逆賊 第14話(中) 財政問題

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(モクレンが咲き始めています:2107.03.21)

逆賊 第14話(中) 財政問題

モリが、
「この女は連れて行く。
 あとの者たちは皆殺しにしろ!」

このモリの言葉でギルドンは変身しました。
“大熊のように強く、虎のように素早く”と、伝説のマイティボーイ・孫悟空(#)

ホ・テハクを投げ飛ばし、突風を起こします。

「俺の者たちに手を出すやつは一人として生かしてはおかない!」
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「!」
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驚く仲間たち

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「あ~!」
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ホ・テハクとモリたちは退却

ギルドンの不思議な力にカリョンも目を疑います

「さあ、こっちに…、早く…、
 ウリニ…」

「…」

(ウリニとカリョンを錯覚しています)

「さあ、ウリニや…」
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「ウリニや、今度はもう手放さないからな」

「…」
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そして、倒れ込んだギルドン

「オラボニム…」
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不思議な力

「ギルドンは…?」

「ご飯食べて寝てしまったわ」

「まだ記憶が戻らないのか?」
(ソブリ)

「いったい俺たちが見たものは何だったのか…?」
(イルチョン)

「お前たちが知らないギルドンの何かだ」
(ソブリ)
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テハクもモリも初めて見たギルドンの不思議な力を「人間じゃない。怪物に違いない」と、目を疑っていました。

「行首(ヘンス)二ム、我々は隠れて、次を待ちましょう」

「いや、ギルドンに会って許しを乞うべきだ。
 このまま敵に回すと俺たちは殺される」

「アモゲは行首の耳を切ったんですよ…。
 その恥を忘れたのですか?
 しばらく隠れてからにしましょう」

しかし、既にヨンゲが見張っています

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カリョンが傍で眠っている時にギルドンが先に目を覚ましました

「大丈夫なの?私が分かる?
 記憶は戻ったの?」

「んん…、分かる。
 お前はカリョンで、最初に会った日には俺の頬を叩いた」

「…」

「ずっと俺について来てくれたカリョンだ」

「…」

「アボジのことだって、とても好きだったカリョンだ。
 カリョンや…。
 これからは俺が本当の兄(オラビ)になる」
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「…」
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「…」
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行動を見張っていたヨンゲがみんなを連れてきます

「今夜はここにいて下さい。
 明日は知り合いのところに案内します」
(モリ)

しかし、既に周りにはギルドンたち

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「殺さないでくれ」

「やあ!
 大長老の葬儀を台無しにした者たちを、
 簡単に許すとでも思っているのか?」
(ヨンゲ)

命乞いをするホ・テハク

「俺は許しを乞うと言ったじゃないか?!
 しかし、モリや!お前が止めた」

「行首…」

「これはお前の責任だ!」

「…」

「お前の方から、
 大長老の弟分になれと言ったじゃないか…」

「二人はいつも一緒だが、
 本当の息子のようには思ってはいないのか?」
(ギルドン)

「え?!息子?!
 俺はどこからやって来たのかも知らない」

「…」

「同情もしていない」

「…」

「何の関係もない!同僚でもない!」

「…」
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「分かった。
 ではモリだけを連れて行く」
(ギルドン)

「ギルドンや!」
(ヨンゲ)

「しかし、お前(ホ・テハク)はもうアボジの義兄弟でもなんでもない。
 それがお前への罰だ」
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食事を用意して縄を解いたヨンゲ
モリは隙を狙って逃走

隠れて見ていたギルドンに、
「これで良いか?」
(ヨンゲ)

「ホ・テハクのことはモリが面倒みるだろう」
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ホ・テハクに逃げ出したモリが接近

「行首二ム、どこに行くのですか?」

「…。モリや…、生きていたのか…?
 良かった…」
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「私がどこの生まれなのかをいつも気にしていましたよね。
 本当のアボジが断崖から落とそうと、
 私は殺されそうになったから逃げ出したんです。
 いまでもなぜアボジに殺されそうになったのか、
 その理由が分かりません」

「…」

「ええ、私はアボジに殺されそうになった息子で、
 生きている理由はない息子です。
 しかし、行首はまるで本当のアボジのように私を育ててくれました。
 一度は“アボジ”と呼んでみたかった…。
 そう決めた時があった…」

「モリや…。そうだ。
 これからはお前のアボジだ」

「…」

「しかし間違っていた。
 私にはアボジと呼べる人はどこにもいないことが分かった」
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翌朝になって
「モリが我々の行首を殺して逃亡しました」と、配下の者たちがギルドンのところにやって来ました。

「どうか我々を仲間に入れて下さい。
 クンオルシン!」

「クンオルシン!」

「ホ・テハクの男たちを仲間にする価値はあるのか?」
(ヨンゲ)

ギルドン軍団が大きくなります

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“ホン・オルシン”と呼ばれる新しい長老がイクァリ(匿禑里)の里に誕生しました。
ギルドンは名実ともにアモゲの後継者
さらに、葬儀の時のバトルが尾ひれを付けて噂となって、伝説のヒーローとなっていきます。

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アモゲとクムオクの墓

「アボジ…、オモニもここに連れてきましたよ。
 嬉しいだろう?
 アボジとの約束を守って、ホン一家を安全に導く。
 これからは、決して仲間には断崖から落ちるようなことはさせない」
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ソブリ

「ギルドンはイクァリから離れた方が良い。
 お前は十分に強い男だから、
 小さな盗賊のようにはなって欲しくない。
 お前のアボジが言っていたように、
 科挙の武官試験を受けて、この国の将軍を目指すべきだ。
 クンオルシンのアボジが亡くなったから…」

「いや違う。
 アボジの遺志は俺が将軍になることではない。
 俺のアボジの本当の遺志は、
 仲間たちみんなが断崖から突き落とされて命を落とすようなることなく、
 元気で安全に生きていくことだ。
 アボジの言葉を守ることだ」

「…」

「だから考えてみた。
 このホン一家の生きていく道のことだ」

「…」

「俺はもうこれからは県令や県令の補佐に頭を下げるようなことはしない。
 朝鮮王朝の最高の部署に頭を下げる」

「最高といえば…?」

「イングム(王)だ。
 俺は王だけを俺の後ろ盾にすることにする」

「!」

「最近聞いたところでは、
 王は側近の高官を追放したらしい」

「活彬亭(ファルビンジョン)の客たちによれば、
 1498年の事件(戌午士禍)の後は、
 王に抗議する儒学者たちは消えたとのことだ」
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士林派が晒し首にされている城門

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実権を手中にした燕山君

「テジャ山を私の狩場にする」

「…」

「どう思うか?
 それに、月に4回は狩りに出たい」
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「ごもっともです」

「ごもっともです」
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「内禁衛(ネグミ:王の護衛官)たちの鞍が古びている。
 次の狩りまでには新しくしてくれ」

「しかしチョナ、財政が…」

「いいえ、そのようにします」
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キム・ジャウォンは、
「チョナが喜んでいた。そのようにしろ」

「しかし、国庫の銀貨が不足して…」

「言う通りにしろ」

「…」
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オプサンからの報告

燕山君の狩りの趣味や豪華な宴席に費用が掛かっているとの情報です。

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「いったいどれほどの銀を差し出せば良いものか…?」
というイルチョンに、
「銀山全部を差し出そう」と。

「銀山を全部差し出すことで、
 銀の半分は貢物(税金)扱いになるだろう。
 しかし、俺たちは銀山の職人として、
 正式に銀山を管理することを認めてもらうことになるだろう」
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# 小説でのギルドンのモデルは孫悟空なのですが、現代では「超人ハルク」とか「バイオニックジェニー」の方が似合うように思います。
ちなみに、バイオニック(bionic)は“超人的な”とか“サイボーグのような”と辞書に書かれています。

さて、ギルドンは「チョナの心を掴む」と、“銀山”を提供することにします。
いったいどれくらいの税金が王族に回っていたのかは分かりませんが、史実でも燕山君の浪費が指摘されています。
そもそも、税金の貢物は、そのほとんどを官僚と両班が占めていたとされます。

お金の問題と言うと、“足りないか”または“ないか”の二つ。
史実では燕山君が勲臣たちが保有する功労田や奴婢を取り上げようとしました。
これがクーデター(中宗反正:チュンジョンパンジョン)の一因でもあったようです。

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