逆賊 第2話(中) 不穏な町の噂

逆賊 第2話(中) 不穏な、町の噂

開城(ケソン:開京)からアモゲの仲間がやって来ます。

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心配顔の妻と挨拶をしないギルドン

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「往十里(チャンニョンニ:東大門の郊外)の土地は全部、
 イ(李)一族の持ち物だった。
 数年前に付近の村から来た者たちは死んでしまっていたんだ。
 お粥も貰えずに餓死だった」

「飯はみんなで分け合うべきなのだが…」

「危険はないのか?」

「俺には何も恐れはない」

「お前の次男坊のためなのか?」

「我々の自由のためだ。
 自由を得ないと死ぬだけだ」

「何を言い出すのか?
 ただ監視していてくれとだけしか言わなかったのに…?」

「水は上には流れない。
 魚は水がないと生きていられない。
 ただそれだけのことだ。
 奴隷のような生活では長生きはできないからだ」
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「朝食もせずにこんなに早く出ていくの?
 どこに行くの?」

「俺たちは忙しいのだ」

「もう少しいてくれると思っていたのに…」
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(急いで替えのワラジを持たせるクムでした)

仲間が集まって

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「羨ましかったら、お前たちのアボジ達にも“商人になれ”と言え」とギルドンはお土産の飴を配っています。

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居酒屋での噂

「聞いたか?
 廃位された王后の次男が宮中で死んだそうだ」

「王妃には世子の他にも子供がいたのか?」
(# ②)

「ああ、しかも廃位された10日後にその子は死んだんだ。
 だから廃妃(ぺビ)はそれを知った3年後に、
 “復讐を決めた”ということだ。
 だから廃妃に従おうとする人たちが集まり始めたんだ」
(# ③)


「…」
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両班の地位を保つには「金が必要なんだ」とチョ・サンムン。

「あなたが無駄な貢物ばかりするからよ」
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廃妃を味方する両班たち

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…ソ・ハクが地位についたら、世子が元の地位に戻る。

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…廃妃から貰った手紙が役にたつだろう…。
(# ③)

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宮中

「アボジと呼んではいけないのか?」

「ええ、王子(ワンジャ)ですから、
 父上のことはアバ媽媽と呼んでください」

「なぜアボジと一緒に暮らすことができないのか?」
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「今は私たちがお世話することになっております」

「では、弟は宮中で死んだのか?」(# ②)

「!」
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帰って来たアモゲ

「ギルヒョンや~」
(お土産は硯と筆でした)
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「これは娘のためのテンギ(#)だ」

「まだ、娘だとは決まっていないわよ」

「きっと娘さ! へへへ~
 これはお前の櫛だ」
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「アイゴ~、疲れた」と寝てしまうアモゲ。
クムが箱を覗くと、中には絹布と銀貨

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アモゲは庭の地中の大きな壺に絹布や銀貨を隠します。
クムには分かっていたようです。

「なぜ質問しないのか?」

「…、ただ誰をも傷つけないで下さいね」

「…」
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チョ・サンムンの家計は赤字のようで、両班の地位を維持するために土地や奴婢の娘を売って貢いでいたようです。

金の仏像彫刻や翡翠を見せながら、
「俺だっていつ売られるのか心配だ」

「やあ、小さな翡翠が木綿の3反くらいの値段かな…?
 ところで、何を考えているのか?」

「俺は自由な身分になれそうだ」

「お前のご主人は家を出ることを拒んだとは言わなかったよな?
 それなのに…なぜ?」

「ああ、どうも金が必要のようだから売ることを考えるだろう。
 誰か平民で俺を買ってくれる人を探せないか?
 下僕として扱ってくれる人だ」
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“ホクロ”が知っている役人は捕盗庁の官吏でした
(地方長官に叱られています)

「この訴状は誰からなのか?
 相手取っているクネリの土地権者は誰なのか?」

「え?!」

「この土地のことを知らなかったのか?!
 (軍事担当)大監の奥方の一家だと知らなかったのか!?」
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妓楼

「今日はお会いになりたいという人が来ていますよ。
 このお酒はその殿方からです」
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アモゲがお金を出して、見受けしてくれる平民をさがすためでした。

「俺がお前を自由にしなかったらどうするのか?」

「あなたの野心を信じています。
 あなたが望んでいるのは、
 3年ごとに漢陽に戻る役人たちに媚びへつらうのではなくて、
 自らが漢陽の宮中の仕官になることだと思います」

「…」
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奴婢を買いに来た役人

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300反の綿布と、家族合わせて1000反の要求に応じます。

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妓楼

「ほほほ…、チョ・サンムンの下僕のマンソクが、
 私に密偵をして欲しいと言ってきましたよ」

「監視するだと? お前が言っていたとおりだな」

「誰よりも知っていますからね…」
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チョ・サンムン夫婦に報告するマンソク

「妓楼では何も分からなかったと言うのか?」

「アモゲの家に行った医者はどうだったの?」
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「通いの医者が言うには、
 子供たちに読み書きを教えているほか、
 毎日コメのご飯を食べているそうです」

「奴婢がそんな食事を…?
 この取引は延期した方が良いですよ。
 アモゲの隠し財産を取り上げた上で売ればよいではないですか」

「奴婢であっても年貢以外には取り立てることはできない
 それが国法だ」
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「しかし、奴婢が主人に危害を加えた場合は例外です。
 ほんの少しでも傷を負わせるようなことがあれば別ですよ。
 その場合は奴婢の命さえもらえますよ。
 命の代わりに財産を取り上げても、誰も批判はできませんよ」

「…」

「あなたの叔父さんはどうでしたか?
 妓生との恋に落ちていましたよね。
 一度酒宴に呼んでください」
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売る前にアモゲの財産を没収する策略でした。

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# テンギ
未婚の女性が髪を編んで長く垂らしたスタイルが“テンギモリ”。
その長い髪の先に付けるリボンを“テンギ”と称します。
なお、“モリ”は頭の意味。
また、チョ・サンムンの妻の髪型は“オヨモリ”と呼び、カツラです。

<王朝絵巻 シーズン8>
燕山君日記②
(燕山君の父・成宗の頃)


第9代王・成宗(ソンジョン)の時代は、その強い政治力により内政が安定していました。
ただし、次の世代には火種を残しました。
豪気に溢れる成宗には生涯を通じて正室3人、側室9人を娶って28人の子供を得ています。
この火種こそが第10代王・燕山君です。

成宗の最初の正室は恭恵王后・韓氏(子供なし)、二番目の正室が斉献王后・尹氏(1男)で、その子が燕山君です。
この正室の尹氏は、一時期は王の寵愛を独り占めしていたものの、非常に嫉妬深い人。
王が次第に後宮たちと夜を過ごすことが多くなると、王の周囲の女性を毒殺するつもりで、常に砒素を隠し持つようになりました。
しかし、これが発覚してしまい、嬪(ビン:正一品)に降格されそうになるという窮地に陥ります。
何とかこの件は成宗の配慮でかろうじて事なきを得ますが、嫉妬はそこで留まりません。

そして、次に起こした事件が命取りになります。
嫉妬から万民の父である成宗の顔を引っかいて、“爪痕”を残すという事件です。
まさに王の面子が潰れ、国母とはいえ再度降格または廃妃(ぺビ)論が浮上しました。
重臣たちの論議は続き、一部の官僚には反対もあったものの、それを押し切って成宗は廃妃を決め、私家に追放しました。
しかし、その3年後の1482年のこと。
宮中に残っていた息子の燕山君を“世子”に冊封しようという論議が浮上。
以前より同情を抱いていた官僚たちが動き出します(# ③)

ドラマもこの頃を描いているようです。

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