王は愛する 第15話(下) サンの素顔

沙羅
(夏椿:2017.09.15)

王は愛する 第15話(下) 素顔を見せてくれ

タンや婚約式の件で怒りを露わにするウォン

「チン・グァンはどこに行ったのか?」

「今日は頭痛が激しいと言っています」

「大法官のところか?」

「はい」

「タンも寝込んでいるのか?」

「はい」

「リンは?」

「呼んで来ましょうか?」

「ああ、いや、俺の方から行く」

「ソファは?」

「見当たりません」

「まだトタ山には行っていないのか?」

「周辺を見張っていた者の話では、まだです」
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「何と声を掛ければ良いのか…?
 友達だと思っていたのに…。
 彼らにとっての俺は何なのか…?
 二人ともたやすく出たり入ったりだ…」
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貢女から逃れようとするとどうなるのかと、脅しを受けたタン

「オラボニ…」

「高熱だ。身体も熱いようだな」

「冷たすぎるわ…。
 オラボニが私を起こしてくれる夢を見ていたわ…」

「また寝ているように…。
 俺は静かにしているから」

「夢の中身は忘れたわ」

「大丈夫だ。
 良い夢は毎晩あるものだから、また良い夢を見たら良いさ」
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「オラボニ…」

「ああ」

「怖いわ」

「足が何本もある虫を見たことがあるか?
 4本足以外では怖いのはそれだけだ」

「私が元に行ったら、もう帰っては来ることはできないの?
 オラボニにもアボジにも会えなくなるの?」

「あ~。行ってしまえばそうなるだろうな。
 なぜなのか? 行きたいのか?」

「行きたくないわ」

「あ~。 では行くな」

「…」

「行く必要はない。 オラビがそうする」

「どうやって?」

「…秘密だ」
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ウン大監の屋敷

「ソン・インがサンお嬢様を連れに参りました」

「こんな遅い時間に連れ出すだと?」

「チュサンチョナがお呼びです」

「チュサン?!」

「護衛と駕篭を手配して戴きました」

「夜が冷えて来る前にお会いしたいそうだ」
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父のウン・ヨンベクから「何があっても顔を見せるではないぞ。傷がないことが見つかると、どんな罰を受けるのか分からない」と言われたサンでした。

サンとピヨンを見守るヨンベク。

「私が行きましょうか?
 私なら覆いを外しても構いませんから」
(ピヨン)

「無理だ。ソン・インが迎えに来ているから…。
 監視に来たのだろう。
 チュサンチョナは覆いを外すようにと言うだろうが…」
(ヨンベク)

「世子チョハも一緒でしょうか?」

「世子チョハ?」

「私と世子チョハは知り合いでした。
 もしも、私が身分を隠していたことが分かったら、
 世子チョハはどうなるのでしょうか?」

「お前が世子と知り合いだったのか?
 どうやって…?」

「世子チョハはどうなるのですか?」

世子チョハも罰せられるだろう
 国法を犯していたとみなされるからだ」
(ヨンベク)
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王宮に連れられて来たサン。

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ウォンは退屈で、リンが来るのを待っていたのですが…。
リンは世子チョハには知らせるなと、中宮殿の王妃を訪ねます。

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王の寝殿

「この若者が婚約の書を手渡すところだったが、
 無礼にもその場を潰された」

「…」

「したがって、私が慰めるためにここに呼んだのだ」

「…」

「世子を呼んだのは、一言あるだろうと思ったからだ」

「…」

「言いわけとかお詫びとかがあるだろう?」

「解りました」
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「いや、最初に盃に酒を注いでから詫びを入れろ」

「…」

「チョンの方が年上だから、チョンは座ったままで良い」

「光栄です」

「世子チョハはこの意味がお分かりでしょうか?
 いや、十分理解しておられるようで…」
(ソン・バンヨン)

「…」
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「…。ではお注ぎしましょう。
 そしてお詫びしましょう。
 ただし、一杯だけではありません。
 一晩中お酌をします。

「ヒョンニム、どうぞ一杯どうぞ」

「王妃からの入れ知恵か?」

「オマ媽媽は何もご存じではありません」

「ではなぜか?」

「とても退屈していたからです。
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ソン・バンヨンにも注ぎながら、
「私はまだ独身ですから、羨ましいです。
 あ~、それに春の宴で飲み過ぎてからは、
 今朝まで二日酔いです。
 どうも気が変になっていたようです」

「世子が台無しにした婚約式のことを再度協議してはどうか?」
(王)

「失礼ながら、それではまた悪い噂が広がります。
 民百姓はチュサンチョナと世子チョハの関係を噂していますから…。
 それに…」
(バンヨン)

「それに何か?」

「大陸から使者が来ていますから、
 帰国後に何が報告されるか分かりません。
 世子チョハの祖父の皇帝陛下がこの状況をどのようにお考えになるでしょうか…?」
(バンヨン)

「私はこの国の女性たちのことを尊敬しておりますので、
 このようなことが起きました」
(ウォン)

「…」

「そこに座っている女性は、
 美しい顔の頬に傷が残っているはずです。
 正直に申し上げますと、兄上(チョン)は寛大ではありませんから、
 この女性の顔を見るたびに怒ると思います。
 無残な結果になると思いませんか?」
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「その心配はありません…」
(オク・ボヨン)

「!」

「どうしてなのか?」

「いいえ、私は口を挟むべきではありませんでした」
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「いいから話してみよ」

「実は医者の話を立ち聞きしたことがあります。
 大監のお嬢様の深い傷も除去できると言っていたのです」

「傷は浅くないと聞いているが…、
 傷が消えたことを隠していたのか?」
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「顔を見せてくれ」

「…」
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「何をしているのですか?
 世子チョハは心配しているし、
 チュサンチョナは顔を見たいとのことだぞ」
(ワン・ジョン)

「…」
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オスマントルコの「属国」、大英帝国の(アフリカやアジアの諸国の)「植民地」、そして中国の「冊封(さつほう)制度」と、歴史の教科書ではどのように言葉を説明しているのでしょうか?

冊封制度は中国大陸の独特の外交戦略で、韓半島の“独立と主権”を認め、同盟国としての主従関係を求めるものでした。
したがって、韓半島は属国でも植民地でもありませんでした。
ただし、その対価を払う高麗や朝鮮王朝は朝貢(代償としての貢物)に苦しんだ…。
ドラマを見ながらの感想です。

先週末までに第22話まで視聴しました。
先のエピソードをエンタメニュースなどで読むと、どうもファクトよりもフィクションの部分が多くを占めているようです。
ドラマの後半は「パワー(権力)」を得て、王道へと直進するウォンのようです。
<古代の韓半島>も、高麗史を離れて、紀元前からの高句麗からのファクションのドラマに遡ろうと思っている次第です。

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