逆賊 第17話(上) 銀の髪飾り

ピンクと白の馬酔木(あしび)
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(3月末:photo by APB)

逆賊 第17話(上) 銀の髪飾り

チュウォン君からの声

「パルパン(踏み台)~」

「!」

チュウォン君の傍にはモリがいます

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「俺を今夜始末しなかったことを後悔させる…」
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「久しぶりで…」
(ギルドン)

「ああ、本当に会いたかった…」
(チュウォン君)

「まだ生きていたのか…」

「私は変わった。
 お前も変わるべきだ。
 いや、変わるのを手助けしてやる」

「…」
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ギルドンたちの帰りを待つカリョン
そして、後をつけるモリ


石を持って、
「イ~ッシ! 
 私の後をつけると、殺すわよ!」

「…」

「あんたはホ・テハクの部下の…?!」

「お前には関心ない」

「あんた!ウラボニには手を出さないでよ!」

「は~、変わった女だ…」

「もうここには来ないでよ!」
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ギルドンたちは帰っても無言のまま

「どうしたの?何かあったの?」

「カリョン。
 俺たちだけで話があるんだ。
 すまない…」
(オプサン)

「…」
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カリョンは仲間に入れて貰えませんでした。

「チュウォン君は半年ほど前に戻って来たとのことだ」
(イルチョン)

「しかし、
 いったい誰がこんなに遠く(江華島から)漢陽まで連れ戻したのだろうか?」
(ギルドン)

「話では、江華島から漢陽までは両班の身なりで各村々に立ち寄ったそうだ」

「そんなことが可能なのか?」
(ソブリ)

「チュウォン君は1498年に島流しになったが、
 あの時は他にも両班が同じ目に遭っているから…」
(イルチョン)
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朱子学の基本を説くチュウォン君

「欲を捨てて、自分を殺して…、
 自分を導く徳のある高貴な人に付くのだ。
 その徳を身につけたならば、
 官職に就こうが就くまいが、
 民百姓を導く義務がある。
 これが我々両班の義務である…」
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「ははは、
 彼は他の人々を騙すことか出来るかもしれないが、
 俺は騙されない。
 変わっただと? 
 いや、あんなゲスは変わらない」
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早速ギルドンは会いに行きます

「チュウォン君がこんなところに住んでいるとは…」
(セグル)

中に入って、
「わ~、
 チュウォン君がこんなところに住んでいるとは…。
 もう王族じゃないですからね…」

「…」

「すっかり痩せてしまって、昔の面影がないですね」

「…」

「お好きでしょう?
 そこで、今日はたくさん飴を持って来ました」

「…。
 ここに一人で来て、怖くないのか?」

「ええ、もうチュウォン君はチョナには直接会ってもらえないでしょうから…」

「…」

「どうかたくさん食べて~、寝る前には歯を磨いて下さい」

「いつかまた、必ずお前の膝をつかせてやる」

「いつまでも減らず口は変わらないようですね~」
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「チュウォン君はやはり変わってはいないようだ。
 しかし、いったい誰が裏にいるのか…?」
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チュウォン君はギルドンたちのことを燕山君に伝えたくて、
「一度だけ、いや師匠が会って頂いても良いので、
 奴がどれほど邪悪な奴なのかを知らしめて欲しいのです」

そこで、
師匠は市場に出向いてギルドンを見てみようと、わざと肩をぶつけます。

「…」

「…」

「アイゴ、ナウリ。
 大丈夫ですか?
 大変失礼をしました」

「大丈夫だ」

「…、なぜ見つめるのですか?」

「アニセ(ただなんとなく)…」

「…」

「…」
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そして、配下に後を付けさせます。
ギルドンは活彬亭(ファルビンジョン)で接待係の仕事中…。

「…」
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チュウォン君と師匠

「見たでしょう? どんな奴か…?」

「チュウォン君。 彼は妓房で働いている」

「奴は私を見下しているだけではなく、
 チョナをも騙しています」

「チュウォン君!
 あなたの周囲には両班や儒学生が、
 なぜ座って講義を聞いているのかご存知でしょう?
 1498年の百叩きに耐えて島流しから帰って来た王族だからですよ。
 儒学生たちは、まるで聖人のように思っています」

「…」

「なぜ自ら学んだ徳を失うようなことを考えているのですか?」

「…」
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「チュウォン君。
 私には大きな目標があります。
 そのためには、チュウォン君の助けが必要なのです。
 もちろん、その目的を達成した暁には、
 チュウォン君の望みを叶えようと思っています」
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師匠とチョンハク

「チョン・ジョンブは妻を殺した。
 キム・ウギョムは息子を殺した。
 イ・セウォンは半弟を殺したが、
 皆は正当防衛だったとして釈放されたな」

「あのクッセが盗賊との繋がりがあるとでも?」

「あの盗賊たちは違っていて、
 怒りで両班を襲っているのではない。
 彼らの目標はこの国の制度への挑戦のようだ」
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# 都合の良い思想です。

ホン・ギルドン像に迫りたい師匠

痛めつけられた両班たちを呼ぶチョンハク

「妻が嫉妬深かったからです」

「他の男に媚びを売ったからです」

「そんなことを聞いているのではない」

それぞれがどんな連中だったかの証言

「聞きたいのはその山賊たちのことだ!」
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「覆面をしていて顔は分からないものの、
 大きな体で低い声でした」

「細身で背が高く、すばしっこい動きでした」

隣で聞いている師匠

「…」
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「私が見た盗賊の目は、怒りに燃えていました」

「不当に扱われたという者たちは、
 とあるところに訴えに行っています」

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活彬亭(ファルビンジョン)

「ここが活彬亭でしょうか?」

「漢城府では取り扱ってもらえないことでも、
 ここにみなが訴えに来ているいるとのことです」

「…」

「皆が“クンオルシン”と呼んでいます」
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「漢城府では私の娘のことで、
 再度調査があるそうで、また喚問に呼ばれました」

「…」

「しかし、ご心配なく。
 私が死のうとも、あなたの名前は口にしません。
 クンオルシンのお陰で、
 娘を殺した義理の息子の足をへし折って頂いたからです」

「…」

「どんな扱いであっても、この世への未練はありません。
 死んでも後悔はありません」

「…」

「ここに来たのも、もう一度、
 死ぬ前にクンオルシンにはご挨拶がしたかったからです」

「…」

「コマウォッソ!
 チャムロ コマウォッソ!」
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ギルドンの夢の中にアモゲと巫女が出てきます

「ギルドンや、お前は全力で生きているか?」

「その力を無駄にしていると、あなたの身体は裂かれる」
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ギルドンは作戦を立てました。

「キム・ドクヒョン老人は拷問だぞ…」

「そうなる前に救い出す」

「どうやって?」

「覚えているだろう?
 俺たちにはイングン二ム(王)がついている」

「…」
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「ソブリ兄貴は最高の銀細工の髪飾りを作って下さい」

「それでどうするのか?」

「オプサンが言うにはチョナは、
 チャン・ノクスという女に夢中だからだ」
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「冷たく流れる鴨緑江(アムノッカン)の緑の水」…彼女が言うように、ノクスにはゴールドよりもシルバーの髪飾りが似合いそうです。
ところで、
1980年代までは韓国の新聞は漢字とハングルが入り混じっていましたので、漢字を追いかけるだけでなんとなく意味が分かるようでした。
が、近年になるとほとんどがハングル。

このドラマの脚本にはたくさんの“もじり”があって思わず微笑んでしまいます。
漢字ではやはり「哄(ホン)」
京畿道には洪川(ホンセン)があってそこから“洪吉童”が生まれたようですが、この「洪」は洪水にあるように、溢れるという意味があるようです。
そこで、ジャチとアモゲはギルドンカンパニーのみんなに「哄」の姓を与えました。
この「哄」は口うるさいとかおしゃべりの意味だそうで、溢れるのは言葉ですね。

第18話ではカリョンが小説を執筆していました。
タイトルは「ホン・チョンジ伝」で、全てがハングルの小説のようです。
なお、近年は漢字教育が見直されて、漢字の学習もカリキュラムに入っているそうです。

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