王は愛する 第26話(下) 蝶の家紋

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(日比谷公園での披露宴:2017.09.24)

王は愛する 第26話(下) 蝶の家紋~暴かれた8年前の事件

ウォンとリンとサンの3人だけでなく、王妃との関係も分断させる算段のソン・インと部下のムセク

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妓楼で酔いつぶれるチョン(ワン・ジョン)

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元成殿の内官(チェ・セヨン)

「(ワン一家には)欠点があります」

「世子嬪が選ばれる家柄だから、欠点はないと思うが…?」

「不思議な噂を聞きました」

「噂だけでは不十分だわ」

「いいえ、目撃者も証拠も集めました」
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集めた貴族や学士などの資料の中から、これからの政権人事を考えるウォンとサン

「キム・ドヒョンはどうなのか?」

「2~3年に一度、土地を得ています。
 どこだったかに税金の記録が…」

「左の資料の山の中の3番目だ…」

「資料は全部覚えているのですか?」
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「墨だ…、墨が滴っている」

「あ!」

「アイゴ~」

「どうも寝不足で…」

「どこに行くのか?」

「女性が席を立つときは、聞くものではありません」
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リンが来て
「どこに行くのですか?」

「外にちょっと…」

「家に帰るのなら、送ります」

「まだ仕事が終わっていないわ。
 気分転換だわ」
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「では、傍にいます」

「リンや、こっちに来い」

「…」
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「昨夜も一人歩きでしたよ」

「いいから、女性も時には一人にしてあげろ」

「昨夜はソン・インの屋敷の傍をうろついていました。
 もしも刺青の男に見つかったら危険です。
 奴は相当な腕を持っています。
 彼女は向う見ずな性格ですから…」

「いつも護衛武士を付けている。
 俺が彼女は守る」

「…。 勇み足でした…」
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そこに、チョ尚宮が来て
「ワン・リン様が“一人でくるように”との、
 ワンビ媽媽の申し付けです」

「元成殿ですか?」

「…」
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尋問場でした

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「先ほどの証言を繰り返しなさい」

「8年前はゴロツキの一団を率いていました。
 ある日、一人の男が来て、
 “判府事の商品を目当てに襲撃する”との話を持ち掛けました。
 20人の信頼できるものを率いていましたが、
 結局は全員が逆襲されて殺害されました。
 これが生きていると言うならば、
 俺は何とか生き延びました。
 俺たち盗賊に全ての罪を擦り付けるためだと後に解りました。
 俺たちは利用されたのです」

「その相手達の中で見た者のことを話しなさい。
 これの持主か?」

「ええ、仕事が終わったら褒美にくれると言いましたが、
 俺は担保に先に貰いたいと申し出ました。
 一端は腰から外してくれた物です。
 奴らが仲間を全員殺したのです!」

「…」
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「奴らは逃げ出す者も追いかけて、
 何度も何度も切り付けたのです!」

「リンや。
 これが何だか解りますか?」

「…」

「蝶はあなたの一家の家紋だわよね?」

「…」

「解るわよね…」
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「リンや!」

「それは家紋です」
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外に散歩に出たサンが見ていました

「!」
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「…」
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サンとリンの目線を追うワンビ

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チン・グァンたちからの報告でウォンも知ります。

「ワンビ媽媽が、
 ワン大監の屋敷の捜査に兵を向けるとのことです」

「ヨンジェ! ソファはどこか?!
 戻って来ないぞ!」
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ソファはワン大監の屋敷に先回り

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「!」
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チョンを殺そうとするところを、ウォンが止めます。

「ソファや! ソファ!」

「オンマを殺した奴を発見したのよ」

「ああ、リンの兄だ」
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「彼を殺すことですべてを達成できるわ」

「いけない」

「これが残された最後の仕事だわ。
 これですべてが終わるわ」

「ソファや。 お前が傷つくだけだ」

「…」

「サンや…」
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第25代・忠烈(チュンニョル)王のこと

ウィキペディアで読んだ史実とドラマでの忠烈王のセリフにはずっと違和感がありました。
第1話で忠烈王が「混血の世子」と、王妃と自らの息子を蔑視するセリフを吐いた点です。

忠烈王の背景

(1)まずは、史実
先王(第24代・元宗)の時に、高麗は冊封国となり忠烈王は人質として“元”で生活をしています。
そのために、帰国した際には元のファッションだったので、民衆はその姿を見て嘆いたとの逸話が残っています。
つまり、忠烈王は元で見聞を広め、元の文化も知っていたので馴染んでいた。

(2)また、
100年もの“武人時代”の間は傀儡だった王室
その実権を回復できたのは、元のお陰であったはずなので、忠烈王が“反元”であったとは信じられません。
→ドラマでは、(先王と)自らが“武人時代”を終わらせたと言っています。

(3)それに、婚姻
ウィキペディアでは、第一次の“元寇(文永の役)”の前に、フビライ・ハンは半島との“関係強化のために娘を嫁がせた”、とあります。
しかし、一方では“婚姻の許しを得た”との表現もあります。
つまり、少なくとも自ら元との政略結婚を否定しなかった。
→ドラマでは、数年かかってようやく認められた婚姻と言っています。

(4)朝貢だけでなく、
度重なる“元寇”の際には、国家財政に負担が大きい時には、フビライ・ハンに異議を申し立てました。
そして、それを一部は認められていました。
要は、国家の財政の源泉となっていた富裕層(貴族階級)の不満があり、それを抑える必要があったからだと思います。

以上の点から、ポイントは“武人時代”と同様に、政治権力と共に経済力を取り戻そうとする貴族・武人たちの“反元主義”と王室とは対立関係にあったと考えられます。
したがって、忠烈王と元成公主と世子(ウォン)の3人の内部対立はドラマほどではなかったと思います。

ドラマのソン・インは貴族・武人階級の利害を代表する者で、歴史上の貴族階級の本来の目的は王室内を分断させること
ただし、ドラマでは王室(世子)に近いサンとリンとを分断するという、フィクションに力が入っているようです。

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