高麗へタイムスリップします

heart fully
(KJSからも ♡)

1.『怪しいパートナー』の冒頭は次でした。

「あとはカバーレターみたいなものを書くだけだわね。
 そうでしょう?
 これまでたくさんの本を読んできたけど、
 自分で書くのは初めてだ」

…幼少の頃、私は…、

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ドラマは法務研修中の頃からのウン・ ボンヒの事件簿(ミステリーライン)であり日記(ラブライン)であったと思います。

(第38話のおわり)

…いくつかの記憶が突然蘇る。
「刑法250条により殺人罪で起訴します。15年の実刑を求めます」
あなたと私は法廷で出会った。

「刑法255条により、起訴を却下します」
そして、救おうとしてくれたあなたに、私は恋をした。

あの日からの私は、何度も何度もあなたに恋をする人生だった。
この瞬間だって、また私はあなたに恋している。

<普通の生活に戻る>

外からの影響力が外圧となってストレスが溜まる時はエネルギーの消費量も大きいもの。
ミステリーラインがホラーのように非日常的だったので、この解決と共に大きな波が静かなさざ波に変わるように、ラブラインは日常生活に収斂して行ったと思います。

終盤になってからのジヘの言葉が印象的でした。
ジヘはボンヒに、
「あんたはいつまで蝶々をやっているの?!」と、“花から花へ”ではないものの、ジウクの周りをひらひらと飛んで、落ち着かないからでしょう。
私はこれを「半径100mを入ったり、出たり」とストーカー規制条項で表現しましたが、ジヘの比喩が良いですね。
さらに、ユジョンとボンヒには、

「たとえ、二人の関係を気分よく思わない人でも、
 二人の関係が深まるにつれて、
 別れようがくっ付こうが、
 “もう勝手に二人に任せておけ”という態度を取るようになるわ。
 つまり、これは外部からの問題ではなくて、
 内部から起きる問題に転じるということなのよ」

「それで?」

「付き合う二人の間にはお互いの欠点が見え始める。
 そして、相性が良くない理由が明確になる。
 さらにはお互いのことを退屈に思い始めて嫌いになる」
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一緒に暮らすことになると、二人のケミには内面からの差異が影響を及ぼし始めるというもので、生活習慣の違い、小さな事にも考え方の違いが表面化し始めるというものでしょう(ジヘの予言)。
家庭生活も法律事務所も狭い空間ですから、いつも一緒の弁護士夫婦のドラマ『負けてたまるか』では、離婚騒動に発展しました。

また、ピョン代表と妻のホン・ボク

「何が“悪かった”なのですか?!」

「え?」

「何が悪かったのか、
 もっと正確に具体的に話をして欲しいわ、ピョン代表!」

「そ、それは…、つまりすべて、私が悪いということで…」

「あなたにはどこが悪かったのか解っていないわ」

「いや、もちろん解っているさ。
 昨夜は少し飲み過ぎて…」

「飲んでいたの?!
 飲んではいないと言っていたわよ!」
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でも、お互いの生活習慣の違いを知っている30年来の夫婦ですから、二人の表情には認め合い、愛情も感じる会話だと思いました。
そしてジウクとボンヒ

いつものモーニングキス、そして

「…」

「…」

「ああ、ボンヒや」

「?」

「俺が悪かった」
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「何が悪かったのですか?」

「…? え?!」

「…?」

こんなはずじゃあ…?

「いったい何なの?!」

「いや…、ちょっと…、全部が…」

「?!」

…内部からの問題が起きるという予言が現実となったようだわ。

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そんな“普通の生活に戻る”とのサブタイトルでもあったようです。

これからの家族ですので、ボンヒとピョン代表のケミの良さがあって、それが微笑ましく思えます。
ドラマがそこまで進まなくて終わるのが名残惜しいです。
また、ピョン代表がウンヒョクとユジョンの子供の頃、学生時代のことも知っているので、そこいらの裏話もエピソードにして欲しかったと思います。
欲張りたいドラマでした。

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2.明日からは『王は愛する』

明日からは13世紀の「高麗(コリョ)」にタイムスリップします。
高麗の建国918年から1392年(朝鮮王朝建国)までの474年は、後の<朝鮮王朝:518年間>と同じ様に長い歴史なのですが、今回はその歴史の転換点を背景にしたドラマです。
『王は愛する』の脚本はソン・ジナ作家
オリジナルは同名の小説で、これをソン・ジナ作家が脚本にしたもの。

また、ドラマ『信義(シンウィ)』が同じくソン・ジナ作家の脚本で、舞台は14世紀末の衰退する頃の高麗でした。
『信義』は第31代王・コンミン王即位の1351年から始まり、そこにソウルからタイムスリップしたユ・ウンスがチェ・ヨンに出会うラブストーリー。
後のチェ・ヨン将軍とユ(柳)夫人のことを想定していました。

http://jumong007.blog133.fc2.com/blog-entry-1484.html

KJSでは“タイムスリップの謎”とラブラインに焦点を当てていたので、今回は改めて“半島の歴史”の焦点も忘れないようにしたいと思います。
ユ・ウンスが間違ってタイムスリップした1251年は、『王は愛する』に登場する第25代王・忠烈王が15歳の時です。

http://jumong007.blog133.fc2.com/blog-entry-1400.html

大陸(宗主国)は「元」で、半島の高麗・第25代王は元の王女との政略結婚で、主人公の「混血のウォン」を世子にしました。
このウォン(第26代王)を主人公とする『王は愛する』です。

(ウォンが12歳の頃です:第1話より)
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配役は左から、第25代王(チャン・ボソク)、ウォン(12歳:ナム・ダルム)
この二人は『六龍が飛ぶ』では成均館での師匠と弟子でした。
それに、元成(ウォンソン)王后(チョン・ヨンナム:『結婚の女神』など)

そして19歳のウォン
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ウォンを取り巻く4つのグループ人物相関図
(公式ページの図からウォンを抜いた編集です)

①第25代王(父親)と背後のソン・インのグループ(左上)
②母の元成(ウォンソン)王后と護衛・尚宮たち(右上)
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③ウォンの親友のワン・リンの家族(父親は政府高官)(左下)
④ウォンが愛したウン・サン(大富豪ウン一族の娘)(右下)

# ウォンを演じるイム・シワンに関するニュース

ZE:Aのシワンの入隊が7月11日に決まり、制作発表会の日程を前倒しすることになった。
このドラマは同名の小説を原作にしたファクション(ファクト+フィクション) 時代劇だ。
100%事前制作で現在撮影を終了し、ポストプロダクション(撮影後の作業の総称) を行っている。
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シワンの所属事務所によると、シワンは7月11日京畿道(キョンギド) 楊州(ヤンジュ) の新兵教育隊に現役で入隊する。
彼は新兵教育隊で基礎軍事訓練を終え、自隊に配置され、21ヶ月間兵役の義務を果たす。
関係者は「残りの期間で広告撮影や制作発表会などのスケジュールを着実にこなしていく予定だ」と説明した。
元記事配信日時 : 2017年06月28日08時12分
記者 : パク・ジニョン

# 合わせて<古代の韓半島(ハンバンド)>の歴史を綴っていきたいと思います。
時代は高句麗から高麗に至るまでの出来事(ドラマ)です。

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ソン・ジナ作家と『信義(シンイ)』

ソン・ジナ作家とキム・ジョンハクPDとのタッグは『太王四神記』の後の『信義』でも話題となりましたが、両作品ともにスタッフへの給与の未払いが問題となりました。
後者の『信義』に関してはスタッフ一同からの訴訟に発展して、悲しいことにキム・ジョンハクPDは自殺に追い込まれています。
ソン・ジナ作家がドラマで描こうとしたことと、PDの演出での差異が確執に繋がったことは上記の「作家との対話」などで読み取れます。
また、ソン・ジナ作家は小説「信義」を発刊したものの、2巻までに留まり第3巻の途中で執筆が止まっています。

この件は長くなりますので、明日の夕刻までにまとめる予定です。

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