逆賊 第22話(下) 剣を授ける者

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(2017.04.24)

逆賊 第22話(下) 剣を授ける者

キム・ジャウォン(金子猿:宦官)

「チョナをたしなめるのではなく、
 なぜ、助長するのか?
 良家の娘たちを呼び寄せて…、
 その責任はどうするつもりなのか?」

「長く仕えていながら、
 なぜチョナのお好みを知らないのですか?」

「…」
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# この金子猿は忠臣であったがために、クーデターで死罪となります。

「あなたはチョナの明るい表面だけしか知らないようだわ。
 チョナの深層にある心理が見えていないようだわね」

「…」

「チョナは王族を追い出したのです。
 チョナに酒をこぼした両班たちを追放したのです。
 あなたと私にもあり得ることでしょう?」

「…」

「生きていかないといけません。
 もしも間違いを犯すとチョナだって終いには…、
 私たちだって殺されるわ」
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…生き延びなくては…。
彼を救うためにも…。

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楽師(妓生)たち

「この国の平和を祝って大きな祝宴が開かれる。
 これまでの準備が無駄にならないように、
 失敗は許されない」

「は~い」
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平和の祝典

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ノクスが自ら演出したドラムの音が宮廷に響きます。

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「そうだ!これだ!
 これこそが王にふさわしい祝いだ!
 これこそが朝鮮の響きだ!」

「チョ~ナ~。
 何百年も待った平和の祝宴でございます!」

「…」
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https://www.youtube.com/watch?v=MYT4paeimog&t=14s
https://www.youtube.com/watch?v=LhlzN9R_UoI&t=1s

そこに悲鳴声
血染めの王の衣服が…。

「いったい誰の仕業なのか?!」

「わかりません。
 ちょっと席を立っていた時のことです」

「いったい王衣に誰が?!」

「…」

ムチ打たれる宦官

「投獄しろ!」

「…」

…チョナ。
どうか、毒に覆われた王衣に包まれませんように、
どうか、壊れた御輿でお怪我なさいませんように、
どうか忠臣たちに反逆を起こされませんように、
ご幸運を…。

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今度は御輿の踏み台の足が外されていました。
転落…!

「いったい誰の仕業か?!」
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…クン・オルシンとその仲間の目から逃れられますように…。

「…」
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燕山君とノクス

「多くの臣下を断罪したから、
 今度は神が私に罰を与えているのだろうか…?」

「天の神を恐れるのですか?」

「…」

「チョナは天の神が遣わした王なのに、
 何を恐れるのですか?」
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「そのとおりだ。
 民百姓は万能の子が天から遣わされたと言うが、
 私だけが神の子だ。
 ホン・ギルドンなどとは比較にはならない」
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内侍

「明日はホン・ギルドンを狩り場に連れ出してくれ。
 しばらく狩猟から遠ざかっていたからな」

「…」

「明日はノクスと楽師たちに狩りを見せつけてやる」
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翌朝のこと

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「さあ逃げて見ろ」

「…」
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「さあ! 早く逃げろ!」
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「!」
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動物のように扱われるギルドン

しかし、野で聞いた声…。

「イングニム(王様)が怖いわ…。
 夜に出歩く姿が見られたそうだわよ」

「外に男がいる女官たちや、
 妊婦を外に追い出せとのことだったわ」

「なぜなの? 妊婦が連れ出されるの?」

「ええ、何をお考えなのか分からないわ」
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「…」
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「イングニムが怖いわ…」
(オンラン)

「泣かないで。
 あんたが泣くと私まで貰い泣きしそうだわ。
 私もイングニムが怖いのよ」
(オリニ)

「オリニ…」
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兵士たちの網にかかるギルドン

「もう捕まったのか?」

「オリニ…」

「今頃になって泣いているのか?」
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「オリニや…」

「怖いのか?!
 万能の子が怖がっているのか?」

「…」

「そんなことで国や民百姓を治めようとでも言うのか。
 機会を与えよう。
 この世を見る機会を与える。
 この国を治めるということがどんなことなのか知らしめてやる」
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「…」
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漢陽の町を引き回されるギルドン

「娘を返して下さい!」
(百姓)

「…」
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…兄貴…、オリニを見たぞ。
オリニがイングニムを怖いと言っていたぞ。
俺もチュウォン君や盗賊たちとの争いで血を流した。
たくさんの両班の足をくじいたが、
その怒りよりも、今はなぜか悲しい。

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…馬や家族を失った民百姓の涙が、
オリニやカリョンの…、
それにソブリ兄貴の涙のように思える。
俺は怒りっぽいのに、
なぜ怒りが悲しみに変わるのだろうか…?
ソン(ギルヒョン兄貴)、なぜ心が痛むのだろうか…?

…チョナ。あなたは天高く、光まぶしいところにいるというのに、
なぜ見えないのですか?
この地上で起きていることがなぜ見えないのでしょうか?

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「私は他の人間は信用しない。
 この権力だけが私の道だ。
 私は政治家だからだ。
 ずっと以前のことだが、
 人間は圧政によって治めることができることを知った。」
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ギルドンはアモゲの「王から剣を授かるような大将軍になるのだ」の言葉を思い出します。

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「アボジ…。
 俺は剣を授かる者の代わりに、
 剣を授ける者になろうか…?
 どう思うか…?」
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ドラマの大きな転機となりました。
これが史実なのか不明な点も多いのですが、
“民を愛し、民から慕われる…”
燕山君はそのような国王にはなれなかったようです。
まだ若かったからでしょうか?

ギルドンが提出した守貴単の「行録」の内容は蓋をされました。
「臭い物に蓋をする」国王の行為に、ギルドンもギルヒョンも見切りを付けました。
そこで、勢力図が明らかになってきました。
“燕山君+外戚官僚+守貴単”
VS
“ホン・ギルドン+民百姓”


なお、小説「洪吉童伝」は時代の背景が第4代王・世宗なので、今回のドラマとの不一致があると思います。
参考までにウィキペディアでは次のように書かれています。

「国王は洪吉童の力を認め、兵曹判書(国防大臣)に任命しようとするが、洪吉童はその要請を断って、部下とともに新天地を求めて海を渡り、栗島(ユルド)国にたどり着き、その地の王族を征服して、やがて身分差別のない理想郷を作り上げた。
バージョンによっては、栗島にたどる前に、猪島(ヂョド)で怪物の退治で二人の妻(鄭氏と白氏)を得る話もある」

(第1話のプレリュードから)
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