逆賊 第10話(下) 王の心

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(第10話のラストシーンより)
https://www.youtube.com/watch?v=ADq3hgVFZ4w
(♬ 道はどこに…:by イ・ハニ)

逆賊 第10話(下) 王の心

# ギルドンが馬を引いての漢陽への旅
漢陽(現在のソウル)へと、西の西海を臨む海岸都市からの旅だと考えれば、現在では仁川からソウルまでが良い比較例だと思います。
(電車ではおおよそ1時間)距離は40kmくらいだったと想像できます。

ヨンゲが再登場

突然の小トラブル

ギルドンを知っている妓生が現れます。

「久しぶりだわね!」
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疑うチャンウォン君

「あいつは奴婢だと言ったはずだよな…?」
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「…」

「思い出した!」
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妓生が「…、ギル…」と名前を呼ぼうとした瞬間に、ヨンゲとセグル!

「アイゴ~、アガシ!
 ここで何をしてるんですか?!」
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「降ろしなさい!」

「アイゴ~、アガシ~!
 旦那に捨てられてから、この奥さまは訳の分からないことを言い出すようになったんです。
 息子が欲しいとか…!
 アイゴ~、どうしたら良いものか…」

「漢陽は広いから、狂った女もいるんですね!」
(ギルドン)
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チームから一緒に逃げ出したヨンゲとセグルを取り囲むと、

「実は会いたかったんだ!」

「つまらん言い訳を言うもんだ」
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「…」
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チャンウォン君を門外で待つギルドン

「確かにチョナだって大便はするさ。
 しかし、臭いは高貴だ」

「イングン(王)だって人間だ」

「ギルドンはどうしたのか?
 人間はみな同じだと言ってるぞ」

出てこないチャンウォン君なので、
「チョナは会いたくないのじゃないか?」
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待たされていたチャンウォン君内侍にお金をつかませて「来ていることをもう一度伝えてくれ」と。
暫くしてからの接見でした。

「本当に久しぶりだな」

「お元気で何よりです。
 この悲しみの中で民百姓たちが…」

「近くに寄ってくれ」
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「…。
 遠くにいましたので、ご挨拶が遅れました。
 こうして、お仕えしたく、参りました。
 これまでの不忠をお詫びします」

「そうだな。
 私が子供の頃はよく来てもらった」

「覚えていますか?!
 そうです! これからもそうします。
 漢陽に越してきます」

「…。
 しかし、チャンウォン君の居場所はない。
 そうじゃないか?」

「はい、チョナ。
 チャンウォン君が住んでいるところは、
 山や川に囲まれえた風光明媚なところです」
(キム・ジャウォン)

「実は私もチャンウォン君のような所に住みたいと思っている。
 何とも羨ましいことだ」

「…」
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意気消沈して門を出て来たチャンウォン君でした。
しかし、内侍が燕山君の手紙を持って走ってきます。

…家臣たちが私の落ち度を探そうとしている。
この難しい時に、
私がどうして支援してくれる者を近くに置いておけないと言うのだろうか。
チャンウォン君を私の傍に置いておけないことの方が残念だ。

「チョ~ナ~、
 ソングニマングハオムニダ~」
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その夜は大満足で妓生を呼んで酒宴

「ははは、チョナは私に会いたかったのだ…」
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「お!踏み台…」

「え?!」

「私が馬に乗る時の“踏み台”だから、そう呼ぶんだ」

「アイゴ!媽媽二ム。
 これからは媽媽二ムの踏み台になります」
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酔って寝てしまったチャンウォン君とホ・テハク

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ギルドンは酒の壺で…、しかし、アモゲからの言葉を思い出します。

…その日に何があったか知っているか?
私が無実だったから詫びをされたと思っているか?
違う。
アボジがこの手で殺したんだぞ。

「アボジ…」

…アボジを見ろ!

「…」

…これはお前の師匠たちの教えには反することだ。
手を血に染めたら教えには反することなのだ。
一度たりと手を血に染めると、もう戻れない。

「…」

…恨みと恨みの果てしない戦いになる。
チャンウォン君の傍にはチョ参奉の妻のパク氏がいるのだから…。

「…」
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妓楼を出て来たギルドン

「俺はチャンウォン君を白日の下に晒して、
 人々の笑いものにして罪を償わせる」

「殺さなかったのか?」

「それじゃあ、あまりにも簡単だ。
 生かしておくべきだ」

「…」
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「生かしておいて、ここで死ななかったことを後悔させるのだ。
 ただし王とは近い関係にあることが分かった」

「ではどうするのか?」

「チャンウォン君が漢陽を離れる前に何人かに会っておきたい。
 アボジが生きていることを伝えて、人を募る」
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アモゲが過去に救った者たちを訪問

「頭に入れておいて欲しい。
 チョナというのは遠い存在だが、
 クンオルシンは我々の身近な人だ」
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「やあ、ギルドンは大長老とはちょっと変わっている」

「ああ、人を失わないようにしている」
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宮中の情報が欲しいからでした

「誰のことか?」

「王だ」
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ギルヒョンに伝える老人

「数日で科挙試験だから漢陽に行かないといけない。
 今回の最終問題は王が自ら出題することになっている」

「聞きました。
 チョナは先王に似て、漢詩などを好む風靡な性格だと聞いていますから、
 先王が好きな漢詩や書も学びました」

「それは重要なことではない」

「?」

「大切なことはチョナの心を掴むことだ」
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コンファは一つの賭けにでました。
キム・ジャウォンを通じて、舞いを王に披露するコンファ

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「…」
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「…」
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数え年20歳で即位した王・燕山君のこと。
これまで数冊の本で調べている時に気付いたのですが、若いとはいえ、彼なりの“理想の王”とか“理想の国家”を描いていたと思います。
ただし、例えば、明と清との外交で苦慮した第15代王・光海君(『華政』)や、水原(スウォン)に華城(ファソン)を建設して遷都を考えた第22代王・正祖(『イ・サン』)のことを思うと、彼らは国内外の人々の生き様を知っていました。
燕山君は、まだ“宮中”という社会しか知らなかったようですので、スケールの比較にはならないと思います。

# 第11話より微修正します
(アモゲの義兄弟たち(*2人)の呼び名を微修正します。

情報通の“(元)ホクロ”
…ソブリ
“(元)ホクロ”の部下の“平ら顔”
…ヨンゲ
僧侶・鍼師
…イルチョン
細面の(元)漁師
…(セグル→)セゴル

大男
…クッセ
故チョ参奉に仕えた奴婢夫婦の息子
…(エプサン→)オプサン

県令
…ミ・グモク
妓楼の妓生
…チョク・ソンファ

# また、
アモゲやギルドンの発音はチュウォン(주원)君と聞こえますが、史実に残る第7代王・世祖の側室に昌原(チャンウォン:장원)君がいましたので、そのままにしておきました。

…(チャンウォン君→)チュウォン君
と変えます。


先に次のように書きました。
「さて、悪役としてドラマに出る“王室の家族だと名乗る”のは誰か?
(遡って)第4代王・世宗の側室の男子の名前までを調べました。
(略)
第7代王・世祖(セジョ)の側室の男子に2名、徳源君と昌原(チャンウォン:장원)君が浮かび上がりました。
(略)
どうもモデルは昌原(チャンウォン:장원)君(1447生)のようです。
当時45歳です。
しかしながら、まったく架空の人物かもしれません。
とりあえず昌原(チャンウォン:장원)君と表記します」

先週放送の第11~12話では、ギルドンとイルチョンの会話で、「チャンウォン君のハラボジヤン大君だ…」と出てきます。
“陽(ヤン)”の字を持つ“大君”と“君”は第4代王・世宗の子の中に3人いました。
そして、同じ音の“謙(ヤン)”では、第3代王・太宗の長男が謙寧(ヤンニョン)大君です。

ただし、どうも…、脚本ではそれぞれ実在の王室の人物の名前をもじったようです。
また、そうすることで、例えば「ロビンフッド」での悪代官のように、フィクションの部分ではギルドンの宿敵として引っ張れます。
第11話から、チュウォン(주원)君と表記することにします。

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