逆賊 第24話(上) 恐れる人々

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(こぶしの花が咲き始めた頃:2017.04.25)

逆賊 第24話(上) 恐れる人々

宮殿の王の寝所・眠れない燕山君

「チョナ…、どうしたのでしょうか?
 眠れないのでしょうか?」

「…。
 ホン・ギルドンは高麗の王家の末裔ではないのだろうか…?
 でなければ逆賊の子なのか?
 庶子ならば反逆は不可能だが…?」

「しかしチョナ~、
 彼は妓房の客引きだと言っているではないですか」

「ホン・ギルドン…、あいつはまた私を蔑んでいる」
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ギルドンは集まった百姓たちに説きます

「我々の生活を脅かす飢饉には、今の王では対応できない。
 俺たちで何とか切り開きたい。
 王とは天から降臨したものではないから、
 大自然を動かすこともできない。
 俺たちは心を決めて苦難に立ち向かいたいと思う」

「…」
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「牢獄は民百姓で溢れている。
 牢屋の外で待たされている者もいると聞いている。
 我々の力で救いたい」

「…」

「王の物という百姓たちだが、俺たちはその百姓たちを奪う」
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「さあ、誰が私について来てくれるのか?!」

惑う百姓たち

「ホン・チョンジ。
 俺たちが従うのは、王に反抗するためではない。
 俺たちには食料を買うお金もないからだ。
 ホン・チョンジが裕福な者たちから盗んで分けてくれたからだ」

「そうだ!
 牢獄の百姓を救っても食べ物を買う金にもならない」
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そこで一人のアジュマが、
「私は女だから戦闘はできない。
 でも、自分ができる方法であんたを助けるわ!」

「…」

「そうだわ!
 私は年老いているから何ももう怖いものはないわ!」

「私も助けます!」
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男性の声も聞こえます。
「ああ!俺も助ける!」

「ありがとう。 これで十分だ」
(ギルドン)

しかし、ギルドンがいなくなると村人たちは
「聞いてくれ。
 これまで王に歯向かって生きてきた者はいるのか?」

「いない」

「じゃあ、この隠れ家が見つかったら、みんな殺される」

「そうだ。 これは生きるか死ぬかってことだ」

それを聞いたヨンゲは、
「まだ人が足りない」の議論中に、
「やあ、みんな怖がっているぞ。
 俺がチュウォン君との戦いの前に逃げ出したのと同じ心境だ。
 俺は逃げ出した」
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巫女が来て
「あの百姓たちは怖がっている。
 何も知らないからだ。
 私だって誰だって、両班たちとは戦って来たが、
 これまでは破れてすべてを失ってきたからだ。
 誰もが、戦って勝った経験がない。
 しかし、あなた達は悪と戦って勝ってきた」
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「…」

「だから、その経験を皆に説いて下さい」
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ギルドン・カンパニーはこれまでのことを、“恐れを捨てて戦った武勇伝”として自慢話。

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加えて、禁酒法で儲かったことや、銀山のことを話すソブリ。

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そして、
「ホン・チョンジ。
 俺たちは勝てると思うのか?」

「本当に信じて良いのか?」

「…」

「…」

「そうです。 俺には自信がありますよ。
 これまで負けたことはない。
 だから、仲間になりませんか?」

「分かった!一緒になります」

「ええ、一緒に闘います!」

「ただし、獄中の人たちを連れ帰るまでは、
 ここを守備するために軍事訓練を受けてください」

「俺たちは行かないで良いのか?」

「どうも信用されていませんね」
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そこにイクァリの海賊たちが来ます

「クンオルシン! 
 俺たちを忘れるなんて残念ですよ!」

ギルドン・カンパニーの仲間たちとの再会を喜ぶ海賊たちでした。

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他方、官僚たちはソン・ドファン(守貴単の師匠)に近づく算段

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ギルヒョンの師匠だったことから面談をアレンジするようにと…。

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師匠(ソン・ドファン)

「私は外部者と言われて、高官からは嫌われていますが…」

「いったい誰がそんなことを言うのですか?」

「聞いたこともありません」

「我々(守貴単)のことを軽んじると、
 チョナは生かしてはおかないからでしょうが、
 今回は何が目的でご訪問でしょうか?」
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「正直に申し上げると、チョナの気分は朝と夕では違います。
 前日には忠臣だと言われた者が翌日には斬首もされます。
 非常に細かいことでも怒りを露わにします」

「…」

「どうしたら良いかと迷っています。
 どうか我々の命を救って下さい」
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(ギルヒョンからの手紙を読むギルドン)

…若い時から優秀で宮廷の重要な部署で出世した堂上官たちが、自らの命を恐れている。
ただし、彼らは民百姓のことも同じく心配しているのだ。
忠臣だと言われてきた高官たちの恐れている顔を見ると、とても残念だ。
とても落胆している。
ギルドンや。
朝鮮はこの100年、官僚たちは王権に対しても諫めることができた。
王権は三司(サムサ)にも分権されていたが変わった。

「…」
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# 完全に絶対王権を得た王は多くの官僚たちを罰します
そしてその正当性を認めさせます。

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ギルヒョンとドファン

「粛清が終わったから、チョナは今度、
 これまでの治世を讃える祝宴を行う。
 チョナへの賛辞と忠誠を誓う詞を朗読させる予定だ」

「…」

「もはや私とチョナの間には隠し事もない」

「…」

「そなたと私とも同じだろう…?」

「…」

…ところで師匠。ギルドンが牢を破った件をなぜ師匠には伝えないのでしょうか?
(ギルヒョンは言葉には出しません)
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ギルドンとギルヒョン

「チョナは平和と治世の安泰の祝宴を開く」

「平和だと?」

「まさにその日がお前の日だろう?」

「ええ、待っていた日だ」

ギルヒョンは宮廷内部の地図を渡し、その日は「俺がお前たちを宮中に引き入れる」と。

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待っていたDデイの検討会

「この日は王は執務室を離れ正殿に向かう」

「では高官たちも正殿の前に集まるわけだ」

救い出した百姓たちの脱出路の確保と武器のこと。

「武器はどうするか?」

「当然盗み出すさ。 お役所からな」
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武器調達

「重いな~」
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「数えきれない」とヨンゲやクッセ。

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そして軍事訓練

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アモゲ(キム・サンジュンssi)のスタジオ訪問
https://www.youtube.com/watch?v=AmQJeZJMHtc

続くシーンはカリョンの小説「ホン・チョンジ伝」

…投獄された民百姓、子供を失った母親たち、家を失った者たちは悲しみに暮れていた。
彼らは遠くでホン・ギルドンが7人の兄弟たちと一緒にその日のために準備をしているとは知らなかった。
救われる日だ。
しかし、無事に解放し無事に帰還できるのかと、ホン・ギルドンは仲間と民百姓のことを思うと眠れぬ日が続いた。
そして、部下を強く鍛えるための訓練の日々、部下が強くなることを祈るばかりであった。

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# カリョンが書いている小説は「ホン・チョンジ(たち)」の伝説ですが、主人公を夫のホン・ギルドンとしているようです。
この時点ではカリョンは知らない“軍事訓練”ですから、後日談。
つまり、カリョンは第1話のプレリュード(矢を受ける)に反して、生き延びるのではないかと思っています(期待)。

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