怪しいパートナー 第32話(上) 防衛本能

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(8月は葉月:昨日)

怪しいパートナー 第32話(上) 防衛本能

ホン・ボクとパク・ヨンスン

「味が合いませんか…?」

「悪くはないけど…」

「この店の店長は味で有名なのですが…」

「人の舌はそれぞれだわよね…」

「ア~、ッシ…。
 息子さんとはまったく違っているようだわ」

「何を言うの?
 息子が子供の頃には、
 一緒に歩いているとまったく同じだと言われたわ。
 何十人もの人たちが言っていたわ」

「本当のことを話して下さい。
 あれほど個性的な顔をしているから、
 違いがすぐに分かります。
 あ~、どこかで拾って来たんじゃないですか?」
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「…。私は産みの母じゃないわ。
 心の母なのよ…。それで良いかしら?」

「あ…、すみません。 冗談です…。
 口が禍で…、すみません」

「あ~、まさか謝るとは…、
 怒るわけにもいかなくなったわ」

「産みの親でなくても、養母でも変わりはないわ」

「?」

「どんな母親でも、子供は同じように育むわ」

「もちろんだわ」

「焼酎でも…?」

「いつもはワインだわ」
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ボンヒとヨンスン

「仲良くしたいと頑張ったけど、
 私たちはまったく違うわ」

「そうなの…?」

「それに気分悪いわ。
 実は優しい人だと知ったから…」

「…?」
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「つまり、あんたの将来のシオモニ(姑)は悪い人じゃないわ」

「アイゴ、なぜオンマは突然そんな…?
 シオモニなんて…」

「心配ないわよ。
 私があのシオモニを教育するから、
 あんたはノ代表のことをしっかりと握っていなさい」
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「あ~、オンマ…、実は…」
と言い出したところで警察からの電話

「テコンドーの先生が弁護士なのか?」

「?!」

「!」
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「あ~、そうです。
 つまり、この子が殺人事件の唯一の目撃者だということですよね?」

「犯人の顔を全部見たんだよな?
 でも、なぜ話をしないのか?」

「…」

「大丈夫だから話をしてみなさい」

「本当に顔は見ていないと言いました!」
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ボンヒが戻って来たのでみんなが大歓迎

「やあ、“証拠不十分”!
 誰が勝手に休暇を取って良いと言ったのか?!」

「すみませんでした」

「それは子供か?!」

「見れば分かるでしょう。
 子供です」

「いったい誰の子なのか?!」

「それは…」

「オンマ…」
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「“オンマ”?!」

「…」
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「アッパが死んだので、
 気持ち悪い叔母さんと叔父さんのところに住んでいます」

「…」

「僕はまるで、可哀想なハリーポッターと同じです」

「まずは名前を言いなさい」

キム・ジェホンと言います。
 彼女が僕の弁護士です」
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「殺人事件の目撃者なのか?」

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話を聞いて、
「嘘だろう?!まさかこんな子が…」

「…」

「…」

「あのハラボジは嫌いです」

「し~っ。 私は君を信じているわ」
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「…」
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「やあ!もう一度休暇を取れ!」

「ピョン代表こそ、休暇を取得して下さい」
(ジウクにとっては、自分の過去の8歳だったころでしょう)
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「ジェホンがアイルクリームとか何かが食べたいようで…」

「俺が知っている誰かのように思えるな…」

「久しぶりでしょう?」

「これで久しぶり…?」

「元気でした?」

「ああ、それで…、身体は大丈夫なのか?」

「…、もちろん。
 私はいつも健康体だと知っているでしょう?」
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「だから言ったでしょう?
 僕の叔母さんは何もしてくれないのです」

「…」
(バン)

「この子の供述を得るまで、少し一緒にいても良い…。
 あ~、でももう少し叔母さんの家にいてくれるかしら?」

「…」

「ここは私の家ではないからね。
 ごめんなさい」
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「…、あ~。
 ピョン代表とチ弁護士の居場所はどこなのか?」

「ゴルフと法廷です」

「あ~、俺はこのチビの目撃者を一人にはできない…」

「僕は“チビ”ではありません」

「そんなお菓子を食べながら、
 なんてことを言うのか?!」

「…」

「ア~ッシ。そうだ!
 この子をピョン代表かチ弁護士の家に送ってくれ」
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「やあ、良いか?」

「…」

「ここは1階だ。あれは2階。
 決して、絶対に2階には足を踏み入れてはいけない」

「んん」

「2階には行かないこと。
 俺とも話をしないことが原則だ。
 うろつき回ったりはしないで、じっと考えているんだ。
 そして、なるべく早く目撃証言を完成させることだ」
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ボンヒとウンヒョク

「送って貰って嬉しいだろう?」

「ええ、感謝しています」

「あ~、笑顔が見られて良かった」

「でも、本当に病気だったんですよ」

「体温が40度になったくらいで、
 君が病気だなんて言えるのか?」

「アイゴ。 そうですね」

「…」

「え?! なぜ知っているのですか?」

「病院にいたからだ」
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「記憶はないですが…」

「アイゴ~、熱が上がっていたからだな…」

「ちょっと…、ホル!
 あれは…?」

「何が“ホル”なのか?」

「あれは夢だったのか…?」

「…」

「わ~、いや、あれは夢じゃなかったわ…」
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「え?!」

「あ~、わ~、テ~バク」

「何が“テ~バク”なのか?」
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トラウマ?

「やあ! 2階には来るなと…」

「…」

「やあ、いったい何を見たのか?」

「…」

「ではなぜ2階まで…?」

「悪い夢を見たからです」

「!」
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「そんな小さな、こんなに小さいのに、
 もう悪夢を見るのか…?」

「…」
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非常に稀な人格障害(DID)~解離性同一性障害(Dissociative Identity Disorder ; DID)

『キルミー・ヒールミ―』『ハイド、ジキルと私』、それに映画『ビューティインサイド』は、幼少の頃の大きなショックがトラウマとなるだけでなく、人格(多重性)に影響を及ぼすことをテーマにしていました。

人格障害については確率的には非常に稀だということはウィキペディアのとおりです。
それは、どんな人にもそれぞれの体験があるものの、ショック体験を忘れてしまおうとする人間の強い“生きる意志”のための防衛本能だとされます。
記憶を消すよりも記憶を留めることは辛いことだとは思いますが、
ここのエピソードを見ていて、この少年(キム・ジェホン)はジウク(子供時代)よりも強いと思っています。

ウィキペディアでは次のとおり。

解離性同一性障害(Dissociative Identity Disorder ; DID)は、解離性障害のひとつである。
かつては多重人格障害(Multiple Personality Disorder ; MPD)と呼ばれていた。

解離性障害は本人にとって堪えられない状況を、離人症のようにそれは自分のことではないと感じたり、あるいは解離性健忘などのようにその時期の感情や記憶を切り離して、それを思い出せなくすることで心のダメージを回避しようとすることから引き起こされる障害であるが、解離性同一性障害は、その中でもっとも重く、切り離した感情や記憶が成長して、別の人格となって表に現れるものである。

# 催眠療法による治療が『ハイド、ジキルと私』では描かれました。
http://jumong007.blog133.fc2.com/blog-entry-2378.html

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