逆賊 第1話(上) 能ある鷹は爪を隠す

逆賊 第1話(上) 能ある鷹は爪を隠す

<プレリュード>

…ギルドン、お前は…。
長となる優れた能力を持っていると聞いたことがあるか?

…聞いたことはないよ。

…クマのような怪力とトラのような素早さだ。
そして、どんなに傷ついても一晩で回復する肉体だ。
まさに生まれつきの将軍だ。

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…ただし、退却をしないことが危険になる。

…引き下がらないと、どうなるの?

…みんな死ぬ。
能力がある子供は死ぬ。

…それに父親も母親も兄弟にも及ぶ。

…誰が殺すの?

…チョナだ。

「…」
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<1505年の冬>

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側室の張緑水(チャン・ノクス)

第10代王・燕山君(ヨンサングン)がやって来ます。
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「いい香りだな…」

「…」

「あいつが会いに来た。
 ホン・ギルドンだ」

「…」

「宮殿に来る前には、お互いに知り合いだったそうだな」

「…」
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シーンは変わって、籠城するギルドン

「ガリョンや…」
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「最後の通告だ! 門を開けろ!
 さもなければお前の女を殺すぞ!」
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「私のために止めるなら、
 私は二度と会わないわ」

「…」

「私はもう会わないわ」

周囲のことを無視して矢を向けます。

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「ギルトな~」

「ギルトア~」
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「…」
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「…」
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# ホン・ギルドンは、目隠しされて縛り付けられた女性の胸を射抜きます。
さて、この女性は誰か?# ①

ヨンサングンとギルドン

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「質問がある。正直に答えろ」

「…」

「お前は滅亡した高麗時代の王族の最期の末裔だと聞くが、本当か?
 でなければ、王家の妾の息子でそれを怒っているとも聞くが…」

「…」

「でなければお前は自分のことを何だと思っているのか?」

「俺は高麗の王族の末裔でも、妾の息子でもない。
 それに落ちぶれた貴族の末裔でもない。
 俺は、アボジの息子、奴婢のアモゲの息子だ」

「ははは、まさか…?そんな下層の子供だと?
 ありえない…」

「では、貴様はなぜだ?
 高貴な王の元に生まれたのに、そんな下劣な男になったのか?」
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<本編:逆賊(ヨクジョク)>
「Rebel : Thief who Stole the People」
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…アボジは賤民の子供として生まれて、奴隷として暮らしていた。
チョナはアボジのことをアモゲ…、
アボジが死ぬまで“名無し”と呼んだ。
俺にはアボジが“ギルドナ”、
“ギルドナ”と呼ぶ声だけが脳裏に焼き付いている。

ギルドンの母親(クム:夢)も同じく両班(チョ・サンムン)の下働き。

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金属の食器を磨いて鏡にしていると、

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近寄ったアモゲは頬を寄せて、「もう一人子供が欲しくなったか?」
(仲の良い夫婦でした)

「仕事は任せろ。
 それよりもお前の背中を大切にしろ」

「アイゴ~」
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「アイゴ、ところで…。
 サムスンの子供のことを聞いた?」

「?」

「何か悪い物を食べた途端に死んだそうよ。
 村人は大きな壺に入れて埋葬したそうよ。
 村人が言うには、
 その子の背中には角が突き出ていたらしいわ。
 つまり特別な体と万能力をもった息子だったようだわよ」

「まさか、馬鹿げた話だ。 ありえない」

「確かにね…。
 でももし私が万能力の子供(Mighty Child)を生んだとすれば、
 どうする?」

「…」
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「オモニ! 赤ん坊はお腹が空いているぞ!」
(ギルドンの兄・ギルヒョン)

「アイゴ、アイゴ~」

「誰も見てないぞ」

「アイゴ、見張っていてね」
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「あんまり飲ませるとお前の方が困るぞ」

「ちょっとの間だけ飲ませるわ」

「…」

「アイゴ、痛いわ! 
 こんなに強い力で吸われているわ…」

「へへへ…」

「名前は思いついたの?」

「もう決めたと言ったじゃないか…」

「うちのご主人様は良くない名前だと言っているわよ」
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クムはチョ・サンムンの息子にも乳母として母乳を与えないといけません。

「アイゴ~、
 お前のお乳はすぐに終わりになったな…。
 それなのに元気だ…」

背中をチェックして、
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「誰が何と言おうとも、お前の名前は“ギルドン”だ」
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奴婢たちと両班

「秋の収穫が終わるとお給金を上げる。
 しかし年貢は、木綿の布3反だ」

不満を露わにする奴婢たちでした。

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「すみませんが、
 今年は引っ越しても良いとのことでしたが…?」

「…」

「毎年、“引っ越しても良い”とのお言葉ですが、一向に…」
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アモゲとクム

「来年は何が何でもここを出る」

「私は大丈夫だわよ」

「そんなことで良いのか?
 あいつらにお前のお乳を搾取されているんだぞ…」

「他の奴婢たちも同じことをしているわ。
 自立したとしても年貢は厳しいわ。
 ここで、ご主人たちと一緒に暮らす限り、
 子供たちには“食いっぱぐれ”はないわよ」

「は~、ギルドな~」

「アボジが呼んでいるわよ…」
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<ここからギルドンの少年時代>

鉄腕ギルドン(mighty boy)

鉄器を曲げてしまいます。

「?!」
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石垣作りのための岩運びはギルヒョンが休憩している間にギルドンが運びます。

「ヒョン!良く寝たのか?」

「誰がこの岩を運んだのか?」

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クムの力では運べない大きな瓶

「オモニのヌルンジを早く食べたい」などと言いながら、ギルドンは手伝います。

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「?!」
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夕食の時間になって

「僕が居眠りしている間にギルドンが岩を運んでくれたんだ」
(ギルヒョン)

それに大食漢

「小さなブタだ」

「ブタじゃないぞ!」

と言いつつも半端じゃない食べ方にアモゲは驚いています。

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旅芸人たち

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綱渡りの曲芸の後には丸太割

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ギルドンが、
「あんなの簡単だ。 僕だってできる」

と言うので、両班の息子が「この子ができると言っています!」と。

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「…」

丸太に亀裂…

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曲芸を見に行った兄弟のことで、クムが、
「ギルドンは、あんなのを見るのは無意味だと言っていたわ」

「?!」

心配になってアモゲが駈けだします。

ギルドンが丸太を割ろうとするのを制します。
そして、準備されていた切れ目が付いている別の丸太を掲げて、

「これを見てくれ!
 最初から切れ目が付いているぞ!
 これは詐欺だ!」
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<プレリュード>は第10代王・燕山君(ヨンサングン)の時代で、物語の後半のようです。
<本編>は第9代王・成宗(ソンジョン)の時代から始まりました。

このドラマには伏線が数々敷かれ、またギルドンの父親・アモゲと仲間たちのストーリーではトリックが楽しめます。
父親・アモゲの役はキム・サンジュン(『シティハンター』など)
母親・クムの役はシン・ウンジョンです(『信義』など)

Kstyle Newsより

「逆賊」がベールを脱ぐ。
窮屈な現実を吹き飛ばすドラマになれるだろうか。

(1月)25日の午後、ソウル麻浦(マポ) 区上岩洞(サンアムドン) MBC社屋で新月火ドラマ「逆賊:民を盗んだ盗賊」の制作発表会が行われた。

この日キム・ジンマン監督は「僕たちのドラマはホン・ギルドンが実在人物というところから始まる」と企画意図を伝えた。
続いて「このドラマを企画してから長い時間が経った。最近の韓国の現実に似ている。興味深い見所ポイントになると思う。
“人類愛”で大きくなっていく一人の人間の成長を描いている」と説明した。
キム監督は「今の時期と偶然の一致でぴったりと合った」とし、「最近、様々な種類の時代劇があるじゃないか。『逆賊』は正統派時代劇だ。メッセージや政治的な要素よりも、今までの時代劇とは差別化を図った」と強調した。

ユン・ギュンサンのキャスティングの秘話については「tvN『三食ごはん』を見て決めた」とし、「大きな赤ちゃんのような魅力があった。その姿が印象深く感じた」とつけ加えた。

ユン・ギュンサンの覚悟はどうだろうか。
ユン・ギュンサンは「時代劇の主人公になるということに緊張し、心配もした。
人間ユン・ギュンサンとホン・ギルドンが共に成長していく姿を見せる。
監督の言葉に元気づけられた。
恐怖が期待に変わった。
今はワクワクしている」と期待をあらわにした。

キム・サンジュンも「僕たちのドラマにおいてもっとも大きな逆賊は寒さ」とし、「昔、時代劇を終えて誓ったことがある。冬には時代劇に出演しないということだった。
しかし、『逆賊』のシノプシス(ドラマや舞台など作品のあらすじ) をもらって響きを感じた。
真実を語ることができ、とても嬉しい。
面白さと意味を同時に与えられるドラマだ。
後悔せずに作業している」と自信を見せた。

「逆賊」はホ・ギュンの小説の中に登場する道人ホン・ギルドンではなく、燕山君(ヨンサングン) 時代に実在した人物ホン・ギルドンに再照明する。
暴力の時代、財物ではなく民の心を奪ったホン・ギルドン、彼の人生と愛、闘争の歴史を密度あるタッチで描く予定だ。
キム・サンジュン、ユン・ギュンサン、イ・ハニ、キム・ジソク、チェ・スビンなどが出演する。

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元記事配信日時 : 2017年01月25日15時14分
記者 : キム・プルリップ

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