推薦したい歴史ドラマ

taitoru.jpg
https://www.youtube.com/watch?v=zriRcKnlU5g
(歌:キム・サンジュン)

歴史ドラマと映画
GWを前におススメのドラマ・映画です。
史劇では史実とフィクションとが融合しているものの、よ~く考えて仕分けしているうちに、“これは歴史の勉強になった”と思っています。

1.歴代の王の即位年とその時の年齢
また、当時を描いたドラマと映画です。

個人的な庶民としての観点から8本(☆)選んでみました。
(太い文字の王は即位の年齢が未成年)

初代王・太祖(テジョ)1392年:57歳
第2代王・定宗(チョンジョン)1398年:41歳
第3代王・太宗(テジョン)1367年:33歳
第4代王・世宗(セジョン)1418年:21歳
以上の時代では、
『六龍が飛ぶ』(☆)
『根の深い木』(☆)


第5代王・文宗(ムンジョン)1450年:36歳
第6代王・端宗(タンジョン)1452年:11歳
第7代王・世祖(セジョ)1455年:38歳
第8代王・蓉宗(イェジョン)1468年:18歳
第9代王・成宗(ソンジョン)1469年:12歳
第10代王・燕山君(ヨンサングン)1494年:18歳
以上の時代では、
『逆賊』(☆)

第11代王・中宗(チュンジョン)1506年:18歳
有名な、
『チャングムの誓い』『ファンジニ』

第12代王・仁宗(インジョン)1544年:29歳
第13代王・明宗(ミョンジョン)1545年:11歳
第14代王・宣祖(ソンジョ)1567年:15歳
第15代王・光海君(クァンヘグン)1608年:33歳
第16代王・仁祖(インジョ)1623年:28歳
以上の時代では、
『ホジュン』
『亀巌ホジュン』
『華政』(☆)
『不滅の李舜臣』
『宮廷女官キム尚宮』
映画『光海』(☆)

第17代王・孝宗(ヒョジョン)1649年:30歳
第18代王・顕宗(ヒョンジョン)1659年:18歳
第19代王・粛宗(スクチョン)1674年:13歳
以上の時代では、
『トンイ』
『チャンオクチョン』(☆)

第20代王・景宗(キョンジョン)1720年:32歳
第21代王・英祖(ヨンジョ)1724年:30歳
第22代王・正祖(チョンジョ)1776年:24歳
以上の時代では、
『イサン』(☆) 
『ときめき成均館スキャンダル』
映画『逆鱗』(☆)

第23代王・純祖(スンジョ)1800年:10歳
第24代王・憲宗(ホンジョン)1834年:7歳

第25代王・哲宗(チュルチョン)1849年:18歳
第26代王・高宗(コジョン)1863年:11歳
第27代王・純宗(スンジョン)1907年:33歳
以上の時代では、
『明成皇后』
『済衆院』

kyonboku2_20170306141123b03.jpg
(2015.12.15の空@景福宮)

2.未熟な王様

上記の即位の際の年齢では、18歳未満が8人います。
自分の感情をコントロールするという点では、未熟ではなかったのかと思われる少年王です。
それぞれに摂政政治が行われて、王は骨抜きにされていたと思います。
裏には大王大妃(テワンテビ)・大妃(テビ)と、その外戚関係で権力を持った官僚たちがいた…。

『朝鮮王朝実録』に基づき脚本化される史劇なのですが、この原典には偏向がある。
弘文館にいた後世の官僚たちによる(派閥の)バイアスがある編纂の結果だと思います。

そこで、王本人が思っていた政治・治世を実現しようと、国王として自立して治世ができていたのは18歳以上の王だったと考えると、上記から未成年で即位した王のドラマ『チャン・オクチョン』が外れます。
しかし、成人してからの第19代王・粛宗が派閥解消のために換局(ファングク;議会の解散)に努力した姿が描かれていますので、これは参考になりました。

# 『逆賊』の第22話までのところで、燕山君はやはり変わっていたのかと、二面性を感じました。
豹変して、まるで王権を利用した独裁者?
次の動画をどうぞ。
https://www.youtube.com/watch?v=MYT4paeimog&t=14s

これまでは絶対王権と官僚(派閥)との政争として見て来ましたが、自分の狩場のために村人たちを強制的に追い出す(執行はモリ:第22話)シーン。
ここで、見方が変わりました。
宮廷内だけでの背徳の行為で、彼の敵は官僚だけだったと思っていましたが、違いました。
民主主義の観点からは行き過ぎた王だったと言うしかありません。
太陽のように民を照らす王道が儒教の本質だと(知っていた)理解していたならば、あのシーンは残念です。
韓国半島の富も民も全部自分の物だとの発想が独裁に繋がったようです。

①勉強嫌い ×(感性と知性は天才的)
②暴君 ○(民百姓を苦しめた)
③酒池肉林 △(不明)

chan nokus a

3.王朝末期のこと

イ・サン(第22代王)が亡くなったのが1800年。
そして、イ・サンが亡くなってからの半島の100年のうち、およそ60年間は勢道(セド)政治と呼ばれる、王の外戚が権力を握った鎖国の時代でした。
外戚とは安東・金氏で、第23代王・純祖(スンジョ)の妻だった純元(スウォン)王后・金氏のファミリーのことです。
(詳細は次回)

その当時の海外のことを列挙すると、
アメリカの独立 1776年
フランス革命 1787年
そして明治維新が1868年

日本は欧米から80年~90年遅れて、明治維新と共にいわゆる「富国強兵」のための近代化が急ピッチで進みました。
また、半島では1897年に第26代王・高宗が国号を「大韓帝国」と変えて、皇帝に就きました。
高宗(在位44年間)が建築した徳寿宮(トクスグン)の中の近代建築に見られるように、日本から30年ほど遅れて近代化が始まったと思います。
ただし、明成王后・閔氏が頼る外国はまず清であり、夫の高宗の末期はロシアでした。

tokusu.jpg
(写真は韓国観光公社より)

王朝末期のことは『明成王后』『済衆院』、
日韓併合後の独立運動を描いた映画『暗殺』(チョン・ジヒョン主演)しか視聴していないので、これからの作品を期待しています。

この写真は李氏<朝鮮王朝>最後の第27代王・純宗(国立故宮博物館にて撮影)です。
すでに国号が代わり、彼は第2代皇帝であり最後のエンペラーともなります。

sunjon.jpg

にほんブログ村テレビブログ韓国ドラマへ
1週間のランキング@「にほんブログ村」

# 放送・第24話でカリョンがオリニ(=サンファ)を知ることになりました。
一部を先に紹介しておきます。

オンランはノクスのチマを踏んで、罰として投獄されました。
(言い伝えられる逸話の部分です)

「どうして私に親切なのですか?」

「ちょっと(クニャン)…、
 私の妹のように思えるからだわ」

「…」

「あの留め紐の残りの半分を誰が持っているのか知っている?
 あれは私の主人の…」

「あれは私の物ではないです。
 サンファの物で、
 サンファはいつもあれを持って歩いているわ」

「…」
2434h_20170420030925e26.jpg

ソン・ドクファンのところにサンファが報告

「何だと?!
 ホン・ギルドンが生きているのか?!」

「ええ、コンファがホン・ギルドンには興味を示しています。
 ホン・ギルドンが傷を負うと二日ほどは気がめいっています。
 とある日に、ホン・ギルドンのことで“死んだと聞いて可哀想です”というと、
 “なぜ死んだと分かるのか?
 同情する必要はない”とのことでした」
2434kk_2017042203432739a.jpg
# コンファはノクスの過去の芸名。
サンファ=オリニ(=守貴単の密偵)のようです。

(第24話のおわり)
https://www.youtube.com/watch?v=Se9CQeOe3MM

「お~い! イ・ユン!」
2435n.jpg
# イ・ユンは燕山君の本名で、李㦕(りっしんべんに隆でユン:융)
なお、胸のロゴは“仁”のようです)

# 今月末のKJS『逆賊』は5日間ほどお休みして、5月1日から再開します。
その間はイ・サンの映画『逆鱗~王の涙』です。
再編集しました。
今年もGWを前に佐賀県の有田陶器市に行きます。
昨2016年は、日本で最初に磁器が焼かれてから400年目の記念祭でした。

(↓長崎の英国領事館で使われた皿:中央のマークは輸入元の東インド会社のロゴです。
 昨年:佐賀県・有田:源右衛門窯にて撮影)
dejima.jpg

(チャン・オクチョン)
にほんブログ村 テレビブログ 韓国ドラマへ
にほんブログ村
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

王朝用語・脚本家など
ドラマと映画・感想など

openclose