逆賊 第11話(中) リーダーの条件

sakura_20170313234756bda.jpg
(先週のサクラの枝)

逆賊 第11話(中) リーダーの条件

チャン・ノクス

「私の踊りを見て微笑んだのよ」

「では…、贈り物でも…?」

「…」

「なんと美しい…。なんと夢のようなこと…」

「…」

「きっとたびたび呼ばれるわよ。
 側室になれるかも…」

「…」
1111h_2017030914181356c.jpg

しかし、呼ばれたのは他の4人。

1111k_201703091418127cc.jpg

「4人の中に選ばれませんでした…」

「チョナが忘れている可能性もあるから、
 とりあえず今夜は、お付きとして来たらどうだろう?」
1122_20170309141957f59.jpg

琵琶の音色に聞きほれる燕山君。

♪夢がまるで白日の光の中のように鮮やかで…
まるで何をしているのか分からないように時が過ぎていく…
そこには愛が…私のオモニがいるように…
そこはどこなのか…
私たちはどこいるのか…

1122a_20170309141956109.jpg

「…」

「…」
1122b_20170309141954caa.jpg

「高麗の歌だな?」

「ご存じでしたか…?
 …?
 高麗の詩を歌っても良かったのでしょうか…?」

「良い。歌には国境はないのだ。
 ところで、その琵琶には名前を付けているそうだな」

「「あ、はい。
 この琵琶は古くからの私の友達でして、
 男性ならばチングと呼ぶでしょうが…。
 “玉”…、あ…、
 殿方は子供の時から持ち合わせるチングは…、
 私にはそのような男性の部分がないので…、
 他には良い言葉が…、
 私にとってはテンギのようなもので…、
 ええ、テンギチングと呼びます」
1122bb_20170309141953ebf.jpg
# 長く編んだ髪の先のリボン(未婚の女性の髪飾り)

「ははは~、あ~ははは、
 テンギチングと…」
1122c_20170309141952a14.jpg

「…」
1122cc.jpg

「チョナが見てくれなかったから残念だろう」

「…」

「チョナはこれまで見てきたような男とは違う。
 チョナは価値ある美しい最高の物を求めている。
 そなたの歌と踊りは飛びぬけているが、
 チョナの心をつかむにはまだ十分ではない」

「…」

「さらに腕を磨いてチョナを慰めることができれば、
 その時には私もそなたを助けよう」

「…」

「チョナを微笑ませてくれ」

「…」
1122d_2017030914224748b.jpg

科挙試験の合格発表

1122ee_20170309142246148.jpg

ギルヒョン(パク・ハソン)もチョ・チョンハクも合格でした。

1122f_201703091422458af.jpg

「礼は要らない。
 お前がこの国の強い柱となって支えることが私の誇りとなる」

「…」

「柱となることは簡単だ。
 お前のすべてをチョナに捧げることだ」
1122g_20170309142244bc2.jpg

パク夫人も同じく、
「チョンハクはこれからこの国の柱だわ…」

チョンハクもギルヒョンも授けられる翡翠の玉

1122gg_2017030914224277a.jpg
# この翡翠の二つの玉が何を象徴するのか…?

焼き栗を食べながら…。

「お前がチュウォン君から銀山を取り戻すことができれば、
 きっと、ヨンゲも認めてくれるだろう」

「ええ、やります」

「ところで、ギルドンや。
 人は、自分で決心することは嫌がるものだ。
 その上で、さらに責任を負わされることはもっと嫌う。
 だから馬鹿者でも上に立って、
 自分が決めるとか責任を持つと言えば
 人は信じるべきだと思ってついてくる。
 しかし、
 馬鹿者に自分の未来が見えていると思うか?」

「…?」

「馬鹿者はいばらの道の先頭を歩き、
 他の者はその後をついて行く。
 冷たい水にも入るだろう。
 しかし、
 それでは後からついて行く者たちが棘に刺され、
 凍り付いて死んでいく」

「…」

「ギルドンは馬鹿者ではないだろう?
 ヨンゲ、クッセ、セゴル、オプサンたちを、
 断崖から突き落とすようなことはしないだろう?」

「もちろんそうはしない、アボジ」
1122h_201703091425287a9.jpg

ミ・グモク県令の恩返し

「妓房の建設資金は私が出す」と“金彫刻のカエル”

1122k_201703091425271e3.jpg
# “金のカエル(クムワ)”は伝説の王の名前。
高句麗(扶余国)のチュモン(朱蒙)大王の父の親友の名。

「扁額の意味は“美しく蘇る”という意味だ」
1122m_20170309142526f49.jpg

活彬亭(ファルビンジョン)

1122n_201703091425251b7.jpg
# 活彬(ファルビン)は、小説「洪吉童伝」の中でギルドンが作った組織・活貧(ファルビン)党から引用したようです。

1122p_20170309142523f75.jpg

見とれていて、声を掛けられても…。

1123_20170309142739a85.jpg

「見とれて…、何を考えているのか?」

「…んん。
 コンファ姉さんのことを思い出しているわ」

「…」

「コンファオンニはとても美しくて、可愛くて、
 私にはとても優しくしてくれたわ」

「…」

「オラボにも思い出したことがあるかしら?」

「外は寒いから、今日はもう帰ろう」
1122pp_20170309142522556.jpg

「オンニはきっとギルドンオラボニのことを忘れないと思う。
 だから私はオンニに悪いと思っているわ、ミアネ。
 でも、後悔はしないわ。
 私はこれから私が好きな人の傍にいることにするわ。
 そして、ずっと幸せになる」
1123a_201703091427386b7.jpg

ギルドンはコンファとの「また戻ってくる」の約束を思い出しています。

そこにイルチョンが来るので、
「そろそろチュウォン君を連れ出そう。
 大宴会を開くんだ」
1123b_20170309142737505.jpg

「“踏み台”のことを覚えていますか?」

「ああ、私を愉快にしてくれた、あの熊のような男だな」

「あの変わり者は、新しくできた妓楼の客引になりました。
 あいつが、大歓迎するから、
 チュウォン君を案内してくれと何度もせがむんです」

「客引か…、あいつには似合っているな…」
1123cc.jpg

活彬亭(ファルビンジョン)

「アイゴ、媽媽二ム! 
 チュウォン君がいらしたぞ!」

「アイゴ~、チュウォン君!」

「きっと来て頂くと言ったじゃないですか?!」

「どうぞ中に! 媽媽二ム!」
1123d_2017030914273501a.jpg

「こんな偉いお方を案内できて、
 本当に光栄です!ありがとうございます」

「さ~て、どんな余興があるのかな?」
1123e_201703091427344cb.jpg

ギルドンは“接待係”と“妓生”をずらりと登場させます。

「踏み台たち~!」

「は~い」
1123g_20170309143041917.jpg

「ははは、狂った奴め!」とご満悦…。

「これを用意しました」と春画集

「ところでチョナからのあの手紙…、
 なぜみんなに披露しなかったのですか?」

「何を言い出すのか?!」

「失礼しました」
1123h_20170309143040a07.jpg

朝まで宴席…。

1123f_201703091430428c9.jpg

「またいらしてください、媽媽二ム」

「さあ、帰るぞ!」
1123k_20170309143039479.jpg

ソブリ

「みんな! 
 チュウォン君を意識がなくなるまで酔わせたようだな?!」

「…」
1123m_20170309143323ed6.jpg

「ハチミツ茶だわ」と言いながら、カリョンはギルドンだけに…。

「チュ~、チュ~」
1123n_20170309143322e3a.jpg

ギルドン

「チャンウォン君のような人には何か裏がある。
 腐敗の臭いがする」

そう言ってギルドンは王から貰ったという手紙の背景を調べることにします。

1123p_20170309143321c44.jpg

にほんブログ村テレビブログ韓国ドラマへ
1週間のランキング@「にほんブログ村」

# 一昨日は第13話を見終えました。
賤民の生まれだったから、これまで誰も“姓”を持っていなかったということで、アモゲは新たに「哄(ホン)」という姓を持とうということにしました。
意味は口うるさいとか、騒がしい(noisy)とのこと。
新天地の匿禑里(イクァリ)が本貫(ポンガン:本籍地)なので、チームの面々はホン・ソブリとか、ホン・ヨンゲ(匿禑里・哄氏)ということになりました。

小説は「吉童伝」ですが、このドラマでのフィクションの部分の姓名は「哄」と、史実から自由に(脚本家が楽しんでいるように)に借用しているのが面白いです。
なお、チュウォン君はやはり架空の人物で、祖父だけが実在の謙寧大君(チュニョンテグン:第3代王・太宗:イ・バンウォンの長男)だと分かりました。

<王朝絵巻 その8>(シーズン8)
派閥のこと③


孔子と孟子の思想と彼らが説いた“王道”
そこには「仁」、「義」、「礼」、「知」、「信」の五文字がシンボルでした。

「仁」…人・国民を慈しむ心
「義」…私利私欲にとらわれない社会正義
「礼」…「仁」、「義」、「知」、「信」の実行
「知」…学問すること
「信」…信じる心

儒教の基本的な法典である四書五経ですが、それに陰陽五行説などを加えて、儒学者たちが解釈や哲学によって派閥論争を繰り広げました。
しかしそれは枝葉の部分の上辺だけのことだったと思います。
その裏には官僚の権力欲の闘争。
そもそも派閥を形成することは儒教の本来の思想では許されないとされます。
国・民政を顧みることをせず、派閥が私利私欲に走るので「義」に反するからです。

にほんブログ村 テレビブログ 韓国ドラマへ
1週間のランキング@にほんブログ村
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

王朝用語・脚本家など
ドラマと映画・感想など

openclose