王は愛する 第12話(下) リンは知っていた

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(2017.09.06)

王は愛する 第12話(下) リンは知っていた

黒笠の男

雷の閃光の下、リンはすれ違う男の腕の刺青を見ます。
そして、剣を交える中で男の顔も見ます。

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「これがお前の顔なのだな。
 ずっと気になっていた」

「質問がある」

「先に一騎打ちだ。 質問はその後だ」
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「いつまでそのような生き方をするのか?」

「何ということか?」

蛮族の護衛だ

「!」

「いつになったら高麗の民の立場につくのか?」

「いったいお前は何を言い出すのか?」

「心に“高麗”と言う言葉を刻んでくれ。
 待っている」
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サンとピヨン

「あんな奴との婚姻はいけません」

「しかし、貴族ではある」

「でもお嬢様を殴ったと言ったではありませんか。
 その唇の傷は殴られた痕です」

「…」

「それだけでなく、お嬢様は“酷い奴”だから“結婚してはいけない”と言いました」

「私は直感で動くからね」

「どうか、船に乗って遠くの国に逃げて下さい。
 以前のように私がお仕えします」
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「逃げたらアボジはどうなるの?」

「ご主人だってご一緒できます」

「すべての財産を投げ打っていったいどこに行くと言うの?」

「そんな財産のことは構いません」

「何千もの人がアボジの下で働いているのです。
 私だけのために人々を見放すわけにはいかないわ」

「では、結婚すると言うのですか?」

「また、泣いて…」

「どこに行くのですか?」

「アボジと一緒に酒を飲むわ」

「…」

「あんたは泣いて、私は酒を飲む…」
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リンが来ていました

「ここで何を…?」

「…」

「聞いているのよ。 いつからここに?」

「…」

「聞いていたの?」

「いけないですか?」
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リンは王妃の春の祭りの招待の飾りを届けるためでした。

明後日のチェリュン宴に参加して下さい。私が同行します」とエスコートを申し出ます。

「明日また会いましょう」

「なぜ明日?」

「準備があります」
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「行きましょう。 チェリュンに…」

「いいのですか?」

「これが最後になるから…」

「何が終わりですか?」

「これまでの全てだわ…、泣いたり笑ったり…。
 これまでの全てのことを記念にするわ」

「…」
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タン

「早く! 待っていたわ」
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「あんたもいらっしゃい! スイン!」
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「“一緒する”のでしょう? スイン?」

「ただ一緒に列席するだけだ」

「それでいいの? 本当に?!」

(小さな声で)「お前は…」

リンの恋人として恥ずかしくないようにと、タンはサンの衣装と装飾品を見繕います。

「そんなことは言ってはいない」

「いいえ、言いましたよ、スイン!」
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「これでどうかしら?」

「…」

「可愛いわ」
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「…」
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外で待つリン

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「…」
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「…」

「…」
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宮廷でも準備が進んでいます。

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「…」
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タンもポール(May pole)を準備していました。

「さあ、では踊りの練習だわよ!
 五月祭の踊りだわよ」
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# 花やリボンで飾った柱の周りで踊る5月の祭り(西洋ではメイデイに行われる)

「簡単なのよ。
 この絹が運命の象徴で…、絹布を持ってこうして舞うのよ」

「…」

「さあ、スインもこうやって…」

「…」

「…」
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「音楽がないと乗らないわね。
 楽士を呼ぶからちょっと待ってね。
 練習していてよね」
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「最期だと言いましてよね。
 結婚するつもりですか?」

「…?」

「未婚の男女だけが宴には参加するものです」

「そうだわよね」

「そうです」

「だから、そう言うことだわ」

「だから結婚するつもりなのですか?」

「そう聞かれると…」

「結婚するのですか?」

「…」
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「受け入れてはいけない。
 この求婚を…」

「…」

「決して受けてはいけない」

「…」
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「サンお嬢様…」

「!」
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# この続きは明日の夕刻にします。
(出張中です)

第12話の仮面舞踏会の前日までを視聴して、その後は視聴をストップしてブログを作って来ました。
他方、韓国での放送は既に第32話まで進んでいますので、今週と来週の放送で終了します。
間を飛ばして先週末に第32話を見ましたので、その際に気付いた点を以下簡単に書いておきます。

ラブラインのファクトとフィクション

1.ファクト
先週水曜日には、
ワン・ウォンは17歳(1292年)で「趙氏」を世子嬪(セジャビン)またはピングン(嬪宮)を(妻に)迎えた。
さらに、21歳(1296年)の時に、忠烈王(第25代)からの慣例により、元(モンゴル)からの妻(フビライ・ハンの曾孫)を迎える。
と、以上を書きました。
また、先に記したように、ウォンの即位(第26代王)は33歳の時です。

2.フィクション
ドラマのウォンは19歳です。
下の写真のようにタンが大礼服を着ていました。
また、ウォンはサンのことを財務大臣の後継者と認めるようにと、王妃(元成公主)からの捺印の命令書を貰います。

疑問の次の2点です。
・すでに第25代・忠烈王は傍に誰かが付いていないと歩けないくらいに衰弱していました。
・元からの妻はどうなるのか?

つまり、ウォンの17歳から33歳(即位)までのことを凝縮して、フィクションが脚本化され、演出がなされているのではないか?
と、想像しています。

なお、大礼服(テレボク)は王妃または世子嬪が結婚式とか大きな国事の際に着用します。
雉衣(クィイ)とも呼ばれ、雉(キジ:クィ)の刺繍がなされた最高位の礼服です。
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(国立故宮博物館にて昨年11月撮影)

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