逆賊 第14話(下) 王からの褒美

逆賊 第14話(下) 王からの褒美

「“ごもっともです”という言葉は久しぶりに聞いた。
 彼らは、ようやく王というものの怖さが分かったようだ」

「…」

「しかし、何とも退屈な話だ。
 見せしめの百叩きぐらいで官僚たちが豹変するとは…。
 本当につまらない連中だ」

「…」

「しかし、なぜ父上はあんな安易な道を選んだのだろうか…?
 そうだな。父上は平穏を求めたのだろうな…。
 儒教の国を作ろうとしたんだな…」

「…」

「ただし、私は平穏を信じない。
 それはすべてが上辺だけの虚栄だからだ」

「…」

「そうだ!褒章を与えることを忘れていた」
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まず、呼んだのはノクス

「お陰で、私に反論する者たちを全て排除することができた」と、ノクスが「会いたい人がいる」の言葉を叶えようと。

「ええ、チョナ」

「愛している人なのか?」
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「私の母は官妓でした。
 とある県で、母は私をその県令に差し出しました。
 その県令に会いたいと思います。
 思い知らせてやりたいのです」

「?!」

「しかし、私も妓生ですから、何の力もありません」
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17年前の出来事で尋問

「キム・チュングンか?!」

「証拠があるのか?!」
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「私が証人です」

「?!」

「母のことも私のことも覚えてはいないようですね?」

…生き地獄を味合わせてやる。

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ギルヒョンは褒章リストの最初に挙げられます

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# 一番右にパク・ハソンとあります。

加えてチュウォン君を逮捕した功績により、ミ・グモクは宮中の官僚として抜擢を受けます(# ギル・ヒョンが報告していたと思われます)。
# ミグモクは本名ではなくて官職名だったのでしょうか?
宮中ではウム・ジャチと呼ばれます。
その位は2ランク上がって、正5品となります。

参上した時にギルヒョンを見かけました。

「?!」
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銀山の提供が成功

内官からの連絡に、
「銀山を提供したいと言う者がいるのか?」

ウム・ジャチと言う者とソブリと言う者です」

「自分たちで隠れ銀山から利益を得れば良いものを、わざわざ…」

「ええ、国のために尽くしたい一方では、何かを求めているようです」

「会ってみよう」
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「チョナが会いたいそうだ」

「そうか…、そうだろうな」

「俺の号牌(ホべ:身分証)は“踏み台(馬子)”だし、しかも偽物だ」と、
ギルドンは嫌がるソブリに(王への銀山提供者として)漢陽に行かせます。

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宮殿の御前で振るえるソブリ

「王への忠誠心に大変感動したから褒美を出そう」

「い、いいえ…、
 私はただ…、ただ銀山を自分が発見したと言うだけで、
 仲間の助けもあって…」

ソブリは緊張して気を失います。

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「?」
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臣下の進言でソブリには“王室御用達”の金銀山の監督官(技師)の尊号を与えることになりました。

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ウム・ジャチからの報告

「チョナはソブリを王室の技官に任命した」

「アイゴ~」

「正九品だぞ!」

「!」

「両班じゃないが、これで堂々と国中を歩けるぞ!」
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「アイゴ~、これで宮中への出入りが簡単になった」
(イルチョン)

「いや、俺だって既に衛兵だぞ」
(オプサン)
 
「さあ、兄貴たち聞いてくれ。
 こうして王家の高官の地位まで得たんだ。
 漢陽にも俺たちの足場となる拠点を創ろう」
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首都・漢陽

「ここがウッテという場所で、
 中人(チュンイン)などの両班ではないが、
 その下の訳官(ヤクカン)とか技術者の専門家がたくさん住んでいる場所だ。
 実際では金持ちたちだ」

「もう誰も俺たちのことを盗賊扱いにはしないな」
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そして、ギルドンが準備させていたのは屋敷

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ギルドンはカリョンの手を取って、「見せたい物がある」と部屋に案内

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「これまで臭い部屋で老人と一緒に生活して貰った。
 ご苦労さん。
 これからはここがお前の漢陽での部屋だ」

「漢陽でも私の住む場所を見つけていてくれたの?」

「ああ、これからは何でも叶えてやりたい。
 全部だ」

「私も頑張るわ!
 オラボニにも良くして、みんなにも叱られないようにして…」
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「好きなことをすれば良いんだ。
 綺麗な服や可愛い靴も買ってやる。
 そして、良い結婚相手も見つけてやる」

「!」

「…」

「私が“ホンの姓”を貰わなかった理由を理解していないようだわね!」
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全員が新しい服をオーダーメイド

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ソブリがカリョンを呼び出して、
「さあ、入ってくれ!」

みんなに、
「可愛いでしょう?」

しかし、また意地悪な言葉。

「その色合いが良くないな…」
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盧思慎を見舞うギルヒョン

…チョナが盧思慎(ノ・サシン)大監に薬を届けるように命じたのは、
きっと余命が…。

そう思うギルヒョンに、
「よく来てくれたな。 ありがとう」

「私のことは評価しては貰えなかったと…」

「いいや、まったく反対だ。
 お前は忠臣の中の忠臣だと知っていた。
 ははは、ここまで生きて来た私には悔いはない。
 もう、余命は残っていないが、ただ怖いことがある」

と、燕山君の鋭い知性(intellect)が怖いと言います

「チョナにはまだ解決の糸口が見いだせていないことがある」

「?」

「廃妃のことだ。
 血の繋がった母君の廃妃・尹氏のことだが、
 まだ何も決着の解決策が見いだせないでいる。
 それに、チョナの廃妃への怒りを抑える者がいないので、
 これが宮廷内でくすぶっている問題なのだ」

「チョナは個人的な恨みで官僚を罰するような人ではありません。
 ただ、王への反論が続く派閥には、
 怒りを抑えられないと言うだけです」

「ははは、派閥が…。
 私にも思い当たる者はいる。
 そなたと同じ様に派閥を嫌う者がいた。
 “反対する派閥を解消させることこそ、王への忠誠心”だと言っていた。
 しかし、そなたは賢い人だから、
 本当の“忠誠心”とは何のことなのか知っているだろう?」

「…」

「なぜだ? なぜ忠誠心が必要なのか?」

「…」

「私は死ぬ前に、お前を司憲府の大監に指名するつもりだ。
 そなたに頼みたいのは、
 恨みで王権までも堕落させるようなことにはならないようにして欲しい」

…私的な恨みで堕落。
恨みで王までが堕落…。

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漢陽の町を散歩

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その頃、パク夫人は息子の師匠をチュウォン君に紹介

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他方では、ウム・ジャチから“チュウォン君の排除に内部から加担した者がいた”との情報が入り、パク・ハソンの名前が出ます

「助けてくれた人々には、礼を尽くさないといけないな」
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宮中では尚宮の後を歩く女官たちに、黒いリボンを落とした女官がいました。

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ウリニでした。

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(第14話のおわり)
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# アモゲの子供たち3人の距離が縮まってきたようです。
涙の再会シーンは漢陽・宮中なのでしょうか?
そして、その放送はいつなのでしょうか?

他方、史実とフィクションを融合したラインでの、チョ参奉のパク夫人とは?
クーデターで即位した世祖には仕えることを拒否した、韓国版忠臣蔵とされる12人の忠臣の中に、一人“朴”の姓を持つ人がいます。
ギルヒョンが山小屋で見た人が、そのパク氏・第31代なのですが…?
まだ確信は持っていませんが、パク夫人や(ギルヒョンとチョンハクの)師匠たちこそが、士林派よりも急進的な“(鄭道伝の流れを汲む)密本”(『根の深い木』)ではないかと思っています。

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