逆賊 最終話(下) 春が来たら

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(OAKS day: 2017.05.21@Tokyo R.C.)

逆賊 最終話(下) 春が来たら~万歳!

大きな木の根の洞窟ではソブリとジャチが昔話。

「そうやって県令になったのだな~?」

「そうだな」

「ははは」

そこに、守貴単(スギダン)を解散・解体させて帰って来たギルドンカンパニー
パク・ウォンジョンに会っていたので、ギルドンはちょっと遅れました。

「アイゴ~」

「お帰り!」

「やあ、寂しかったぞ!」
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心配するカリョン

「ソバンは? ソバンはまだなの?」

「あ~、どうかな…?」

「カリョンや。 すまない…」

「?!」

「ギルドンは…」

「?!」

「こんなこともあろうかと…、アイゴ~」

「?!」

「困ったもんだ…、アイゴ~」

「?!」
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そこにギルドン

「お~い!」

「ソバ~ン!」

「おいおい!走るな!
 妊娠しているのに…」

「ソバ~ン!」
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「ははは~」

「へへへ~」

カリョンを抱きかかえて

「なぜ泣いているのか?」

「みんな嫌いだわ!」

「アイゴ~、さあ!」
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「さて道を空けてくれ!
 俺の妻が通るぞ!」
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「は~ははは」
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「…」
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…その日から朝鮮の人々はホン・チョンジを見かけることはなかった。
民百姓たちはホン・チョンジが国を去って遠くに行ったと思い、悲しんだ。
(「ホンチョンジ伝」カリョン)
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時は流れて…

奴婢にされたチョンハクとパク夫人

「主人のことを馬鹿にしているのかい?!」

「…」
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「どうか叩かないで下さい!」
(パク夫人)

「どきなさい!」

「!」
(パク夫人)

「何という目つきで! 主人の顔を!」

「チョンハクは奴婢ですけど、以前は王に仕えていました!」

「…」

「このような扱いをするとは!」
(パク夫人)

「…」
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血を吐いたパク夫人は、「疫病だ!さっさと連れ出しなさい!」と隔離されます。

「私が間違っていたようだ。
 アモゲが監獄にいる間に、
 ギルドンと家族を殺してしまえば良かったんだわ」

「オモニ…」

「私は15歳で結婚して…、
 まだ若かった時はクンガン山にも登りたかった。
 しかし、女が山に登ってはいけないという慣習があったから、
 密かに胸にしまった。
 女は息子を産んで、官僚に育てるのが義務だった…」

「オモニ…」

「しかし、ギルトンたちがいなければ…、
 なんであんな奴らが…」

「オモニ…」
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チョンハクはカマを持って仕返しに行きます

「なぜ生きているのにオモニを放り出したのか?!
 今夜はお前を殺す!
 母の敵討ちだ! 死ね!」

「!」

が、使用人たちに捕まって投獄されます。

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ギルドンは牢獄を訪ねて
「スハク(当時の名前)若旦那。
 奴婢の暮らしはどうか?
 まだ5年しか経っていないが、
 俺のアボジも祖父もみんな一生を奴婢で過ごしたんだ。
 お前たちは、
 俺たち奴婢がムチ打たれる時の叫びや苦しみを無視していた…」

「…」

「どうなのか?
 ムチ打たれる時の気分は?」

「…」

「痛くて、泣き叫びたいだろう?
 そして怒る。 それが自然なことだ。
 もしも人間であるなら、そんな仕打ちには耐えられないはずだ」

「…。ホン・ギルドン…」
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こちらは流刑されたソン・ドファンと焼けた「行録」

「そうだ。 またその日が来るさ。
 私の足元に三議政(首相と副首相の二人)を平伏させる。
 政治を牛耳り、この世を手にし、儒学生を育てるのだ」
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「そんな日はもう来ませんよ」
(ギルヒョン)

「?!」

「…」

「お前は?!
 いったい、なぜわざわざ…?」

「チョナは勲功ある官僚を残したいようだ。
 誰がそのような官僚として宮中に残るのか、解りますか?
 すべてはキム・ジョンジクの門下生です。
 あなたは1498年の戌午士禍(ムウォサファ)の時に、
 私とチョンハクを利用して、
 キム・ジョンジク(#)の門下生たちを排斥しましたよね」

「…」

「もう師匠の時代は終わりました」

「お前は…」

「まだ絶望の瀬戸際の若者を探そうとでもしているのですか?」

「…」

「絶望の淵に立った若者は、
 取るに足らない人の傍には集まりません」
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# 金宗直(キム・ジョンジク)は士林派の巨頭でした。

ギルヒョンが去った後

「…」
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とある島の春
(最終話のおわりの約10分)

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カリョンが子供たちに聞かせている「ホンチョンジ伝」

「“…ホン・チョンジは東から西へと移動した。
 そこには、
 邪悪な王様から苦しめられていた民百姓がいたからだった。
 その夜には宮殿に忍び込んで、
 牢獄に閉じ込められていた百姓たちを解放して、
 ホン・チョンジは消え去った…“」
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「ホン・チョンジはどんな人だったの?
 身体が大きくて、
 幽霊みたいな怖い目をしていたと聞きました」

「髪が長くて、
 耳が獣のように尖っていたみたいだと…」

「違うわよ。 
 ホン・チョンジは格好良くて…」
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「ホン・チョンジが去るときは村の百姓たちが寂しがったわ。
 ホン・チョンジが仲間たちや村人と一緒に、
 ずっと遠くの島に渡ったからなのよ。
 それは新しい自分の国を作るためだったのね」

「…?」

「…」
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「やはり君の小説はいつもどおりだ。
 子供たちも良く眠れる…。最高だ!」

「ソバ~ン!」
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「質問があるわ」

「?」

「いつから…?
 いつから私を少女じゃなくて…。
 んん、魅力ある“女として”見たのかしら?」
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「あ~、そうだな…?
 よく分からないが…。
 そうだな…?」

「ふん…」
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「でも、覚えてはいる。
 イムジャにいつから恋したのか…」

「…?」

「イムジャが眠りについても俺の服の袖を離さなかった時だ。
 その時に、この少女のことは絶対に守ると決めた」

「…」

「生きている限りな!」

「…」

「カリョンや」

「…」

「愛している」

「…」
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「…」
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腕相撲

「オラボニが負けたら、もう会わないわよ」
(オリニ)

「心配するな」
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「オラボニが勝ったら、蜂蜜のお餅を作るわ」
(オンラン)
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「じゃあ、勝たないとな!」
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「モリや、勝つつもりか?」

「飯は食ったのか?」

「まだだ。 ははは~」

「じゃあ、俺はギルドンに賭ける」
(クッセ)

「ははは、さ~!
 どちらの万能の子が勝利するか~?」

「聞いたんだが、
 ホン・ギルドンはまた子供を作るそうだから、
 きっと体力が消耗しているはずだ。
 俺はモリに賭ける」
(セグル)

「そうだな。
 モリは夜に体力を使わなくて済むからな。
 俺もモリに賭ける」
(オプサン)

「そうか…?金を返してくれ!」
(クッセ)

「さあ、始め!」
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…ホン・チョンジの仲間たちは春に種を撒き、
夏には大きな木の下で涼み、
冬になるとみんなで酒を飲んだ。
みんなで人生を楽しみ、誰もがもう、
朝鮮の国を覆したホン・チョンジ達だったことを忘れていた…。

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「聞いたか?
 ピョンサン君はテジュやヨンサンに妓生を呼んで、
 毎晩遊んでいるそうだぞ」

「ああ、いつも賄賂の山が家に運ばれていると聞いたぞ」
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「?!」
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…しかし、静かにしていたホン・チョンジ達は、
百姓たちが苦しんでいるとの声を聞くと、
行動に移った。

「…」
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朴元宗(パク・ウォンジョン)

「あ~、た、助けてくれ」

「夜は妓生を集め、家の前には賄賂の山だそうだな」
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「言ったはずだ。 俺たちは見ていると…」
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…民百姓たちは、
ホン・チョンジがいつも傍にいてくれるのだと知った。

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「ホンチョンジデン」
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ホン・チョンジ伝説の始まり

「…」
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「俺たちが去った後はパク・ウォンジョンは病気で亡くなった。
 その他の臣下も病気で亡くなったから、
 新しい領袖が生まれるだろう」
(イルチョン)

「みんなそうやって浮き沈みする」
(ソブリ)

「しかし、俺たちはいつも一緒だ。
 本当に素晴らしいことだ」
(イルチョン)

「そろそろかな…?」
(ヨンゲ)

「そうなのか? もう終わりなのか?」
(ギルヒョン)

「いいや終わりはない」
(セグル)
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「俺たちを傷つける者が現れたら、決して許さない」
(オプサン)

「そうだ。
 これが俺たちホン・チョンジだ!
 これからだ!」
(クッセ)

「ああ、そのとおりだ。
 またうるさい奴らだと言われながらも、
 でっかいことをやってみよう!
 今こそ俺たちホン・チョンジ伝説の始まりだ!」
(ギルドン)
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「さあ! 始めるぞ!」
(ソブリ)

みんなで親指を立てて、

「さあ行くぞ!
 俺たちは“ホン!うるさい哄だ!”
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# (「洪水の洪」ではなく)「哄」は、みんなが共に口を開くから、わいわいガヤガヤの意。

<本編 おわり>

(ドラマのエンディング)
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sol raru
今年の旧正月(ソルラル:설날)は1月28日でした。
(写真は2017.01.28@韓国文化院)
5月5日の端午の節句も終わり、
物語にも春がやって来ましたね。

ドラマ・史劇ファンの皆様はご満足でしたか?
これまで燕山君の時代のことを知らなかったので、
私は新しいことを知って大満足しています。
今度また、
知らなかった王朝時代の作品が登場することを期待しています。

明日は<王朝絵巻 シーズン8>の終わりにしたいと思います。

打上げが放送終了後の17日に行われたようです。
https://www.youtube.com/watch?v=z-hucPkkU7c
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https://www.youtube.com/watch?v=7dlYHQjcNIg

(今日は第84回日本ダービー)
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