逆賊 第7話(中) 河の流れのように

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逆賊 第7話(中) 清く流れる緑水(ノクス)

記憶喪失状態のギルドンを介護したのはコンファ(張緑水)でした。
(# 頭を杵で殴ったカリョンに責任あり!
 ウリニを探して妓楼まで来たのに、記憶喪失になりました)

「オンニ、あの馬鹿の腕に巻いてあったこの紐を返しますか?」

「捨てなさい。
 …、いや、私が預かっておくわ」
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「ちょっと服を借りました。
 これから出かけますが、戻ったらまたここに居て良いですか?」

「どこに行くのですか?」

「この矢が作られた場所まで行って来ます」

「普通の矢だからどこにでもあるわ」

「私はこの矢を放った者たちを探す必要があります。
 自分を見つけ出すためにも…」

「…」

「それが済んだらお礼をしますね」
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「それは不要だから、帰って来てここで休んでね」

「コマスミダ」

「チョギ…、あなたはチョンゲムヌで私に会ったと言いましたよね?
 思えているかしら?」

「ええ、覚えています」

「その時にどんなことを言ったか覚えているかしら?」

「あ…、それは…」

「あ~、それは良いわ」
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市場では、
「この矢は大きな動物を射止めるためのものだから、ここでは売っていない」と。
また、
狩場で矢の出所を調べましたが、そこでも分かりません。

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コンファと芸子

「なんと柔らかい綿布…、今日は宴席ですね」

「今日は太鼓を叩いてもらうために、ギルドンを連れて行くわ」
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「確かに太鼓は叩けますが、
 あなたの踊りに合わせられるか自信がありません」

「行きましょう」
(コンファ)

「?!」
(カリョン)
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宴席に向かった3人

「これは名誉なことだわ!
 カジ!(# ため口で、“行こう”)」
(カリョン)

「“カジ”だと? 無礼な…」
(ギルドン)
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宴席で聞こえてくる言葉

「アイゴ~、コンファが踊るのか?
 もう年だろう?(#)」

「ははは、あんなに歌と踊りが上手い女はいないぞ!」

「タンエジョンのコンファが殿方にご挨拶申し上げます」
(カリョン)
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# 実際よりも10歳若く見られていたらしいです。

歌と踊り

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感動して抱きつく両班

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「歌が終わったお酌してくれ」

「私どものオンニは歌が終わるまではお酌をしません」
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「その歌で取引するのか?」

「…」

「では宴席の終わりまで歌を聞いていろと言うのか?」
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両班の無礼を制してギルドンは、
「では私が余興を務めます」

「?!」
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そこでギルドンが夫婦の間での笑い話で場を盛り上げます

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大笑い

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ちょっとむくれたコンファ

「どうして割って入ったの?」

「…」

「私が両班の相手ができないとでも思ったの?」

「いいや、ちょっと…、
 あんな連中の摂待をして欲しくないと思ったからだ…」

「…」
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「タンエジョンのコンファは“芸術家”だろう?」

「どんな妓生も歌い、踊るわ。
 私は芸能人ではないわ」

「いいえ、芸術家だ。
 あなたの歌と踊りは芸術だ」

「…」

「あいつらは両班に見えるかもしれないが、
 芸術を鑑賞する目はない

「…」
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「あんたにはあるの?」
(カリョン)

「?!」

「ああ、俺は朝鮮の国中を旅してきたから解るんだ。
 クンガン山の鳥たちとも一緒に踊ったんだ。
 海に沈む夕日を見て涙も流した。
 ギリ山の松の大木が朝夕の風に耐えるのも見てきた。
 アムノッカン(鴨緑江)では透き通った緑の水も見た。
 アムノッカンの人々は川の水をノクス(緑水)と呼ぶ」

「…、“緑水(ノクス)”…」

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「ああ、だから悲しいんだ。
 生きていくことは悲しいことでもある。
 しかし、それがまた良い…」

「…」
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他の妓楼への出張サービスをする際に通る茶畑

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どこでも人気のコンファ

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山では矢の出所を探すギルドン

「ソサンあたりの者たちが使っているそうだ」
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とある妓楼での帰り

(大きく開いたチマのために階段を降りるのが難しいので…)
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嫉妬するカリョンにも…。

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自分も芸を習ってみたいと言うカリョン

「不細工だから駄目だわ!」
(芸子)

「!」
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通りかかったギルドンは、
「可愛いじゃないか?!」

「?!」

「タンエジョンでは一番可愛い」

「?!」
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鏡で見るカリョン

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「本当に私が可愛いと思うなら、具体的にどこが良いとか…」

「…」
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何も言わないギルドンのことを、
「パボめ!」
(カリョン)

「…」
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コンファとギルドンの掛け合いが始まります

♪山に…

♬山に…

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♬私の愛は青い山のように…
私の愛はノクス(緑の水)のように…

♪ノクスは流れていく…
しかし、山は不動だ…

♬ノクスは青い山のことは忘れない…
青い山の周りを幾度も回って流れていく…
人はいつまでも流れ続けることはできない…

♪この長く曲がりくねった道には…
老若男女はいない。

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♬生きている私たちは…
一緒に座って素敵な時を過ごしましょう…
二人だけで…

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「美しいわ…」
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♪♬ あ~、山に…

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そこに、「オモニ…」
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# コンファは奴婢との結婚で一子をもうけていました。

お金を持たせて帰す役目はギルドン

「せめて食事をさせて帰せば…?」
という芸子に、
「私には母親の心はないわ」
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「…?」

「どうしたの? 私がケモノに見える?」

「…」

「ええ、私はケモノだわ」
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子供が金品を貰ったことを確かめて連れ帰る父親

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「…」
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第7~8話を見ていると、これからがドラマの本番だと思いました。
①上を目指すコンファこと張緑水(チャン・ノクス):30代
②上の不正にチャレンジする洪吉童(ホン・ギルドン):20歳
③第10代王に即位するのは燕山君(ヨンサングン):20歳
そして、
フィクション(小説)の一途なガリョンと冷静なギルドン…。

緑の水は半島と大陸の自然の国境となっている鴨緑江(アムノッカン)が由来…(?)。
エメラルドの伝説のように思えます。
遠い日の幻のように…(見たことがありません…)。
『六龍が飛ぶ』では、雪解けの水で増水したアムノッカンを渡河できず、李成桂(初代王・太祖)は引き返して高麗王朝を倒しました。
その際にムヒュル(役ユン・ギュンサン)たちは将軍に訴えました。
「無理して渡れば犠牲が大きくなります。
 我々の兵力の二倍になる、
 待っているオモニとアボジを悲しませることになります!」

(参考まで)
正式な法典では、身分は支配者層と被支配者層の2分でした。

支配者たち

(1)両班(ヤンバン:양반)
文官が武官よりも上位ランクで、科挙(クァゴ:과거)合格の国家公務員。
(2)中人(チュンイン:중인)
医官(ウィグァン:의관)や通訳のような専門職。

被支配者階級

(3)農業や商工業の常人(サンイン:상인) 常民(サンミン:상민)。
(4)賎人(チョンイン:천인)または賎民(チョンミン:천민)は奴婢(ノビ:노비)のこと。
奴婢には王宮や官庁での仕事に従事する公奴婢(コンノビ:공노비)と、
両班の私有財産の私奴婢(サノビ:사노비)。

下層階級から上へと登るためには、女性には妓生への道があった…。
いや、それが一般的な考え方のようで、支配者階級に取り入ること。
女は強い”という感想です。

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