逆賊 第4話(下) 奇跡の旅人

昨日に続き紀州の梅
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(photo by APB)

逆賊 第4話(下) 奇跡の行商人

居酒屋を10反の綿布で貸し切り

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居酒屋での噂は

「みんな、イクァリからのようだ」

「イクァリは罪人が逃亡して住まうところだろう?
 農民にも見えないが、どうやって生計を立てているのか?」

「どんな連中ですか?」

「奴らは取るに足らないならず者たちだ。
 王様の敵だ」

「あ~」
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「俺たちのことは“世間のクズ”だと呼ばれているようだ。
 ところでクッセはまだか??」

というところにクッセが海賊たちを連れて来ます。

「俺たちは兄弟になろうということだ」
(アモゲ)

「いったい誰がヒョンなのか?」
(海賊の頭領)

「俺が一番年長だ!
 それに号牌(ホべ:身分証)を持っているぞ」
(オクソンの夫)

「ははは、号牌だと?
 誰もそんなものは持ってない!」
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「…?」
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「みんな、これから友達になるために呼んだんだ」
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“兄弟の義”を交わすことになります。

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# どぶろく(マッコリ)にそれぞれ7人が血を垂らして飲みます。

「これまでのみんなの生き様はしらない。
 しかし、俺たちは今を生きている。
 みんなで生死を共にしよう。
 もう我々は一人じゃない。
 もう誰も俺たちの仲間には手を触れさせない。
 家族も仲間も、飼い犬だって同じだ」
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「そうだ!」

「仲間の一人の稼ぎであっても、それはみんなで分け合う。
 仲間の一人がケンカするなら、みんなで戦う。
 誰も死なない! 
 俺たちはみんなで生きるんだ!誰も死なない!」

「…」
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「万歳!」

「万歳!」

「アボジが死ぬかもしれないから、怖い」

「なぜアボジが死ぬのか?」

「僕のことが理由で“アボジが変わったんだ”とソブリが言ったんだ。
 どうしよう?」

「何を言い出すのか…」
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アモゲはリーダーとして村ではクンオルシンと呼ばれます。

「“大長老”…?」
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昼寝のギルドンには、トラと出会った時の森の中でのことが夢に出ます。

「解っている!解っているんだ。
 僕のためなんだ。
 僕が石臼を若旦那に向けて蹴ったからだ。
 アボジがソブリに会ったんだ。
 あれからアボジは変わったんだ…」

「…」
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「…」
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ギルヒョンの将来

短剣を磨くヨンゲは、
「これは明国の短剣だ」
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そこに来たアモゲは、
「ギルヒョンには官僚になるために勉強させる。
 ギルドンには剣術を教えて、将軍にする」

「そうだな、アモゲの大臣と将軍を見たいものだな」
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ギルドンの将来

「アボジ! 
 髪飾りを売っている行商人を知っているか?」

「いいや」

「僕は大きくなったら商人になりたい。
 国中を旅するんだ」

「ギルドンや。
 お前は大きな剣を持って馬に乗る将軍になるんだぞ!」

「なぜ僕が将軍になるのか?
 僕は行商人になりたいんだ」
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市場にやって来て、

「面白いか?」

「とっても面白い!」
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「お前にとって行商人になって世の中を知るのは良いが、
 よく聞くんだ。
 お前は特別な人間なんだ」

「?」

「お前は万能の子供なんだ。
 朝鮮では100年に一度と言われる子供なんだ

「じゃあ、王様から殺される子供なのか?」
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「好きなことをやっても良い。
 これまではお前の能力をアボジが隠して来た。
 チョ参奉の叔父さんに石を投げたことも庇ってきた…」

「これからは…?」

「石を投げたのはアボジだと言っておけ」
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<12年後>

船宿を建設しているようです。

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「…」
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「アボジ!」
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「お~、ウリニや~」

「これはアボジで…、
 これはギルヒョン オラボニ」

「…」
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「それに…、これは…へへへ」
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ギルヒョン

「銀鉱石から純銀はどれくらい精錬できるのか?」
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ギルヒョンは銀の精錬所を任されているようです。

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「若旦那が俺たちの銀山に興味を持ってくれたようですね…」

「…」
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「ユプサンオラボニム!
 ギルドンオラボニはいつ帰って来るの?」

「さあ~?
 兄貴に聞くんだな」
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「ギルヒョンオラボニム!
 ギルドンオラボニはどこにいるの?
 いつ帰るの?」

「遠くだ!
 忙しいからあっちに行っていろ!」
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「ギルドンオラボニ~!」
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「…」
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# 両班の屋敷? あるいは妓楼でしょうか?

「その男がそんなに良いのか?」

「鍼治療を受けると結婚できない女も結婚できるようになり、
 子供も授かるんですよ」
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「でも旅の商人でしょう?」

「だから旅商人とは呼びません。
 世間は“奇跡の行商人”と言っています」

「ではその人の名前は?」

「キルトン、ギルドンと言うのですよ」

「…、ギルドン…?」
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# その頃、ギルドンは約1年の行商からの帰路にあるようです。

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アモゲは“黒細麻布(フクセマポ)”と“銀山”に目を付けました。
いずれも、当時は大陸(中国)では希少品でした。
とくに、大陸や日本では金山が多い一方、韓半島では銀の産出が多かったようです。

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ドラマは12年後に飛びました。
この12年は単に12年ではなくて、7歳で世子になった燕山君(ヨンサングン)は満19歳、数え年での20歳です。
1494年12月、成宗が亡くなり燕山君が第10代王として即位しました。
ドラマの設定も、同じくギルドンが20歳を迎えます。

<王朝絵巻 シーズン8>
燕山君日記⑧(廃位)


実は即位の時はまだ満18歳でしたが、数え年で19歳。
さらに12月生まれだったのですぐにでも数え年20歳になるということで、摂政が置かれませんでした。

燕山君の残酷な行為の一つに、宦官・金処善(キム・チョソン)の直言を嫌い、自ら矢を射て殺すこともありました。
そしてそれだけではなく、全ての文書で“処(金処善の処)”の使用を禁止し、二十四節気の「処暑(チョソ)」を「徂暑(ジョソ)」に変えてしまいます。
こんな暴政ですから、民心は離れ、各地で「反正(バンジョン:クーデター)」の動きが起こりました。
1506年9月、朴元宗(パク・ウォンジョン)一派が兵を挙げて、廃位に追い込みます。
こうして擁立されたのが、成宗の次男の晋城大君(第11代王・中宗)。
一方の燕山君は王子に格下げとなり、江華島(カンファド)に島流しされ、その2か月後1506年11月に30歳で死去しました。

(以上、これまでが<王朝絵巻>燕山君日記のアバウト・概略です。
 今後は、その時代背景・文化について詳しく紹介したいと思います)

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