青い海の伝説 第20話(上) 人魚と人間の間に

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(第4話より)

ホ・チヒョンが運転した車に撥ねられて足を骨折しただけでなく、今度はチヒョンの銃弾をダイレクトに心臓に受けたために、シンチョンは自分の体力の限界を感じていたようです。
ジュンジェとのキスは、“しばしお別れ”のための(記憶を消すための)キスでした。

# 昨日のAPBさんのコメント(妄想と迷推理)と合わせて次を読んで頂きたいです。
(コメ返に替えさせて頂きます)

様々な推理が、まるで輪(ループ)のように繋がって、推理が論理となって完結する。
しかし、その推理のループに落とし穴がある時は、それを“ループホール”といいます。
先に結論を言えば、ジュンジェとジュンジェオンマ(ユラン)の祖先には“人魚の血が流れていた”との推理を挿入することで、このループホールは埋まると思います。
脚本家はそこまで頭に描いていたからこそ、
①古代の壺とダムリョンの肖像画が見つかった時に、(博物館で)チャ・シアがジュンジェに「あんたの母方の祖先を調べた方がいいわ」と言いました。
また、
②ソ・ユナとジュンジェの共通点は、ふたりだけがシンチョンの心の声を聞くことができること。
この2点は脚本家の頭脳にある、理論上の“人魚伝説”だと思います。
しかし、他のドラマ(例えば『信義』)にもあるように、脚本家と演出家との間にもループホールがあって、演出・説明が欠如していた大きな点(落とし穴:ホール)だと思います。

なのでシンチョンは、ジュンジェの記憶を消そうとしても、(スペインでのことと同様に)いずれ蘇ると解っていながらのキスだと思います。
なので、自信を持って、3年後には体力を回復させてソウルに帰って来るのだと思います。
さらに、これからソ・ユナと会話して自信を深めます。
(これからのKJSでの第20話の先取りです

もう一点は小さなループホール。
ナムドゥの祖先がダムリョンの友達(現在のナム秘書部長)に「公務を全うして下さい」と言いました。
これはジュンジェが受け継ぐ(父からの遺産)であろう企業=父親のグループ企業の経営のことだと思います。
ナム秘書部長に事業の全てを託して、ジュンジェは心置きなく、シンチョンと二人だけで束草(ソクチョ)の海岸へと旅立ちます。

なお、県令キム・ダムリョン→罪人キム・ダムリョンの件です。
これは<王朝絵巻>ファンの方ならお解りだと思います。
ヤン・センギルの策略と嘘のチクリにより、漢陽の捕盗庁からの使者(ホン刑事の先祖)が「王命」を読み上げました。
「罪人キム・ダムリョン…」
当時は王命により、“一夜にして”大監だって、令監だって罪人にされました。

青い海の伝説 第20話(上) 記憶を消す少女ユナ

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http://www.koreandrama.tv/the_legend_of_the_blue_sea/The_Legend_of_the_Blue_Sea_Episode_20-subs-35090-1/

シンチョンが家を出る時に、ナムドゥ、テオとユラン

「この時間にどこに行くのか?
 また喧嘩したのか?」
(ナムドゥ)

「ちょっとの間だけだけど、
 私には行かないといけないところがあるからだわ」

「ちょっとなの、どこに?」
(ユラン)
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握手を求めて
「みんなありがとう」

「?」

「?」

「?」
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アン・ジンジュの家

「オンニ、それはミンクのコートなの?」
(シア)

「オモ! よく分かったね!
 新しいデザインだわ」

「オンニは気にしないのね。
 そのためにたくさんの小さくて可愛いミンクが死んでいるのよ」

「あなたのダウンのコートだって、
 たくさんのアヒルの羽毛からできているのを理解していないの?
 こんなにして毛を抜かれるのよ!」と、
夫を突っつくジンジュ。

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「オモ!
 ホ・ジュンジェさんの恋人?」

「それだけではないわ。
 他の男からも片思いされているわ」
(シア)

シンチョンはシアに、テオの携帯の中の写真を消すように頼みます。

「もう消したわ」

そして、シアだけでなく、アン・ジンジュ、チャ・ドンシク、エリザベスとも握手して彼らの記憶を消します。

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こうして、
周囲の知り合いには握手を求め、自分が存在したことの周りの記憶を消します。
しかし、その知り合いの中で、ソ・ユナは別人でした

コンビニ

「ここで一緒に食べたことを思うと、
 寂しくなるわ、アンニョン」
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「アンニョン」
(ユナとシンチョンは握手)

「必ず帰って来てね」

「…」
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「もうすぐにも行くの、オンニ?」

「?!」

「…?」
(ユナへの記憶操作は不可能でした)

「まだ私を覚えているの?」

「なぜそんなことを聞くの?」

「え~? 
 私のことを覚えていてはいけないはずだわよ」

「何のことを?」

「…、あなたはちょっと変わっているわ。
 他の人には聞こえないのに、
 私の(心の)声が聞こえたりするからだわ」

理由を聞くと、
「オンニのことは夢でも見たからだわ。
 その夢では人魚だったわ。
 私もそうだわ」

「あんたもそうなの?」

「んん」

「?!」
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「夢ではお父さん(アッパ)は漁師で、
 オンマは人魚だったわ。
 素敵でしょう?
 私は昔は人魚だったから、人魚と話ができたのよ

<ユナの前世>

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「アジョシ!今日は漁に出てはいけないわ! 
 大嵐が近づいているからよ」
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「それでどうなったの?」

「んん~、私の夢は良かったわ。
 そして幸せだったわ」

「…」

「その夢から覚めると一日中幸せな気分だわ」

「…、良かったわ」

「何が?」

「それが“伝説ではない”ということが分かったからだわ」
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…彼は記憶があるということは、また戻ることだと言った。
私のこの世界での記憶は良い記憶だから、
悲しくもなく消えもしないわ
この愛を守るわ。
そして戻って来るわ。

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ジュンジェの枕もとにはピンクの大きな真珠

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『青い海の伝説』(最終話)

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<3年後のこと>
誰もシンチョンのことを覚えてはいません。
# 後に解るのですが、ジュンジェはこの家を買い上げてオンマ(モ・ユラン)に譲渡しています。

朝食の卵焼き

「あ~、いい香りだ~」と食卓につくナムドゥ。

「出て行けと言っているのに、
 こいつら(ナムドゥとテオ)は、
 もう3年間も居座っている」
(ジュンジェ)

「いいのよ、
 あなたたちが結婚するまで出ていく必要はないわ」
(モ・ユラン)

「俺には初めて“オンマ”と呼べる人ができた」
(ナムドゥ)

「俺も…」
(テオ)

「オモ? テオまで?」
と、そう言ってジュンジェの前の卵焼きの皿をテオに回すユラン。

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ジュンジェが、その卵焼きの皿をまたテオから取り上げると、ユランはジュンジェの頭をポカリ
それで、一個だけしぶしぶとテオにあげるジュンジェでした。

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# ここにAPBさんからの差し入れです。
三つ葉とカニ蒲鉾の入った卵焼き。
添えは茗荷の甘酢漬けです。

ナムドゥは、
「なぜこの席が空席なのか?
 何か変だ…」

「変なことはない」
(ジュンジェ)
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# ジュンジェはシンチョンを覚えています。

検察庁

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ジュンジェはロースクールを卒業して、研修所でも高成績でした。
そして選んだ道は検事

研修生として実地研修

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いつもの井戸端会議のジンジュ

ジュンジェが株式のすべてをオンマに譲り、ロースクールを出て検察庁で研修中などと噂話…。

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そのユランは、ジュンジェから譲渡された株式の半分を使って、10代の孤児のための基金を創設。

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検察庁では、3年前の詐欺師たちの侵入事件が話題
(# 第1話)

「私がそんなことは阻止します!」
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ホン刑事とジュンジェ

検察庁にホン刑事が“誘い”にやって来ます。

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「これまで忙しそうで、
 連絡しなかったのになぜなのか?」

「お前こそ連絡したことがあったのか?
 勉強で忙しかったようだが、連絡も何もなかった。
 それに痩せてしまったようだな」
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「あたり前だ。
 勉強は簡単じゃないんだ」

「お前がまともな心になれて良かった。
 お前が消えてしまって、過去の記録が消え去った時には、
 本当に怖い思いをした」

「俺にももう記憶は残っていない」

「ところで、チョ・ナムドゥは何をしているのか?」
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ナムドゥは“法律を犯さない生活”での講師

「法律に触れることなく、いかに税金からも逃れられるか…」

百貨店のVIP担当者や、カンナムのマダムたち向けの講座を開いていました。

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「ベンジャミン・フランクリンは、
 “死と税金”以外には、この世には確かなことはないと言っていました。
 しかし、このチョ・ナムドゥは人の死は不可避ですが、
 “税金からは逃れられる”という話をしましょう」
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人魚が持っている特殊な能力を一つ一つ列挙することもないでしょう。
それぞれが人間の世界で新しい未来を創ることを願います。
そんな“大人向けの童話”だったようです。

(青い海の伝説 第10話(中) The Little Mermaidより)
http://jumong007.blog133.fc2.com/blog-entry-3099.html

「あの時の子供たちがいじめるからなの?」
(シンチョン)

「学校に行くたびに私の超能力が進むからだわ」
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「ははは、何の超能力なのか?!」
(ナムドゥ)

「…」
(ジュンジェ)

「私が透明人間になっていくのよ。
 他の子供たちには時々見えなくなって、話もしてくれない。
 だから私は学校に行ってはならないのよ。
 ともかく、学校に行かなくても、誰も私のことは分からないわ。
 私は他の子供たちとは違うってことだわ」

「…」
(ジュンジェ)

「私は違う子だから、オンマとだけ暮らしているわけ。
 他人と違うと、嫌われるでしょう?」
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# ユナが“透明人間”になるのではなくて、
学校の先生や生徒たちが、ユナに触れるたびに、ユナの記憶を失っていったのだと思います。

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