王は愛する 第28話(上) 傍で仕える…

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# ストック(木の幹の意味)という名前の花です。

王は愛する 第28話(上) 傍で仕える…?

胸の痛みが続くウン大監(判府事のウン・ヨンベク)

「ナウリ、大法官の3男息子が来ていますが、
 追い返しますか?」

リンは土下座して謝ります。

「私たちの家族が、
 判府事のご家族には許されない罪を犯しました」

「この国の王室は、
 あなたの家族は無実だとの結論を出しました」

「いいえ、罪を犯しました」
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「罪を?…、それはあなたではない」

「…」

「娘にとっては衝撃が大きいことになって、
 不本意でもあるでしょう。
 娘に会いますか?」
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サンの部屋の外から、
「サンお嬢様。
 お陰で我々の家族は生き永らえることができました。
 いかに感謝すれば良いものか分かりません。
 許しを乞うつもりはありません。
 ただ、ワンビ媽媽が証言の前にあなたを呼んだことで心配しています」

サンは後ろに来ていました。

「…」

「ワンビ媽媽の言い付けに反したということになりますよね」

「…」

「きっとワンビ媽媽には嫌われることになるかと…」

「…」

「私は何としてもお守りしたいと思います。
 私は去りますが…」
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「どこに行くのかしら?」

「!」

「なぜなの?」

「全羅道の検察官として赴任します」

「いつなの?」

「たぶんすぐに…」

「気を付けて…」

サンはほとんど無視しようとしますが、リンはサンの腕を掴んで

「大丈夫なのですか?」

「いいえ」

「病気にならないように…」
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「…。
 あなたは悪いことは一切してはいないわ。
 あなたはいつも私を抱き留めて、
 私が逮捕されるとすぐに傍にいたわ」

「…」

「泣いていると傍で待っていてくれたわ」

「…」

「それで…、オモニが亡くなった日は、
 私は馬車の中で家に帰る途中だった。
 私はオモニを抱きしめていたけど、とても冷たくなってしまったわ」

「…」

「それが忘れられないのよ」

「…」

「だからだと思う。
 私はあなたの傍に近寄れない…。
 何もなかった振りは出来ないから…」

「ええ」

二人の会話を聞いていたウン大監と執事のコ・ヒョンは深いため息をつくしかありませんでした。

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さて、東宮殿から王宮に移ったウォン

「まずは、官僚たちの腐敗を調べあげよう。
 一気に2から3品階に亘って昇進した者たちのことだ。
 単に幸運だったというだけで、全く能力とは関係ないからだ。
 人間関係も調べてくれ」

チン・グァン

「ワン・リン監察がウン・ヨンベク大監の屋敷を訪れました。
 おそらくお詫びのためだと思います」
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チャン・ウィと内官

「武器を調べていますが、どれも古くて使い物になりません」

「…」

「ウン大監は娘さんと共に、奥様の墓参りに出かけられました」

「…」

「リン監察は全羅道に異動させられますが、
 年に一度はお会いすることができます。
 ワンビ媽媽のご配慮です」
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ウォンとリン

「覚えているか?
 俺たちが野犬に追われた時のことだ。
 木に登って逃れた」

「3匹がしつこかった。
 それで、世子は木の上で寝てしまった。
 何とも度胸がある人だと思ったんです」

「お前が俺のことを、
 護衛が来るまで傍で支えてくれていたからだ」

「ところで、なぜ護衛の目を盗んで外出しようとしたのですか?」

「お前と一緒だからだ。 いつも一緒だった」

「…」

「考えてみれば、お前の人生は、
 俺に出会ってから複雑になってしまったようだ」

「…」

「行きたいところには行けず、食べたい物を食べられず、
 会いたい人にも会えない…」

「…」

「いつもお前が、俺のことを最優先にしているからだ。
 それに、オモニはお前のことを殺したいくらいな冷たい目で見ている。
 俺も実は怖いと思っている」

「ええ、何度か死を覚悟しましたよ」

「すぐにでもお前のことを手放す必要があるようだな…。
 その方が気楽な暮らしができるかもしれない。
 馬で駈けまわったり、矢を射たりと、
 お前の得意なことができるからな。
 それに好きな人を好きになれる」
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「いいえ、世子と一緒が嫌ならば、
 もうとっくに力ずくで逃げ出していたでしょう」

「赴任する気がないなら、俺がオマ媽媽に…」

「いいえ、赴任します」

「馬鹿な奴だ…」

「高麗の各地を歩いて、見聞を広げてきます。
 必要ならば報告します」

「では、俺が木に登って野犬から逃げる時には誰が支援してくれるのか?」

「…」

「もう今は子供ではない。
 ソファのオモニが死んだことには、
 俺にも責任があるということを誰が隠し通すことができるのだろうか?」

「忘れて下さい」

「いいや、俺はたくさんの人が死ぬところを目撃したんだ。
 そんな事実をソファが知ったらどういうことになるのだろうか…」

「忘れて下さい。
 サニアガシも、忘れて新しい一歩を踏み出そうとしています」

「…」

「お願いします、チョハ」
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墓参り
(墓は東海岸の束草:ソクチョでした)

「ごめんなさい、オモニ…、
ごめんなさい…」

「ナウリ、見て下さい!」
(コ・ヒョン)

「…」
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やって来たのはグァンとウィを連れたウォン

「…」
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サンとリン

「美しい丘に墓があったのだな」

「ええ、母はこの湖が見える場所が好きだったのです」

「俺もだ。
 これからここを好きになることに決めた。
 時々一緒に来てみよう」

「…」

「俺が好きだからだ」

「忙しくはないのですか?
 わざわざここまでやって来て…?」

「会いたかったからだ」

「なぜ?」

「“なぜ”と聞くのか?」

「…」
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「師匠が俺を助けるためにお前を遣わせた。
 そして、お前は消えた。
 ここに俺を来るようにした上で、
 “なぜ”だと聞くのか?」

「あ~」

「アイゴ…」

「オモニに伝えたら、すぐに戻るつもりだわ」

「俺にも話があった」

「…」

「ウン・サン。
 これからは俺の傍で仕えてくれ」

「チョハ…」

「何が何でもだ。
 もしも官位が欲しければあげるし、
 友達でいたかったら友達のように振る舞うつもりだ。
 これを断れば、罠にでもかけて、監禁する」

「…」
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「師匠は私に一つの役目を与えたわ。
 チョハを助ける第一の段階は…」

「リンが去る」

「聞きました」

「止めることができなかった」

「ええ」

「だから、お前まで失いたくはない」

「…」

「良き世子、良き王になるのも良いが、
 一方ではこの世が無意味になるんだ」

「チョハ…」

「遠くには離れないようにして、これからは待っているつもりだ」

「…」

「お前が俺のことを見てくれるまで…」

「…」

「俺は気性が荒い方だが、気長に待つつもりだ」

「…」

「お前が振り返った時には、
 俺が傍にいるようにしたい
」(#)
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# 懐かしいセリフです。

ドラマ『プランダン(不汗党)』(2008年)でのセリフです。
後ろを歩くとか、離れて愛するのではなくて、これからは積極的に愛して生きていくという決心の言葉でした。

「あの人を手放したら、これから生きていく自信がないの」と言っていたダルヒ。
ダルヒは、オジュンに、
「私が振り返った時に、あなたはいなくてもいい。
 振り返った時、私が後にいるわ。
 あなたが振り返るたびに傍にいてあげる…」

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(ダルヒ:イ・ダヘとオジュン:チャン・ヒョク)

同じくシングルマザーの秘めた愛のドラマに、『ストック(~君に贈る花言葉)』(2001年)。
ストックとは“木の幹”の意味で、花ではない…。
“秘めた愛”とか“思いやり”が花言葉だそうです。

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