と飲んでばかりだ、
 大変なことだ”という噂は流しても構わない」
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そして、長い眠りから忠烈王が目覚めます

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1295年、ウォンは忠烈王に代わって政治を代行しました(史実)。
高麗の王たちの後期の歴史では、王が元を訪問するために国を空ける際には、国の統治者として世子を代行させていたようです。
ドラマでも、“代行をさせる”という元の皇帝フビライ・ハンからの指示が使節団を通じてありました。

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