怪しいパートナー 第11話(下) ミランダ警告

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(ツユクサ:2017.06.12)

怪しいパートナー 第11話(下) ミランダ警告

ソウル地検・地区検察庁

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「警察ではすべての容疑を否定したと聞いています。
 しかし、事件当日の目撃者がいました」

「…」

「あなたは現場の近所の配達担当でしたから、
 付近の住民に目撃者がいました」

「…」

「それだけではなく、
 事件現場の証拠とDNAがあなたを特定しています」

「…」

「強盗殺人罪で起訴します」

「…」

「何を言っても信じては貰えないと思います」

「ええ、私も説得されはしません。
 私は何も信じません、チョン・ヒョンスさん」

「…、どなたか、
 私をまともに信じてくれる人を知っていませんか?」
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(# 脚注あり)ドラマでは黙秘権などを“ミランダ”と称しています。

社用車

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「あれは会社の車なの?」

「ええ、好きなだけ乗り回せるわ。
 テ~バクでしょう?!」

「オンマだって、好きなだけピザを食べられるわ。
 テ~バクでしょう?」
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# 大きな瓢箪のことをテバクと言い、“大当たり:ビンゴ!”

「ホル!それも最高だわね!」

(“パパ ジョンズ”のピザ)
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「ピョン代表の声は大きいけど心はこれくらいだわ。
 小心の人だわ」

「毒蛇とは比べ物にならないくらいに、
 この店のオーナー社長は毒を吐くわ」

「うちも一緒だわ。
 あの人の言葉には棘だらけだわ」

「社長の目も同じだわ」

「ピョン代表の目は狂っているみたいだわ」

「彼女の冷たさは半径15mに届くわ」

「…。 アジュマの娘なの?
 あの犬とか牛の弁護士なの?」
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「オンマ。
 最近になって職場でのハラスメントがが、
 犯罪扱いになることになったのよね!

「!」

「それに雇用労働部(#)では、
 職場でのハラスメントの撲滅運動を始めたわよ」

「まさか、私のことなの?」
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「いいえ、まさか~」
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# 日本では厚生労働省にあたる。

そのにジウクからの電話

…あ~、ノ・ピョン!

「ノ・ピョンだと? 早く戻って来い!」
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# “ピョン”は弁護士(ピョノサ)の略称で、検事(コムサ)のことは“コム”。

「忘れないでよね、オンマ!
 職場でのハラスメントは犯罪だからね!」
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事件のニュース

…有名シェフのヤン氏の殺害事件では、
容疑者が強盗殺人罪で起訴されました。
チョン・ヒョンス容疑者はこれを否定しています。

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「え~!?
 容疑者が私を弁護士に指名したのですか?」

「…」

「あ~、私が殺人容疑者だったからだわね…」

「…」
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「証拠不十分さんも役には立つもんだな~。
 良い宣伝効果だ」
(ピョン・ヨンヒ代表)

「有名な弁護士事務所になりそうだ」
(バン)

「まずは名前を売らないといけないからな」
(ウンヒョク)

「有名になると、クソでも有名になるからな」
(ピョン代表)
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「それはアンディ・ウォホールですね?」
(バン)

「アンディ・ウォホールはそんなことは言っていない!」
(ジウク)

「いいか、有名になると思いもよらないことまでに効果が出るんだ。
 やはり、証拠不十分さんの効果は絶大だ」

「それに殺人容疑者のハートを掴めますよね」

「は~、よく解りません。
 なぜ“証拠不十分”だと言われないといけないのかしら…?」
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ホン・ボクはジウクに電話

「はい、オモニ…」

ボンヒが来て、
「何かあったのですか?」

「あ~、オモニが若い女性に侮辱されたそうだ」

「わ~、なぜ年長者を馬鹿にするのかしら…?」

「どうしたのか?」
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「チョン・ヒョンスさんの面会に行きますが、一人で…?」

「…。
 なぜ俺が独立してローファーム(法務事務所)を開設したのか、
 理由は解るか?」

「いいえ」

「他の弁護士に俺の仕事を代行させたいからだ。
 それが代表であって、部下から搾取するんだ」
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「俺が一緒に行こうか?!」
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「…」

「…」

嬉しそうなボンヒと嫌な顔をして運転手を務めるジウクでした。

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地区検察庁

「やあ、ノ・ジウク!
 昨夜は悪夢を見たが、ノ・ジウクが来る前兆だったんだな…」

「…」

ボンヒは廊下でユジョンと…、

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「お元気ですか、チャ検事?」

「いいえ。 ウン弁護士は?」

「とても元気で幸せです」

「単刀直入に言いますけど、二人は付き合っているの?」

「その質問に答える義務はないと思いませんか?」

「知る権利があるわ」

「そうでしょうね!」

ジヘが立ち聞き

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「最初は気に入ったけど、なぜあなたなの?」

「それは私だって同じで、なぜあなたなのですか?
 なぜ彼はこんな女性と付き合っていたのかしら?!
 怒ってしまうわ!」

「答えてよ。 本当に付き合っているの?」

「ええ、付き合っています!」

「嘘だわね!
 なぜジウクが私を捨てたか…」

そこにジウク
「ああ、俺は捨てた」

「!」

「これが俺の女だ」
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「!!」
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「やあ、ウン・ボンヒ…、大丈夫なのか?
 顔が…」

「は~、息が詰まって…、息をするのを忘れて…」

「え~!? 忘れる?」

「だって、恋人のように振る舞っていたから、
 また叱られると思って…、
 なぜあんな…?」
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「俺は部下のことを嘘つき呼ばわりされたくないからだ」

「ホッ、ホ~!」

「いや、君がこぼし散らした種をかき集めたんだ」

「もう良いです!」

「真面目に受けとめはしないよな!?」

「時間に遅れますよ!」
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取調室

「大韓民国には2万人もの有力な弁護士がいるのですが、
 なぜ私を選んだのですか?
 殺人罪から逃れる方法を知るためですか?」

「…」
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笑い出すチョン・ヒョンス

「なぜ笑うのですか?」

「…。
 ここにいると、気が狂いそうです」

「…」

「“私が殺した。私が刺して殺しました”」

「…」

「これが聞きたいのですか?
 殺人を犯していないということを立証できるのでしょうか?」

「…」

「弁護士さん。
 私にとっては、あなたが唯一の希望なのです」
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ジウクは、「検事さん。私はあなたを信じますから、検事も私を信じて下さい。今はあなたが、唯一の希望です」という言葉を思い出します。
ジウクがボンヒから聞いた言葉と同じです。

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「私は配達人です。
 何度も近隣のお宅に物を配達しました。
 それをもって殺人の証拠だと言われます。
 それだけで私はここに座っているんです。
 まったく理由が分からないままで、
 自分でもここにいることが解りません」

「…」

「正直に言うと、ここでは孤独です。
 そして怖いのです」

「…」

「だから、外部の人にすがりたくて、
 それに私を信じてくれる人が欲しかったのです」

「…」

「そうなんです」

「…」
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ユジョンとジヘ

「ウン・ボンヒが地区検事長の息子を殺したのかという質問ですか?」

「んん~、そんなタイプの女性には見えないからだわ」

「ここにはまだ数年ですけど、
 結論を言えば、誰だって人を殺します」

「…」
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「サイコとか狂った人はいますが、普通の人だって人を殺します。
 突然変貌して、怒りとか、お金のために人を殺します。
 私の結論は、ウン・ボンヒが彼を殺したということです」

「…」

「これは私の感情ではなく、理性的に考えた結果です」

「私にはあなたの考えが良く分からないわ」

「私のことをどのように思われるのかは分かりませんが、
 いつか必ずウン・ボンヒを逮捕します」

「ナ検事の言葉は救いになるわ」

「え?!」

「いえ、何でもないわ」
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完璧なアリバイ

「あ~、殺人事件の前の午後の天気は良かった…。
 なので、公園に散歩に出ました。
 女の子たちが風船を持って駈けていたので、
 可愛いと思いました」

「…」

「そして、
 “異常なサスペクト(疑い)”という映画のことを聞いていたので、
 映画館に入りました」
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「しかし、上映時間が自分のスケジュールに合わないので出ました。
 それから街路でトッポギを買って、モカコーヒーも買いました。
 トッポギにはクリームをたっぷりトッピングしました」

「…」
 
「その後はいつものバーで、いつものように一人で飲みました」
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「それにその夜はバーでカップルの誕生日を祝っている人たちがいました。
 ケーキにキャンドルを立てていました」
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「…」
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<今週からの放送>
もう一つの焦点

放送は後半に入り、リアルタイムorオンディマンドでご視聴の方々は、“刺されたバン係長(バン・ウンホ)”のことが気になっておられると思います。

①ジウクとボンヒ+ウンヒョクとユジョンのラブライン
②チョン・ヒョンスの殺人事件
③ジウクとボンヒの現在の家族のこと(家族同士のニアミス)
以上がこれまでクローズアップされています。

しかし、
④ジウクの生みの両親、ボンヒの二人の父親のこと。
ジウクの両親の火災に係る4人の過去のことです。
チャン・ムヨン地区検事長、ピョン代表、ジウクの父親、それにボンヒの父親の4人の過去を紐解くことも、これからのミステリーの一つだと思っています。
火災事件を直接間接に知っているのがこの4人ではないか?
そう思える画像が第20話までに出ました。
(現在、第24まで視聴しました)

# “ミランダ警告または法則”などは、ウィキペディアでは以下です。
次の4項目の告知が被疑者に対してされていない状態での供述は、公判で証拠として用いる事が出来ないとする原則である。

1.You have the right to remain silent.(あなたには黙秘権がある
2.Anything you say can and will be used against you in a court of law. (なお、供述は、法廷であなたに不利な証拠として用いられる事がある
3.You have the right to have an attorney present during questioning.(あなたには弁護士の立会いを求める権利がある
4.If you cannot afford an attorney, one will be provided for you.(もし自分で弁護士に依頼する経済力がなければ、公選弁護人を付けてもらう権利がある

# 米国アリゾナ州で起きた暴行事件での連邦裁判所の判決では、以上がなされていないことから、被疑者は無罪となりました。
被疑者の姓が“ミランダ”でした。

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