怪しいパートナー 第25話(下) 倒錯した心理

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(くちなしの花:2017.07.01)

怪しいパートナー 第25話(下) 倒錯した心理

病室から出るとユジョン

「バン係長は大丈夫?」

「そう希望している。 捜査は?」
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「強制捜査する証拠が見つからないわ」

「だろうな…」

「でもまず、チョン・ヒョンスを呼び出してみるわ。
 応じるかどうかは分からないけど…」

「いや、きっと出頭するだろう」

「ジウクの件だけど、警官が最初に駆けつけた時に、
 とても怖い顔をしていたそうだわ。
 “きっと何かをやるのではないか”とのことだった」
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心配なウンヒョク

「ジウク、どこに行くのか?」

「…」

「いま、チョン・ヒョンスに会ってどうするつもりなのか?!」

「お前とは関係ない」

「自分を見失うな!
 冷静になれ、ジウクや!」

「…」

「いまはどうしようもない」

「じゃあ、黙って座っていろと言うのか?!
 バン係長が刺されたんだぞ!」

ジウクは自分の後悔と、自分が騙されていたことへの仕返しをすると言って、振り切ります。
まずは病院に向かいます。

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検察の呼び出しに応じたチョン・ヒョンス

「令状もなく出頭したけど、ここは悪くはないな…」

「来てもらって、感謝します」

「しかし、良い場所とも言っていない」

「来てもらった以上は協力願います」

「ええ、可能なことは…。
 まあ、検事も座ってください」

「…」

「ところで何が知りたいのですか?」

「率直に言いますが、アリバイについて聞きます」

「…」

「イ・ジェホとバン・ウンホさんの事件の際のアリバイです」
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生活のためには働く必要があるとして、
「その日もバイク宅配をやっていたから、
 配達の記録を調べたり、
 あちこちの受取人からの事情聴取ができるでしょう?」

「それにしても記憶が良いですね?」

「ヤン料理長の事件の際に誤認逮捕された時も、
 正確なアリバイを述べましたからね?
 あれ以来も、変な罠に嵌らないようにと記憶を正しています。
 馬鹿な検察だって勝手なストーリーを作り上げますが、
 チャ検事は賢いからそこは分かるでしょう?」
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ジヘ

「このままにしておくのですか、先輩?」

「何の手掛かりもないから、どうしようもないわ」
(ユジョン)

「…」
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バン係長の病室

「昨夜から一睡もせずにしゃべり続けているように…」と、ピョン代表が自分の弁護士としての体験を話し始めると、
ウンヒョクは、
「代表の話をまともに聴くのもエネルギーが要る」

「いいや、全てはバン係長のために話しかけているんだ」

「あ~、声が大きい。 寝ているんですよ」

「お前こそ声が大きい」

「…」

「私のオモニが高齢で寝込んだ時は、
 寝たきりのオモニにアボジがずっとあれこれのことを話しかけていたんだ…」(略)
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「それでどうなったんですか?」
(ボンヒ)

「ある日、突然目を覚ましたんだ。
 そして言ったんだ。“声が大きいから目が覚めた”とな」

「え~い、嘘だろう?」
(ウンヒョク)
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(ジウクはチョン・ヒョンスに電話

チョン・ヒョンスが現れます

「お~、以前のクライアントだ!」

「わざわざここまで…?」

「ノ弁護士が会いたいと言うからです」

「しかし、ここで会いたいとは言っていない」

「じゃあ、不法にも侵入したということになりますね?」

「そうだ」
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外に出る二人を心配するボンヒですが、ウンヒョクは制します。
(# ジウクとウンヒョクには作戦がありました)

「ウン・ピョン…」

「…」

「どうしたのか?」
(ピョン代表 # )
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# いつも“おとぼけ”の代表ですが、事務所全体の人事については鳥瞰(birds eye view)ですね。

アリバイ工作に自信満々のチョン・ヒョンス

「まず言っておくが、録音は一切準備していない。
 なぜ、こんなうるさい所が良いのか?」

「言いたいことがあるから、
 雑音の中を選んだんだ、ノ・ジウクさん」

「…」

俺が全部やった
 水タンクの遺体も、ウン・ボンヒさんの男友達のことも、
 あのヤン料理長の件も」

「…」
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「驚かないのか?」

「全部の主犯だと解っているからだ」

「あ~、じゃあなぜ逮捕しないのか?」

「…」

「さあ、逮捕してくれ」

「すぐに逮捕するから待っていろ」

「は~、ははは、ははは。
 俺の弁護の時の言葉が、
 “証拠が捏造されて罠にかかり、
 無実の者が逮捕されました”でしたね」

「…」

「何とも格好良かったですよ、ノ・ジウクさん!」
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「俺はその件で後悔している。
 あれで自由にしてしまったから、イ・ジェホやコ・チャンホ、
 それにバン・ウンホの事件に繋がってしまった」

「身近な者が傷つけられることの痛みが解ったでしょう。
 俺の心理も理解したでしょう?」

「…」

「だったら、どうか俺のことには首を突っ込まないでくださいよ!
 放っておいてくれれば、
 仲間の人たちにも危害は加えませんよ!」

「…」

「さあ、約束しましょう?」

「嫌だ」

「あ~、まだ俺の気持ちが解って貰えないようだ」

「…」

「どうしましょうか?
 ではみんな殺しましょうか?」
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ジウクはあえて挑発して殴り合いに持ち込みます
これは、わざと警察に捕まるためでした

心配でため息ばかりのボンヒ

「彼のことが心配でじっとしていられません」

「ジウクは…、
 実はチョン・ヒョンスをわざと病室に呼びつけたんだ。
 俺に調べる時間をくれるためだったんだ」
(ウンヒョク)

「ふ~」

「ひどい怪我にならないと良いんだが…」

「え?!」
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すでに放送は終わりました。
“ネタバレ”を避けていたのですが、先週放送が終わったので、最終話でのことも含めて徐々にストーリー全体に係ることに触れようと思っています。

復讐という名の罪を正当化しつつ、他方では刑罰から逃れるための用意周到なチョン・ヒョンス。
鑑識のコ・チャンホの“弱み”を証拠隠滅のために使いましたが、7人の殺害計画がここから壊れていくのですね。

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「鍵コメさん」へ

引き続き的確なコメントを頂き、本当に感謝しています。
「伏線が盛りだくさんな割には、解決が安易すぎた」
と100%同感しています。

なお、このドラマの脚本・作家は「罪と罰」(ドストエフスキー)を活用していますね。
詳細は明日アップします。
Uもん

PS
「鍵コメ(非公開コメント)」の方は不特定多数いらっしゃいますので、
これからは私の勝手ながらも、むしろ“キー(鍵)ポイント(KP)”ばかりなので、
“KPS”さんと呼ばせて頂きます。
もう一つPSですが、
次回は高麗に飛んで、ソン・ジナ作家(原作は別の小説)に迫りたいと思っています。
来年はキム・ウンスク作家の作品です。

Uもん

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