逆賊 第10話(上) 温かい石

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(2017.03.10)

逆賊 第10話(上) 温かい石

(シーンが戻ります)

捕えたホ・テハクに、“チャンウォン君の犬になるか、大長老(クンオルシン)との義兄弟になるのか”、その選択を迫ったギルドンでした。

「我々の側につくと、
 願いを出している財務官僚の地位はないこととなるが、
 銀山をチャンウォン君から取り返すことができれば、
 その利益を分け合うことができる」

「!」

「生まれながらの商売人だから、
 そのところの価値は解るはずだ」
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(そして)

エプサンが生きて戻って来たので、頼もしい仲間が増えたと酒を酌み交わしているところ

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エプサンはアモゲに、ウリニの靴の片方を見せていました。

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「ギルドンには言わないでくれ…」

「しかし、クンオルシン…、
 ギルドンはギルヒョンとウリニの形見は何も持っていませんから…。
 皆が探していることは知っていますが…」

「これはギルドンと私だけのことにしておいてくれ」
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外では
「さて、エプサンが戻ってきたことだし、
 すぐにでも兄貴とウリニを探そう」

「当然だ」

カリョンも仲間に入って来て、中に戻れと言うギルドンに、
「私が作った料理だから、私も食べるわ」

「あ~、この小さなご婦人の働きは大きいな」
(イルチョン)

「さあ、ギルドン。 彼女にも酌をしろ」

「お酒は好きじゃないけど、今夜は寒いからね」
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酒が進み寝てしまったカリョン

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ギルドンは釜戸で熱した石を布に巻いてカリョンの手元に…。

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「…」
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「オラボニム…」とのカリョンの寝言にウリニを思い出すギルドン

涙ながらにギルヒョンとウリニを思いながら大木に拳

大木の幹が縦に亀裂を生じます。

「!」
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さらに、ギルドンの叫び声は風を呼び起こします。

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ギルドンが“万能の子”の力を復活させたことを知ったアモゲ

「戻ったな…。
 お前の力が戻ったんだな」

「アボジ…」

「ギルドンや…。
 もう、アボジのこともギルヒョンのことも、
 ウリニのことも忘れるんだ」

「…」

「すべてを忘れて、自由に空を飛ぶことだ。
 お前と私は違う。
 アボジは法を犯すことをたくさんやってきたから、
 後ろ指を差す人がたくさんいる。
 しかし、お前はお前のアボジとは違う」

「…」

「ギルドンは明るい道を歩んで、大業を成すのだ。
 王に認められるような大将軍を目指すのだ」

「…」

「だから、私のことも全部忘れて、違う暮らしをすることだ」

「嫌だ。奴らはアボジの肌を削ぎ、骨を折ったんだ。
 忘れることはできない。
 この朝鮮全土から兄貴とウリニを探し出す。
 アボジ…、チャンウォン君を捕えるんだ。
 見ていてくれ、アボジ」
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手元に置いてあった布にくるまれた熱い石に気付き、それを胸に抱くカリョン

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ギルヒョンと老人

「ノサン王子が叔父に座を明け渡した時には、
 多くの学者たちが宮廷には背を向けた。
 お前の祖父・パク氏もその一人で、
 息子とその嫁と一緒に山に籠ってしまった。
 最後の末裔がお前だと思うが、山で暮らしていたのか?」

「…、私の祖父は…」

「いや、答える必要はない。すまなかった」
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「大変ご迷惑をかけたので、もうここで帰ります」

「科挙試験を受けるのか?」

「…」

「お前の祖父は世に背を向けたが、
 お前にはその必要はないからだ」

その気はないと言うギルヒョンですが、
「ではなぜ、筆屋の前をうろついていたのか?
 お前の祖父は宮廷の腐敗に嫌気をだして、去ったが、
 お前にはその必要はない。
 その若さを楽しんで、また、夜通し勉強して、
 王に仕える人となるのだ」

フォーマルなお辞儀をして帰ろうとするギルヒョンに、
「私の門はいつでも開いている…」
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ホ・テハクに潰されて寂れたイクァリのことを、旅の商人に出会って知ります。

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「誰も戻って来てはいない」

「…」

泣き崩れるギルヒョンでした。

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ギルドンに加担すると決めたホ・テハクでした。
ギルドンは県令のミ・グモクを救うという手柄を与えることにします。

グモクとギルドンたちの芝居

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ホ・テハクと一味がグモクを救います。

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ホ・テハクに救われたことを報告するグモク

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「…」
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そして、チャンウォン君が“漢陽に向かう日”を聞き出します。

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寂れたイクァリを知ったギルヒョン

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ギルヒョンと老人

「オルシン、私は受かるでしょうか?
 幼い時から読み書きを勉強してはいますが、
 この年になってからは怠けています」

「お前は絶望を知っている。
 もしも、お前が試験に受からないようだったら、
 私には人を見る目がないということになる」
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第10話はギルドンが馬を引いての漢陽への旅
jinsen tizu
実在の洪吉童(ホン・ギルドン)は山賊。
小説「洪吉童伝」と、このドラマでは、水(海)辺の村が本拠地。
中国の「水滸伝」と同じで、水のほとり(水滸)の伝説です。

これからもアモゲが築いた、イクァリの漁村あたりを再びホン・ギルドンの本拠地にするようです。
漢陽(現在のソウル)へと、西海を臨む西海岸都市からの旅だと考えれば、現在では仁川からソウルまでが良い比較例だと思います。
電車ではおおよそ1時間で、距離は40kmくらいだと想像できます。

# 今のアモゲの家から漢陽に向かうのですが、先週の放送ではその漢陽に近いところに妓楼を開くことになりました。
ところで、同じく先週の第12話での放送で、ここでのチャンウォン君の祖父が「ヤン大君」と出ました。
漢字で、“陽”とか“謙”が付く大君を調べていたのですが、首陽(スヤン)大君は第7代王・世祖のことで、もう一人、謙寧(ヤンニョン)大君は第3代王・太宗(テジョン:イ・バンウォン『六龍が飛ぶ』)の長男です。
どうも後者をもじったものだと思います。
つまり、ドラマで呼んでいるチュウォン君もヤン大君も、実在のチャンウォン(昌原)君とヤンニョン(謙寧)大君から、脚本では名前をもじったのだと推測されます。
第11話から、チュウォン(주원)君と表記を変えます。

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