王は愛する 第29話(下) 愚かすぎる陰謀

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(先週のうろこ雲)

王は愛する 第29話(下) 愚かなソン・インの陰謀

サンは中宮殿に“天血”があったので、当然ワンビ媽媽を疑います

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「あえて私を中傷しようとするのですか?」
(ワンビ)

「あの薬はアボジがいつも携帯しているものです」

「静かに!
 話があればまず私に話しなさい」
(ウォン)

「私に当てこすりをするのですか?」
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サンを制するフラタイ

「何をするのか?!
 彼女の父親が亡くなったばかりだぞ!」

「アボジは元気だわ! この薬を飲めば…!」

「サンや」

「!」

「私が行った時には、もう既に亡くなっていたのだ」
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「ワンビ媽媽はウン家の財産を欲している。おそらく、何としてでも手に入れるだろう」とのソン・インの言葉で、走るリンは出入り禁止を無視
「すまない」と強行突破します。

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東宮殿

「なぜお前がここに?」

「サンアガシはどこですか?」

「お前の立場が分かっているのか?」

「判府事オルシンは?!」

「…」

「どこにいるのですか?」

「…、亡くなった。 持病だ」

「アガシは?!
 元成殿なのですか?
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「俺が面倒みる」

「リンを誰にも気付かれないように外に連れ出せ」

「!」

「俺が王命でお前を救ったというのに、
 俺の話が聞けないのか?!」

「…」

「お前と親しい俺はどうなると思うのか?
 王命に従わないと、他の者が許してくれなくなる!」

「判府事オルシンはなぜ亡くなったのですか?」

「持病があることは知っていただろう?」

「一人だけだったのですか?」

「なぜ詰問するのか?」

「他には誰も傍にいなかったのですか?
 ワンビ媽媽の指示で控室に連れて行ったのは誰ですか?」

「何を言い出すのか?」

「お茶には毒薬が入っていなかったのですか?」

「いったい何を言い出すのか?!
 オモニに当てこすりするのか?!」

「判府事とサンアガシには俺が仕えます!」

「俺が面倒みると言ったはずだ」

「信用できない!」

「いったい誰のことを信じられないというのか?!」

ウォンはリンに一発

「これ以上、彼女を宮中に置いておくことはできない!」

「リンや…」

「あの人は俺が面倒をみる!」
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リンは大監の遺体の傍に

「アボジが常備薬を飲めないわ」

「…」

「もう息ができないわ…」

「…」

「身体が冷たくなって…、アボジは…」

「…」

「家に帰ります。
 アボジと一緒に家に帰りたいわ」
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「…。駕籠を準備しろ」

「はい、チョハ」

「リンは命令に背いたが、
 私の命令で判府事をお連れするために来てもらったことにする」
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チョ尚宮

「あの薬は初めて目にしました。
 サンお嬢様が見つけるまで、
 私には何のことかも知りませんでした」
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チェ・セヨン

「私は御命によりアガシをお連れしただけで、
 何も知りません」

「何が欲しいのか?」

「私は何も知りません」

「いったい何が欲しいのか?!」

「媽媽…」
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「本当に判府事は死んだのですか?」

「ええ、遺体は屋敷に帰りました」

「暗殺なのか?」

「死因などを医者が調べていましたが、
 お嬢様が制止しました」

「私の中宮殿で人が死んだのだ…」

「ええ、どうしましょうか?
 官僚たちの噂になっています」

「私が先に財産は頂きますからね!」
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ソン・イン

「まずは世子を孤立させることでした」

「ワンビと世子を引き離すことは簡単ではない。
 繋がりは深い」

「その難しさを何とかやり遂げないといけません」

「その後はどうなるのか?
 世子の仕事振りには世間が評価している。
 馬鹿な兵士たちや、
 取り巻きの官僚たちも褒めている」

「褒めちぎっているということは、
 期待が大き過ぎるということにもなります。
 大きな期待ほど、逆になれば落胆も大きくなります。
 世間に背を向けさせるのは簡単です」

「では世子はどうなるのか?」

「最期には、世子の親友と恋人も背を向けるでしょう。
 そうなると世子の底が見えてきます。
 そして、自滅する筈です」

「なるほど…」

「チュサンチョナはどうですか?」

「ははは、これまでになく、静かで優しい。
 オク・ボヨンの薬は何とも怪しい香りだ。
 あ~、今はム妃と呼ぶのだった…」
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先に動きを見せたのは女官でした。
待合室から香炉を持ち出そうとします
しかし、ウォンが動きを待っていました。

「最初からこれが気になっていた。
 この香炉は元成殿では使用されていない物だ」

「…」

「オマ媽媽はお香にうるさい人だからだ」

「私は何も知りません。
 この部屋を片付けるようにと指示を受けただけです」

「真夜中に密かにか…?
 取り調べろ。
 香炉を待たせている御医に渡してくれ」
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「これはジャコウとチンギョン草などから作られた刺激のある香です」

「薬草なのか?」

「この国には原生しない薬草です」

「心臓に持病がある者にとって、どんな作用があるのか?」

「非常に危険で、呼吸と循環系に悪影響を与えます」

「あの女官はワンビ媽媽の命令だと自白しました」
(チン・グァン)

「…」
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お通夜と葬儀の準備

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「ゆっくりと深く息を吸って…」

「…」
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「…」
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“王妃と世子(ウォン)が共犯で殺人を犯した”ということで、
世子の廃位”もフビライにも言い訳ができると考えたソン・インでしょう。
しかし、この陰謀も考えが浅く、早計だと思います。
しかも、オク・ボヨンには王にも毒薬を投じさせています。

世子の座をリンに譲らせて、王も死ねばリンが高麗の王になるということになりますが、
ありえない話ですね。
”元”のフビライ・ハンからの冊封(許可)を受けるのは難しい。
まずは元からの大調査団が派遣されるでしょう。
フビライ・ハンのパワーとヘゲモニー(冊封制度)の深意を知らずして、
ドメスティックな陰謀を進めると、韓半島全体が“元”に乗っ取られる危険がある。

忠烈王が元との関係に気づかったという点も疎かになっているので、
私は小説(原作)の設定にやや疑問を持っています。
ただし、ソン・ジナ作家の脚本の魅力、セリフの魅力はいつもながらです。
惹かれます。

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