逆賊 第7話(下) 女性の社会進出

今日は桃の節句ですね。
韓国では、3月3日と二つ合わせて5月5日が子供の日(어린이날:オリニナル)です。
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# 関東でのお雛様は向かって右で、お内裏様は向かって左に座っています。
“すまし顔”の2人ですが関東では、皇居での式典での天皇陛下と皇后陛下の立つ位置と反対に置かれます。
午後3時には関西からのお便りを紹介します。

逆賊 第7話(下) 女性の社会進出

ガリョン

「あれがコンファ姉さんの息子なの?」

「ええ、不運だわ…」

「だから、オンニは一つの場所には留まらないのよね」
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「宝石を渡して来ました」

「…」

「どうかお休みください」
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打ち明けるコンファ
 
「…、私のオモニは官婢だったわ。
 新しい県令が着任するたびに、炊事と洗濯だけでなく、
 その妾になって夜を過ごしたわ。
 県令がオモニのことが好きな時は幸せだったけど、
 オモニを好じゃなかった県令の時は姉も私も餓死寸前だったわ」

「…」

「ある日、60歳を超えた県令が着任したわ。
 県令はオモニを嫌って、
 その代わりに私がオモニに手を引かれた。
 とても寒い日だったけど、オモニの手は汗ばんでいた…」

「…」

「私はちょっとからかって、
 “オモニ。オモニの手が泣いているわ”と言った」

「…」

「オモニは言ったわ。
 “県令に好まれてその妾になるのが一番の幸せだわ…”とね。
 妾になれば生活も楽だわよね」

「…」

「しかし、私は許せない。
 あんな奴らに自分の娘を差し出したオモニのことを…。
 決して許せなかった」

「…」

「私には権力が必要だわ。
 あんなネズミのような奴らを火あぶりにするためだわ」

「…」

「あいつらを憎悪して、この世を恨んだわ。
 だから、私のこの胸の中に何もない。
 オモニはいないわ。
 だから息子が“オモニ!”と呼んでも、
 私の胸は“凍り付いた布”のようだわ」

「…」

「私はケモノだわ。ケモノになったのよ」

「…」
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「いいや、
 あなたの涙を見るとそのようには見えない」

「…」

「最初に会った時に言いました。
 “もう一度会えるとすれば、それは運命だ”と」
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「…」
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「…」
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「…」
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「…」
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「…」
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翌朝のこと

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出入りの商人が忍び込んでギルドンに炭火を当てます

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ギャ! と目覚ますギルドン

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叫び声に驚いたコンファ

商人が言うには、
「生死の境目から抜け出したあの男を確かめたかった」と。
(炭火を腹に当てたのはギルドンが万能の子ではないかと確かめるためでした)

「きっとあの男は歴史を作る男でしょう。
 あなたも知りたかったでしょう?」

「…」
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夜になって、今度は風呂場を覗いています。

「なぜ風呂を覗いているの?」とは、やって来たカリョン

「!」
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今度は覗くカリョン

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しかし、もうギルドンは外に出ていました。

「私じゃないわ!
 他の人が覗いていたのよ」

「?!」

「本当だわ」
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気づかうコンファ

「どうして外に出たのよ…?」

「あ~」

「私が着替えを持ってくると言ったのに…」

「…」

「中に入りましょう。
 何か食べたい物があるかしら?」
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# コンファのナチュラルな笑顔が良かった…。

カリョンは、
「…」
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さらに商人が来て

「私は、白いシカとか双頭のヘビとかクジャクとか…、
 不死鳥とか龍とか…、
 腕の下に翼を持った万能の子とかに興味があって…」

「ははは~、
 まだまだ伝説を信じている人がいるのか…?
 馬鹿なことは止めにして、俺には近づかないでくれ」

「ちょっと…、質問をさせてください」
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「…」
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「答えは貰ったの?」

「さあ…」

「あの人が万能の子だったの?」

「どうかな…、今度また来た時に教える…」
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その夜、雷が鳴り響きます

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宮中では成宗の臨終でした

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「アバ媽媽!」

「世子…、服をしっかり着なさい」

「…!」

「世子…、朝鮮は儒教の国だ
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「しかし、妻を追い出して殺すのも賜薬するのも孔子の教えですか?」

「…?!」

「アバ媽媽…、知らないとでも思っていたのですか?」

「…」

「つまり、私の父親が私の母親を殺したのですよね…?」

「…」

「本当に知らなかったとでも思っているのですか?」

「…」

「私は廃妃の息子です
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3本の矢の出所を探すギルドン

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罠場を荒らす者たちを捕えた時に気付きました。

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その頃、妹のウリニはどこかに拉致されています。

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峠の向こうには兄のギルヒョン

パク氏の31代の私が死ぬ前にこの書を…、
ここに来る旅人は、私の遺志をどうかお考えください。

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喪に伏していたのは元の県令のグモク

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(第7話の終わり)
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<朝鮮王朝>の衰退は第22代王・正祖(チョンジョ:イ・サン)が亡くなった以降だと思います。
王朝は日本や欧米から約50年も遅れた国になった…。
その原因は人口のおよそ1割の王室や両班の男たちにあったと考えています。
責任は重い。
そして、男たちがコントロールできなかった王の母(大妃:テビ)と正室が裏にいた…。
儒教(主に朱子学)に基づく身分制度・男尊女卑の社会で女性が政治・社会にかかわる道がそれだったと思います。
他方では、チャン・ノクスのように低い身分の女性でも、上昇志向が強い女性は、奴婢から脱却して、まずは妓生として教養を身に着けること。
そして、両班・王室に取り入ること…。
チャン・ノクス(張緑水)の社会進出のファーストステップだったと思います。

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