王は愛する 第25話(下) 心の中の岩

王は愛する 第25話(下) 心の中の岩~トラウマ

ワン・ヨン大法官の屋敷

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「チョハが忙しいだろうに、なぜここに?」

「チョハは8年前の事件の捜査を始めます」

「判府事の奥様の事件なのか?」

「ええ」

「チョンが絡んでいたと言ったよな?」

ワン・チョンが判府事(ウン大監)の財産を手に入れるために仕組んだということを再度ワン大監(大法官:父親)に話します。

「お前の兄は、決してそんなことはないと言っていた!」

「しかし、アボジは話をした時に、
 “静かに、黙っていろ”と言いましたよね!」

「判明すると、兄が殺人容疑者になるのだぞ!」

「事件では、たくさんの人が亡くなったのです」

「うちの家門はどうなるのか?!
 うちは王族だぞ!
 そんなことが知れたら逆賊と見做される」
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それを聞いていたタン。

「では私はどうなるのですか?
 殺人者の妹が世子嬪ということですか、
 アボジ…、オラボニ…?」

「…、タン…」

「あの方は私が結婚したい人です」
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サンアガシが来たらすぐに門を開けるように指示
他方のサンとピヨン

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「なぜまた昔に戻って考えるのですか?
 それはこの国の第二の権力を持っているワン大監のお仕事なのに」

「…」

「イ師匠はとても印象深い人ですね。
 世子チョハがわざわざ助けを求めて来ますし、
 アガシはその弟子ですよね」

サンが短刀を荷物に入れようとすると、
「もうお嬢さんと呼ばれるようになった以上は、これは不要です。
 宮中の護衛がいるではありませんか」
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ウン・ヨンベク

「我々は船旅の方が良さそうだ」

「そうですね。陸路よりはずっと楽ですよ」

「大きな船と、腕の良い水夫たちを集めよう」

「でもすぐに行かないで下さい。
 今度はいつまた戻れるのか分かりませんから、
 10日の猶予を下さい。
 開京にある酒をいろいろ味見したいから…」
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「サンや。正直に答えてくれ…」

「…、ええ。 いつまでも嘘ばかりでは…」

「どの時点で、オモニの復讐を諦めたのか?
 腕に刺青がある男をずっと探していたではないか?」

「知っていたのですか?」

「お前の姿がとても心を痛めたからだ」

「すみませんでした」

「それで、急に私とサラセンに行くと言い出した。
 刺青の男と、背後にいる者が分かったのに…」

「アボジが言ったように復讐は忘れないといけないわ」

「リン若旦那の兄が事件に絡んでいたことが分かったからなのか?」

「…」

「彼と彼の一族を傷つけることになるからなのか?」

「良い一家なのです。
 若旦那のお嬢さんも…、あの卑劣な次男以外は…」

「だからだ。なぜ、全てを諦めて旅に出るのか?」

「ええ…」
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「毎晩、武芸の練習をしているそうだよな。
 手が傷だらけではないか?!」

「…、これはいつものことで…」

「お前の仲間が立ち寄って、彼が心配していると言っていた。
 武芸を学びたいと、お前が彼に頼んだからだろう?
 一撃で人を殺す方法を…」
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サンを待つウォン
武術を磨くサン


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「師匠…」

「お前には一つしか選択肢はない。
 大空を見上げてお前の愛を描くのか、それとも、
 人を殺めるために腕を磨くかのどちらかだ。
 二つを同時には達成できない」

「…」

「アボジには10日の猶予を求めたそうだな。
 10日でお前の敵を見つけることができるのか?」

「…」

「早く答えてくれ。
 …眠くなるじゃないか」

「殺人者は腕に“蛇の刺青”のある男で、
 ソン・インに仕えています」

「見つけ出して、
 “あなたがオモニを殺害したのですか?”と質問するつもりなのか?
 そして、“はい”と答えたら、
 相手を殺して復讐を成す…、ということか?
 オモニが亡くなったのはずいぶん昔のことなのに…」

「あのソンジュクチェの事件では多くの人が亡くなりました。
 わけも分からずに死んでいったのです。
 まだ9人の遺体が見つからないのです」

「なぜ分かるのか?」

「たびたび夢に出てくるからです」
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「よく解った。復讐を成せ。
 しかし、私の頼みを一つ聞いてくれ」

「頼み…?」

「世子にはお願いをしておいた。
 昼間と夜とでは仕事を分けるということだ
 お前の個人的な事は夜間に行うこと。
 これが両立可能か?」
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打ち明けることを決めたリンですが、ウォンは公務のために忙しい。
初日はまず将軍たちに会うのだ。

「肩を鍛えろよ」
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「それぞれの部隊の将軍たちには、
 今回のことでは事前の説明もしなかったにも拘わらず、
 私に従って貰ったことに対してお礼を言いたい。
 そして、みんなは完璧に任務を果たした。
 素晴らしいことだと思う」

「…」

「ついては、軍備と兵站の配給についての資料を整理して、
 私の新しい計画をしたためた」
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「ヨンマンチョンの備蓄倉庫には、
 これまで多大な食料が蓄えられてきることが報告されていますが、
 昨日扉を開けると空でした」

「…」
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ソン・インは王に報告

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「昨夜のうちに備蓄を全部運び出しました」

「…」

「きっと兵士たちが戻って来ます。
 数日待ちましょう」

「…」

「今回の裏切りで、
 王の兵や武器を持ち去った者たちを南門に晒し首にしましょう。
 見せしめのためです」
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「もう少し護衛を集めましょうか?」

「あの者たちは信用できるのか?」

「私が直々に調べております」
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「いいや、誰も信用はできない」

「あ~」

オク・ボヨン

「少し休養を取って、狩りに出かけたらいかがでしょうか?
 私も同行します」

「狩りか…?」

「トラ山にはたくさんの鳥獣が生息しているそうです」
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ウォンとリン

「開京から外にはまだ移送は出来ていないはずだ。
 すぐに捜査してくれ」

「ネバンゴのチュサンチョナの倉庫だけは捜査が不可能です」

「まさかアバ媽媽が備蓄を奪ったと言うのか?」

「そこしか捜査不可能な倉庫がないと言っただけです」

「元成殿(ワンビ媽媽)に協力して貰おう」
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そして、ここでリンはようやく話す機会を得ました。
8年前のことからこれまでのことを…。

だから私は共犯ということになります

「…」
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また結局は第1話に戻ってしまいますが、ワン・ジョンとソン・インおよびムセクの背後関係のこと。
ワン一家の次男のチョンの愚行が、結局はウォンとリンとサン、そしてタンとの友情に大きな亀裂を生みそうです。

目の前で母親を殺害されたサン。
イ・スンヒュ師匠は“心の中の岩”だと表現していますが、トラウマですね。
8年前の事件でサンは味覚を失ってしまいました。
事件の解決こそがトラウマを取り除くことになります。

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