王は愛する 第13話(下) マスカレード


王は愛する 第13話(下) マスカレード (仮面舞踏会)

王の寝所

「朝も早くからだ。
 他にも話があったのではないか?」

世子嬪(セジャビン:世子の花嫁)のことです」
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「世子の…?
 それで、世子は結婚したいと思っているのか?」

「結婚すれば、これまでのように外出ばかりはできないでしょうね」

「…」

「心に決めた者がいるのか?」

「それは既にアバ媽媽にはお話ししました」

「どういうことですか?」

「世子には唯一の親友以上の者がいるのに、
 新しい婚姻に興味を示すのだろうか?」

「…」

「ご覧になったのですか?
 どこの家系の女なのですか?」

「特に興味を惹くような一族ではない。
 ただし、息子と同じ様に身分は隠していたようだが…」

「本当なの?」

「身分の低い家の女性です」
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「知らなかったのか?
 そなたの息子のことは一挙止一動まで知っていると思っていたのだが?」

「気にはしません。
 たとえ心には10人も20人も心に女がいたとしても、
 世子嬪というものは、死ぬまで世子に仕える女性ですから、
 私が決めます

「…」

「ところで、どんな女性でしょうか?
 私が近寄っても動じないような女でしょうか?」
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ワンビ媽媽が去って、忠烈王は、
「私は彼女を見下していたが、
 彼女にはいまだに感情は残っているようだ」
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ウン大監の屋敷

朝になってワン・ジョンが豪華な御輿を準備してサンを迎えに来ます。

「…」
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チョンがサンの手を取ろうとするところに、リン

「豪華な輿は準備しませんでしたが、
 私が付き添います。
 この役目をお受けいただけますか?」
(リン)

「!」

「いったい何をするつもりなのか?!」
(チョン)

「世子チョハのご命令です。
 “ウン大監のお嬢様をチェリュン祭にお連れしろ”とのことでした」
(リン)

「申し訳ないが、先約があると伝えてくれ」
(チョン)

「…」
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執事のコ・ヒョン

「彼です」

「…」

「覚えていますが?
 一緒に投獄された若者です」

「知っている」
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サンはチョンに向かって、

「私には持病があります。
 7年前の過去からのことですが、駕籠に乗ると気が動転します。
 寒いのが身に沁みますが…」

そして、リンが用意した馬に飛び乗るサンでした

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「…」
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「…」
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リンとサン

「寒いですか?」

「寒くて凍え死にしそうだわ」

「駕籠を用意した方が良かったか…?」

「…」

「笑っているな?」

「顔を覆っていたから分からないと思ったわ」

「いいえ、分かります。
 実はずっと涙顔ではないかと心配していましたが、
 良かった…」

「そうだわね。
 いつも心配してくれていたわよね」

「ええ」
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束草(ソクチョ:東海岸)に土地と家などを持っているウン大監はピヨンに、

「とても遠いが、海に近い大きな町だ。
 屋敷と魚屋を買っておいたから…」

「ご主人様。お嬢様は本当に結婚するのですか?
 あの若旦那と…?」

「だろうな…」

「どうか婚姻を中止して下さい、ナウリ!」

「サンが何か言ったのか?」

「ええ、お嬢様は新しく短刀を買いました。
 胸ともう一か所に隠し持っています。
 お嬢様は命懸けのようでした」

「誰か思いを寄せている者がいるのか?」

「きっと、奥さまの復讐のためだと思います」
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春の祭礼(仮面舞踏会:マスカレード)

「タ、タ、タン…」

「ええ、タンだわ。 なぜ分かるの?」

「ええ、蝶の模様がありますから…」

「あ~、なるほど…。
 私を待っていたの?」

「はい」

「オラボニムは? 来るの?」

「…」

「あ、あ~、忙しいのかしら?
 兄の代わりなの?」

「世子チョハの言い付けで…」

「あ~、では行きましょう。
 ところであなたのことも分かるわ。
 服に名前が書いてあるわ」

「?!」

チン・グァンでしょう?」

「!」
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マスカレード(仮面舞踏会)ではあるものの、それぞれに蝶、竹などの文様が登録されており、主催者の王妃には姓名が判別できるようになっています。

「彼女はワン・ダンです」

「お付きは?」

「世子チョハの警護の者です」

「では、世子が気にかけている女だということだな?」

「いいえ、彼女の兄のワン・リンのためのことだと思います」

そんな中でサンだけはマスクに何の文様もないままにやって来ますので、内官は慌てます

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サンとリン

「あんたは格好いいわね」

「男を困らせないで下さい」

「なぜ蝶々のお面なの?」

「妹が刺繍しました」

「あ~、妹がいるのね…」

「ええ」

リンからサンを奪うのはウォンでした

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ウォンは小鳥の刺繍のマスクを準備して、「ソンムル(プレゼント)だ

「変に見える」

「いや、思っていた以上に美しい」
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「悪くはないな。
 それにその髪飾りの代わりに…」

「…」

「お似合いだ。
 俺が小鳥の模様も刺繍させておいたんだ」

「なぜなの? 何か意味があるの?」

「知らなくても良いさ」

「…」

「もうすぐ陽が沈む。さあ、行こう」
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「…」
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昨日の「冊封国」につづき、ウィキペディアによる「貢女」については次の通りです。
<朝鮮王朝>に変わった後も、他方の大陸の「明」は元に引き続き、冊封制度を強要していました。

貢女(공녀、コンニョ)は、一般に女性を朝貢の1つとして献上することである。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B2%A2%E5%A5%B3

5世紀に高句麗・新羅から中国の北魏に送ったという記録があるが、貢女の献上が最も盛んに行われたのは高麗後期から李氏朝鮮時代にかけてだった。
太宗(第3代王)は、
「処女を隠した者、針灸を施した者、髪を切ったり薬を塗ったりした者など、選抜から免れようとした者」を罰する号令を下した。
世宗(第4代王)は、
「国内の利害のみならず、外国にも関係することなので、ただ(中国皇帝の)令に従うのみ」と述べた。

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