王は愛する 第12話(上) 脅し

nigauri.jpg
(ニガウリの花:2017.09.05)

王は愛する 第12話(上) 脅し

「一人なのか?」

「何人かの連れと、もう一人…」
1211_20170905102117a10.jpg

7年前からサンの世話をしていたアジュマと共にチョンが来ていました。

「お会いできて嬉しいです」

「連絡もせずに失礼しました。
 サンお嬢様のことで来ました」

ワン・ジョンは貴重な物として招待状にあたる飾りを出します。

「これはワンビ媽媽の祝宴の招待ですね?」

「お受けしますか?」

「もちろんです」

「お望みなだけ買い上げて下さい」

「我が家にはその名誉に値する者は多くはありません」

「そんなことをサンお嬢様が聞くと嘆きますよ」

「娘は大祝宴は苦手なのです。
 ご存知のようにあのような顔ですから」

「これはサンお嬢様のために私が持って来ました。
 まさか私の望みを断りはしませんよね?」
1211a_20170905102115f1c.jpg

「…」
1211b_20170905102114728.jpg

ウン・ヨンベク大監はすぐに、
「しばらく、開京には姿を見せないようにしてくれ。
 トタ山で見つけたら、
 洞窟かどこかに姿を隠すように命じなさい」
と、執事のコ・ヒョンに命じますが、サンはまだ市内にいました。

そこにソン・イン

「久しぶりに会ったな?」

「私は覚えていません」

「狩場の森で会った。
 そして、お前の短刀を奪った」

「あ~、あの短刀はどうかお持ちください。
 では…」
1211c_20170905102113f35.jpg

しかし、「道が凍って滑りやすくなる時間で、馬には追い付かれるでしょうし、闘っても私には勝てない」とサンはソン・インに脅されて馬に乗せられます。

1211cc.jpg

東宮殿

「ソファからはこれだった。世子チョハのためだ」と、硯箱を見せるウォン

「素晴らしい贈り物ですね」

「お前の短刀も素晴らしい。
 私の“ソヨンの剣”と交換しないか?」

「それは仮想の剣でしょう?」

「いや、実在する」
1211d_20170905102428c68.jpg

「今夜はこれだ」

「春の祝宴の招待ですね?」

ウォンはソファの分まで差し出します。
「自分であげた方が彼女も喜ぶのでは?」

「“八礼の日”まで俺はオマ媽媽の付き添いで身動きができないから、
 お前の方から渡してくれ」
1211e_2017090510242797d.jpg

「俺たちは長い付き合いだし、お前は一線を超えることはないと思うから、
 是非お前から手渡して、連れて来て欲しい。
 俺が愛する人を連れて来て欲しい」

「…」

「…」

「明日には山に帰ると言っていたのに…」

「だからこそだ。何があっても連れて来て欲しい」

「…」

「服も男物のようじゃないようにしてくれ。
 これは世子の命令だ」

「…」
1211f_20170905102426cdf.jpg

「すべての人が仮面を被っていますから」とピヨンも誘われますが、そこにサンを連れてソン・イン
アジュマが「サンお嬢様! お懐かしい…」などとペラペラしゃべってしまいます。

「アイゴ~、アガシ! こんなに美しくなって…」
1211g_2017090510242570f.jpg

「…」
1211h_20170905102424f04.jpg

「あの尋問では誤解していた。
 なぜ身分を隠していたのか?」

「…」

「…」

「ピヨンや。 大丈夫だからここを出なさい」
1211hh.jpg

「座りなさい。 話を聞こう」

「すみませんでした。私が…」

「ここまでだ。
 しかし、良いこともあろう」
1211k_20170905102837622.jpg

「7年前に不幸な事件がありました。
 しかし、幸いにもワン家の若旦那が通りかかって娘さんを救いました。
 しかし、間違いがあって、
 顔を傷つけたのが娘さんの方だと思っていたというのがこれまでの話です」

「…」

「ウン大監は“娘を貢女にすることを避けるために行ったこと”だということにして下さい。
 顔に傷がある女は元には差し出すことはできませんからね」

「話は否定できません」
1211m_2017090510283600f.jpg

「そうでなければ、財産をはたいて、
 娘のことを“貢女”から逃れさせることです」

「…」

「きっと、お金に目が眩んでたくさんの者たちが支援するでしょう」

「…」

「父親の悲しさが解っているようですね…?」
1211n_20170905102835bbe.jpg

「もちろんでしょうね。
 だから、私たちは味方同士になりましょう」

「では、ご理解のお返しに何をすれば良いのでしょうか?」

「道は一つだと思いませんか?」

「…」

「ワン家の次男との婚姻を進めることです。
 最初の計画どおりに…」
(イン)

「私は大監の義理息子になることをいつも願っておりました」
(チョン)

「…」
1211p_20170905102834562.jpg

にほんブログ村テレビブログ韓国ドラマへ
1週間のランキング@「にほんブログ村」

# 貢女(공녀、コンニョ))

主従関係を結ぶのは政治・外交的には、冊封国が安全保障を得るためだと思います。
しかし一方の義務として、大陸の皇帝に対しての特産品などの贈答や騎馬・弓兵、奴隷の提供、そして皇室に名家の娘を嫁がせることが慣例化されていました。
ウン家のサン、ワン家のタンはその対象でもあります。
こうした宮廷内外の女性を取り仕切るのが内命府(ネミョンブ)で、その長である王妃の職務権限の下にありました。

# 八礼の祭り
may pole
5月の春の祭りのことのようで、春を祝うと共に未婚の男女が出会う場所でもあるようです。
西洋では今でも行っている、古代ローマ帝国が起源の“メイデイ(5月1日)の祭り”のこと。
メイポール(May pole)の大きな柱がリボンや花で飾られて、男女が踊ります。

これが半島にも伝わっていたかどうかは不明ですが、
例えばドラマ『チャン・オクチョン』では、
両班(ヤンバン)の若者たちが集い、お祭りのクライマックスは打上げ花火でした。

にほんブログ村 テレビブログ 韓国ドラマへ
1週間のランキング@「にほんブログ村」
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

王朝用語・脚本家など
ドラマと映画・感想など

openclose