逆賊 第3話(中) 天は味方した

逆賊 第3話(中) 天は味方した

両班の屋敷

番頭のマンソクは奴婢たちを集めて、
「ここで起きたことは他言は無用だ!
 外には漏らすな!
 ここから逃げ出した者は犯人だと見做すぞ!」
312a_201702100810100c7.jpg

「ユプサナ~」
312aaa.jpg
(ギルドンは兄の友人を呼んで証言を頼みます)

第二回公判

「法に基づき、皆は自由に発言が許される」

322_20170210081008c22.jpg

「主人の叔父が言うには、
 クムオクが両班よりも先を歩いて失礼をしたそうです。
 そこで、叔父は優しくクムオクをたしなめたそうです。
 しかし、クムオクが怒ったので、
 それを見たアモゲが叔父を傷つけたそうです」

「…」
322a_201702100810078cf.jpg

「違います!」
322b_20170210081005321.jpg

「僕らが石投げ大会の準備のために石拾いをしていた時、
 両班の叔父さんがクムオク叔母さんの後を追いかけるのを見ました。
 そして突然叔母さんに抱きつきました。
 ギルヒョンのオンマが突き放すと、ナウリは殴って…、
 叔母さんを殴って突き倒しました。
 だから、お腹を岩に打ち付けてしまったんです」
322c_201702100810041da.jpg

「10歳の奴婢の子供の話を信じるのですか?」

「そうだ。
 法令では10歳以下の子供の証言は無効だ」

「いいえ、僕は11歳です」

「いや、奴婢の証言は無効だ」
322d_2017021008183669c.jpg

「不公平だ!」とギルヒョン

322e_20170210081834445.jpg

そこで毛皮の店の店主が声を上げます。

「アイゴ~、私が見ました」

私も見ましたと、髪飾りの店の女将

「髪飾りを取り上げた上に、
 クムの顔に唾を吐きかけました!」
322f_20170210081833ce3.jpg

お礼を言うギルヒョンとギルドンでしたが、

「生きて牢屋を出るってことは難しいことなのよ…」
322h_20170210081831225.jpg

「ギルヒョナ…、アボジは死ぬのか…?」

「…」
322g_201702100818324ca.jpg

奥方は屋敷に戻るやいなや、ユプサンを睨みつけて、母親のオクソンに平手打ち!

322k_20170210081830433.jpg

アモゲはグモクに頼んでソンファに証言を依頼します

322m_2017021008260409b.jpg

「助けてくれるのはお前だけしかいない。
 お返しはする」

「私にはお礼は要らないわ。
 これまであなたのような男…、
 妻の名誉のために命を顧みない男は見たことがないからだわ」
322n_20170210082604114.jpg

第三回公判

322p_2017021008260346f.jpg

「儒教の国のモラルに即して、
 両班の道を塞いだ女を叱っただけです。
 奴婢に教授したのです。
 それが罪だと言うのですか?
 そんな道徳心のない女を庇うのか、アモゲ?!」

「…」

「…」
323_20170210082602098.jpg

そこで、グモク

「妓生、チョク・ソンファ!
 ここに!」
323a_2017021008260110d.jpg

ソンファは地方長官に“お久しぶりです”のフォーマルな礼をして、証言します

「長官。
 このチョ・サンムン参奉(チャンボン)様の叔父上は貧乏な両班でした。
 それで生活をチョ参奉に頼っていました。
 そのお金で私のことをこの数年も追いかけまわしました。
 それに妾にもなるように求めてきました。
 そこで、
 “私を見受けをするだけのお金があるのですか”と聞くと、
 “アモゲの財産がチョ参奉の手に入る”と言いました。
 しかも、
 その“親戚から大金が入る”と言いました」

「いったい、何を言い出すのか?!」

「その上、
 屋敷からは子供たちをも売り飛ばすとのことでした」

グモクは、
「私はこの“叔父からソンファへの恋文”を証拠に預かっています」
323b_20170210082600026.jpg

即座に地方長官は、
「親戚の弔事の際にも妓楼に出入りしていたのか?!
 道徳に照らして許されない!
 お前はムチ打ちに処する。
 奥方のパク氏には50反の綿布を罰金とする!」
323c_2017021008454453e.jpg

しかし、捨て台詞が尾を引きます。

「私を傷つけたのはアモゲではなくて、
 アモゲの息子だ!」
323d_201702100845433b5.jpg

「…」
323e_201702100845423e0.jpg

ギルドンのことが気になるアモゲ

「最初から解っていたが、
 とにかくクムオクの名前が晴れて良かったか?」
323f_20170210084541266.jpg

お前は俺のトラブルメーカーだというグモク

「奴らはクムを殺しておきながら何もなかったように歩いている。
 俺だってそうすることで公平になるというものだ」

「お前は最初から生きて釈放されると考えていたのか?
 え?!」

「俺の命は神の手の中にある。
 神が俺を救うならば、俺は生きていけるということだ。
 その救いが遅れれば、俺は死ぬ」

「な、何と…、俺と心中する気なのか?!」

「や~。
 俺は天の導きに従うだけだ」

「?」

「あの嫉妬深い廃妃(ぺビ)に味方する奴らはそのうちに逮捕される」
(# ④)

「?」

「廃妃が存命するなら俺は死ぬ。
 しかし、廃妃が死ぬなら俺が生きる」
323g_20170210084540b40.jpg
# 時世の流れを知ったアモゲの懸けでした。

323h_20170210090307dd3.jpg
# チョ参奉の部屋の整理整頓係のアモゲは、チョ参奉の枕もとから廃妃が発した書簡を発見して、その内容を知ることになりました。
字が読めないアモゲですが、ギルヒョンに読んでもらっていました。

323m_201702100903068f8.jpg
# “ホクロ”に頼んでいた情報収集から、“賜薬死罪の王命”が出たことを知ります。

にほんブログ村テレビブログ韓国ドラマへ
1週間のランキング@「にほんブログ村」

KJS「逆賊 第2話(下) 復讐」の<王朝絵巻 燕山日記③>にて、燕山君の実母が廃妃されましたが、その3年後に成宗は廃妃の不穏なカムバックの動きを知らされて、激怒。
賜薬の王命”を発した(# ④)と、記しています。
そして、廃妃に加担した者たちは“逆賊”扱いになります。

<王朝絵巻 シーズン8>
燕山君日記⑤(即位後のこと)


燕山君は生年1476年~没年1506年(30歳)で、
在位期間は1494年~1506年の12年間。

独裁君主に変身するのは即位後4年目からです。
それまでは、成宗時代の人材が残っていたので、社会も安定していました。
この4年間に、
成宗時代末期に広がり始めた退廃的な風潮と不正腐敗を一掃するために、全国に国王の直属の“暗行御使(地方の官僚の調査や庶民生活の調査)”を派遣して地方官僚の綱紀粛正を行っています。
また、辺境での女真族を懐柔し、帰化も進めました。
さらには後代の王のために、第4代王・世宗から第9代王・成宗に至る『国朝宝鑑(コクチョボガム)』を編纂し、これが王道教育のテキストとなりました。

ただし、官僚たちとの水面下での神経戦が始まっています。
官僚たち、中でも士林派と呼ばれるグループから何かと諌言をされ、さらには学問に励むようにと強く求められていたからです。
元より勉強嫌いで、学者や文人たちを敬遠してはいたものの、いよいよ士林派の存在すらも煩わしくなります。
こうして、二大事件が発生することになります。

にほんブログ村 テレビブログ 韓国ドラマへ
1週間のランキング@にほんブログ村
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

王朝用語・脚本家など
ドラマと映画・感想など

openclose