王は愛する 第33話(上) サンへの思い

3211aaa.jpg
(シャクヤクと母子)

王は愛する 第33話(上) サンへの思い~表に出たワン・リン

…オモニはシャクヤクの花が好きだった。
めったに笑顔を見せなかったが、シャクヤクを見ると微笑んだ。

3311_20171014145534b6a.jpg

…ある時、シャクヤクを見ながら泣いていた。
なぜかと聞くと、
“知らなければ良かった。好きにならない方が良かったようだわ”と…。

3311aa.jpg

…オモニの言葉が心の中に残って、
いつの間にか棘になっている。
忘れていても、また心の中で私を刺してくる。

3311a_20171014145533615.jpg

…綺麗な花を好きになるのは当然だ。
愛をくれるからだ。
しかし、いずれ忘れないといけなくなる。
だから背を向けようと努力すること、
それが賢いと思うようになった。

3311b_20171014145531f09.jpg

…私が間違っていたのだ。

結婚式の準備ができました。

「…」

「…」
3311c_2017101414552947d.jpg
# 朝鮮王朝時代の礼服を注記しています。

宮殿に帰った忠烈王

「元気か?」

「チョナこそ、良くないようですね?」

「私にそう言うが、お前も元気ではなさそうだな」
3311d_20171014150045e36.jpg

ワンビはオク・ボヨンに向かって
「あなたはここにいるべき人ではありません。
 帰りなさい

「…」

王はボヨンに、
「彼女が怒ると、お前は危険に晒されるぞ。
 早く逃げ出すのだ

「…」

「どうだ?これで満足か?」

「私はこれまで小さなことで満足してきました。
 ご存知ないでしょうね」

「ふん…」

「…」
3311e_20171014150043338.jpg

タンヘの父親の言葉

「朝から夕まで、言動には注意するように。
 欠点を探す者たちがいるからだ」

「…」
3311f_201710141500422b1.jpg

結婚式が始まりました

「二人はお辞儀をして下さい…」

「…」

「水鳥を両側に置いて下さい」

「…」
3311g_201710141500407e6.jpg

新郎新婦の挨拶を待つ忠烈王と元成公主(シュトルク=ケルミシュ)

「この国のしきたりにある、
 鴨の夫婦とは生涯の友ということでしたね」

鴨(キロギ)は列を成して飛ぶ。
 先頭の声で後の鳥たちが従い、仲間を得ると分かれることはない。
 それが信頼関係だ。
 私が学んだことだ…」

「覚えていたのですか?」

「姫が、
 “なぜ鴨が初夜の寝室にあるのですか?”
 と聞いたからだ」

「そうでしたね。 チョナの返事でした。
 何にでもご返事がありました」

「ふふふ…。 
 誠の言葉で、儀礼ではなかった。
 なぜ、顔色が悪いのか?」

「息子と新婦が挨拶に参ります。
 なぜこんなに護衛が多いのですか?」

「ふふふ…、生きるためだ。
 寿命は長くなさそうだが、できる限り生きていたい」

「…」

「ははは~」
3311h_20171014150039143.jpg

挨拶に向かう途中でウォンは“冕服冠(ミョンリュウカン)”を脱ぎ、
「俺は何かと忙しくて、初夜の酒を交わす時間がない」

「どこに行くのですか?」

「そのうちに寝所にいくから、とりあえずここまでにしたい」

「そんなことはいけません」

「なぜいけないのか?」

「チュサンチョナとワンビ媽媽がお待ちです。
 婚儀を終えた報告と、
 私たちの礼を尽くさないといけないからです」

「彼らは久しぶりに会ったばかりで、
 我々に話しかけることもないだろうから、
 その心配は不要だ」
3311k_2017101415003800c.jpg

東宮殿に戻るウォン

途中リンに出会い、
「なぜお前はここにいるのか?
 妹の婚儀にはいなかったから、どこかに行ったと思っていた」

「話があります」

「ワン・リン監察。
 任命されたのはいつだったのか?
 全羅道にいるはずだが…?」

「他の者を任命して下さい」

「世子の道に立ふさがるつもりか?」

「重要なことだからです」

「連れ出されたいのか?」
3311m_20171014174435e79.jpg

東宮殿

「私たちは許可を求めに来ました。
 サンアガシと私は結婚します」

「…」

「既に両家の許諾を得ています」

「ウン判府事が亡くなったばかりだ」

「喪が明けたら結婚します」

「不可能だ」
3311n_20171014174434c94.jpg

「お許しを下さい。
 世子嬪を得て、
 次がワン・リン夫婦の婚儀ということで、周囲の噂も消えます」

「ふん…、“ワン・リン夫婦”か…?」

「噂をご存知ですか?」

「お前のことは解っている。
 お前も理解すべきだ」

「世子チョハが殺人を犯したとの噂のことなのですよ!
 女性とその資産を得るための犯罪だと言われています」

「それだけがここに入ってきた言い訳なのか?
 ウン・サンとの結婚が俺のためだと言うのか?」

「アガシのこと! 手放して下さい!」

「…。
 ウン・サンには財務大臣を引き受けてもらう。
 したがって、俺の傍で王命に従ってもらう」

「!」

「私の忠臣になって貰うから、どこにも行かない」

「彼女を鳥籠にいれるつもりですか?!」

「…」

「鳥籠を傍に置いて、水と餌を与えるのですか?」

「…」

「それがお楽しみなのですか?」

「お前は、俺がお前のためにどれだけ犠牲になったのか解っているのか?
 俺がお前のためにどれほどのことを諦めたのか知っているのか?」

「判府事を誰が殺したのですか?!」

「お前は俺の背を刺すつもりか?」

「ワンビ媽媽でしょうか?」

「お前はそれを知って何が欲しいのか?
 ウン・サンが欲しいのか?
 それとも俺の地位なのか?」
3311p_201710141744329e2.jpg

「いったい、何を言い出すのですか?!」

「お前は自分の任務を忘れて、
 チュサンチョナと一晩過ごしていた。
 アボジだけでなく、その屋敷には、
 お前と私の義兄に当たるカンヤン(江陽)君もいたそうだ」

「…」

「いったい何を企んでいたのか?」

「…」

「もしも望んでいるともっと早くに言ってくれていたら、
 世子の座はすぐにでも差し出した。
 お前のことを信頼していたからだ」

「…。
 私が何と言おうとも…」

「もう遅い!」
3311pp_20171014174431625.jpg

「サンアガシを連れ出します」

「不可能だと言ったはずだ」

「どうか許して下さい。
 背くことはしたくないのです」

「護衛!
 この男は王命に反して職務を投げ出して、
 元成殿の噂を流した。
 口を閉じるように、投獄して、
 処罰が決まる時まで待たせろ!」

「!」
3312_20171014174430753.jpg

勝手に両親への挨拶を無視したウォン
(# 孤立して可哀想な世子嬪のタンです)

「なるほど…。
 もう私は息子の父親でも王でもないということか…」

「…」

「結局は自分の旗色をみせたのだな」

「…」

「ようやくすべてが明快になった…」

「…」

「世子嬪も注意しなさい」

「え?!」

「生きていられるように、最善を尽くしなさい。
 ふふふふ…」
3312a_20171014175832eb3.jpg

「3番目の兄さんは婚儀に出席したの?」

「参列できませんでした」

「宮中にはいるようですね」

「ええ、会いましたが、すぐに出るそうで…」

「…」
3312c_20171014175830fd6.jpg

にほんブログ村テレビブログ韓国ドラマへ
1週間のランキング@「にほんブログ村」

婚礼の際の王室の衣装について、次をご参考にして下さい。
以下のサイトは、韓国観光公社の企画に(ボランティアで)参加していた頃の投稿記事です。

(王朝期代の大礼服)
https://minnakorea.jp/blog/20160326-365.html
(宮中の女性の衣装)
https://minnakorea.jp/blog/post344.html

にほんブログ村 テレビブログ 韓国ドラマへ
1週間のランキング@「にほんブログ村」
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

王朝用語・脚本家など
ドラマと映画・感想など

openclose