王は愛する 第31話(下) 疑惑の種

aki sky2
(今週は雨:先週の秋の空)

王は愛する 第31話(下) 撒かれた疑惑の種

夕暮れになって

「地面からの冷気さえ遮断できれば大丈夫です」

「それは酒だわね」

「ええ、よく眠れるようにと持って来ました」
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「アボジ…、埋葬まで付き合えなくてごめんなさい。
 これはリン監察が持って来てくれたお酒だわ。
 あまり良い物ではないけど、一杯飲んで下さい」

「海に到着したらアボジが用意してくれた船に乗るわ。
 港までの旅はリン監察が守ってくれるから…。
 頼りになる人だわ」
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「本当にそう思っていますか?」

「え?」

「港までだけですか?」

「ええ、付き合ってくれて、
 お酒まで用意してくれて感謝しているわ」
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「違いますよ。
 港まででなくて、船にも同行するつもりです」

「…」

「どこまでも一緒に行くつもりです。
 これからはずっと一緒にいるつもりです」

「…」

「それが判府事オルシンの遺志だったことを知らなかったのですか?」

「…」

「何か他のことを考えていますか?」

「…」

「世子チョハのことですか?」
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タンとウォン

「泣いているのか?」

「いいえ」

「ではお付きの尚宮が原因か?」

「違います」

「では宮中が怖いのか?」

「いいえ」

「誰だって初めてのところでの最初の夜は怖い。
 俺は長いことここにいるが、それでも毎晩怖い」

「…」

「ここは怖い所さ」

「大丈夫です。
 毎日、お式の準備で忙しくしています。
 何人もの人が衣服を縫っていますから、
 私も寝てはいられません。
 寸法を合わせたり、試着させられたりです」

「式を急がせてすまない」

「急いで頂いて感謝しています」

「全てを簡素にしたいと思っているから、
 他国からの使者も来ない。
 披露宴にも提灯の数は減らした」

「手を取って貰って、
 “貢女”から救って頂いただけでも嬉しい思いです」

「どうしてそんな態度なのか?
 突然、世子嬪になるのが怖くなったか?」

「いいえ、これだけで十分ですから、
 これ以上の欲心を持つことは罪です」

「そうか…。悪くないな」
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「一つ質問させて下さい」

「…」

「私はやはり“第一”ではありませんか?
 これからもずっとそうなのですか?」

「…」

「それとも、こんなことを聞いてはいけませんか?」

「チン・グァン、俺には付いて来るな。
 これからは彼女が怖くないように、
 世子嬪媽媽のお供をするのだ。
 よく眠れるように…」

「…」

「御命お受けしました」
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こちらも夜

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しかし、ムセクたちが近づいています。
(ウィもようやく追いつきました)
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朝になって魚とりですが…

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ムセクたちが追いつきました。

「待てと言ったはずだ。
 なぜ待たなかったのか?」

「…。待っても戻らないと思ったからだ」

「二人は何のことを話しているの?」
(サン)

「何をしたいのか?」

「ただ、あなたを連れてくるように命じられている」

「断ったら?!」

「あなたを連れ出した人を切ります」
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「先に逃げ出せますか?」

「一緒に闘いましょう」

「いいえ、どこでもいつでも後を追いますから、
 先に逃げて下さい」
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「分かった一緒に行こう」

「…」

「一緒に行くから…、
 彼女が安全にここを出ることができれば、
 同行する」

「…」
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チャン・ウィがそこを見ていました。
先にその場を離れたサンに、“世子からの手紙”だと手渡します。

「リン監察が危ないから救いに行きましょ!」と言うサンに、

「いいえ、連れられるのではなくて、
 リン監察が引き連れて戻るようです」

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「世子チョハからの命令です。
 どうぞ読んで下さい」

「…」

「お答次第で、私が一緒に帰ります」
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(封書には銀細工のモッコリが入っていました)

東宮殿にイ・スンヒュ師匠が将軍を連れて入って来ます。

「どうしてここに?
 私が守ると言いましたが、お断りでしょうか?」
(ウォン)

「…」

「あ~、結婚式のことですか?
 チャンスや、まず席を準備しなさい」

「世子チョハ。
 責任者の一人をお許しになりましたね?」

「私を叱りに来たのですか?」

「その必要はなかったからです」
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王室の印が押された穀物袋が発見されましたが、
「備蓄用の穀物倉庫を調べたところ、
 あれは昨年からの穀物で冬からの物でした。
 それに、
 御印はまだ乾いてもいませんでした」
(将軍)

「判府事が宮中に来た途端に亡くなりましたが、
 同じ時に宮中で亡くなった者がいました。
 元成殿に仕える女官が死んでいました」
(スンヒュ)

「…」

「首を吊った自殺だと聞きましたが、
 再検査したら、先に毒殺されていたことが判明しました。
 その後に、
 穀物が判府事と大法官の倉庫にあるとの矢文が軍に届いたわけです」

「それで?」

「すべては元成殿から始まっています。
 どのようにお考えですか?」

「チャンスや。
 師匠は遠くからのお出ましで、お疲れのようだ」

「これは王になる人への私の諫めの言葉ですが…」
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「…」
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一話が30分だからでしょうか?
30分ごとにまとめようとする演出のためなのか、これまでのドラマ以上に展開のテンポが速いなと感じます。

ソン・インが撒き散らす“邪悪の種”の発芽のスピードも速く感じます。
中宮殿でのウン・ヨンベクと女官の死が、あらぬところで仲間たちの心に疑惑を生んでいるようです。
ソン・インの分断作戦が成功したとも言えるのですが、ここは潔白であるワンビ媽媽に一汗かいて欲しいものです。
(穀物袋の問題は拙速な行動が墓穴を掘ったと思いますが…)

ただ、私も、サンとリンの逃亡については無責任だと思って見ていました。
ウォンが困っていると、解っているはずだからです。
壊れかけた友情を取り戻して欲しいです。

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