青い海の伝説 第15話(上) 私の鼓動

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(第2話より)

青い海の伝説 第15話(上) 私の鼓動

シンチョンが、
「あなたが私から去るとか、この世から去ると、私の心臓の鼓動は止まるわ」と、“海に帰らない限り生きていられなくなる”と心から発した言葉。
ジュンジェは「なぜ、鼓動が止まってしまうのか?!」と言いつつも、「俺がいなくなっても元気で生きてくれ」との約束にこだわります。
一方のシンチョンは、「いつから私の(心の)声が聞けるようになったのか?」にこだわります。

「いつからなの?!」

「最初から最後まで全部だ」
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「じゃあ、私が誰で、
 どこから来たのかも知っているの?」

「知っている。
 それにすべての記憶も取り戻した」

「…」

「(スペインで)
 馬鹿な奴が雨の中で傘を差し掛けた時からの記憶を取り戻した。
 雨の中で手を取って、
 それにラーメンを作ってやったことも思い出した」

「…」

「全部が俺だった」

「…」

「それに、海に沈む俺のことを助けてくれた人魚はお前だったし、
 俺の記憶を消したのはその人魚だった」

「全部を思い出したの?」

「ああ、全部覚えている」

「どうして…?」

「では、答えを聞かせてくれ」

「…」

「なぜ、死んでしまうのか?
 なぜ心臓が止まるのか?!」

「全部を理解していると言うの?」

「それは全部本当のことなのか?」

「…」
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「俺が去ったら心臓が止まるのか?
 お前は死ぬのか?」

「全部聞いたでしょう?
 あなたには私の声が聞こえるといったでしょう」

「…」

「そうだわ。
 聞いた通りで、ここは私の世界じゃないわ。
 陸に上がった限り、私の心臓は、
 あなただけのためにしか鼓動をしないということだわ」

「だからか…、
 俺が死んだらお前も死ぬということだな?」

「そうだわ。
 だから、あなたに何かが起きても、
 私だけが幸せに生きていくという約束はできないということなの」

「…」

「ともかく、あなたが死ぬと私も死ぬということなのよ」

「…」

「…」

「マ・テヨンなんて問題じゃないんだ。
 俺だけが…、俺がお前を殺せるというだけだ…」

「ホジュンジェ、そうじゃないわ」

手を差し伸べるシンチョン…、
 一歩引くジュンジェでした。

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屋根部屋で泣いているシンチョン…。
真珠がたくさん出来ています。

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ナムドゥとジュンジェ

「また大ゲンカなのか?」

「いや…」

「チョン二が泣いているぞ」
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「チョンが俺を探すのは彼女の欲望だ。
 そして俺が、彼女を手放したくないのも俺の欲望だ」

「何のことなのか?」

「それが俺の欲望だとは解るが、
 なぜ彼女を手放したくないのかと、
 その理由を聞かないようにしているんだ。
 そして彼女を手放さない言いわけを考え続けているんだ。
 しかし、こんなことを続けていると、
 彼女が壊れてしまう

「あ~、チョン二に会ったときから、
 俺は何とか金儲けの材料にして、
 借金を返済することばかりを考えていたんだが…」

「そんなことを言ってるんじゃない!」
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簡単に崩れるシンチョンではありません。
気を取り戻して、

…そうだわ。あの時からだわ…。
全部解っていたくせに、
どうしてあんな態度だったのかしら…?

「聞きたいことがあるわ」

「…何を?」
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「実は誰もいないと思ってプールに入った時に、
 チョ・ナムドゥから姿を見られてしまったわ」

「…」

「チョ・ナムドゥはとても変わった人間で、
 お金のために私を売ろうとしたわ」

「は~」

「だから、彼の記憶を消したわ」

「…」

「でもあなたはどうだったの?
 私が何だか分かった時には、憎んだの?
 怖かったの?

「それが今、お前にとっては重要なことなのか?」

「お~、私にとっては重要だわ」

「んん。
 俺には憎しみも恐怖も何もなかった」

「…」

「ちょっと変わった人物だと思っていただけだ」

「良かったわ。
 少なくとも憎まれなかったのね…」

「…」

「実は、私のことが解ってもらって良かったわ。
 毎晩、寝る前の悩み事だったのよ。
 もしも私のことを知った時に、
 あなたの感情がどのように揺れるのか、
 顔つきがどう変わるのかと思って怖かったわ」

「…。俺にとっての一番怖い夢は、
 “全てが(過去を)繰り返す”ということだった」

「全てがまた繰り返すということなの?」

「…」
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ジュンジェはシンチョンの質問に答えるために古美術館に案内して、キム・ダムリョンの肖像画を見せます

「あ!」

「何を考えているのかは解る。
 しかし、俺の方がハンサムだ」
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「誰なの?」

「…。人魚を愛した男だ」

「…」

「この男は幼い時に海に溺れたところを人魚に救われた。
 そして、二人は長い時間を過ごすうちに愛し合った。
 青年になった男は別の女性との婚姻の夜に新婦から去って、
 命懸けで海に入った。
 もう一度、人魚に会うためだ。
 しかし、人魚は二度と自分を探させないようにと、
 キスをして男の記憶を消したんだ。
 その後、また出会ったが…」
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「どうなったの?」

「…」

「“同じことが繰り返す”と言ったわよね」

「…。 二人は…」

「…?」
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<王朝時代>

「そなたが好きな、熟した柿だ」
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「外は雪なのですか?」

「知らなかったのか?」
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「二人は幸せに暮らした。
 病気も心を痛めることもなく、幸せに暮らした」

「…」

「子供をたくさんもうけて、育てたんだ」

「…」

「幸せに年老いていった…」

「そうなのね」

「ああ、そうさ。
 これが、俺が見た物語だ」
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「でも、なぜ涙が出るのかしら?」
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そして沈没船から発見された壺

「これも夢の中に出て来た俺たちのことだ」
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「じゃあ、どうして悪夢だったの?」

「え?!」

「美しい夢じゃないの?」

「あ~」

「美しい夢が繰り返すのが怖かったの?」

「そんなに大声を出さないでくれ。
 他の人の迷惑になる」

「どこに他の人がいるって言うの?」

「…」

「なぜ怖かったの?」

「…、いや…、
 あの時とは現実の状況が違うからだ」

「何が違うの?」

「君が言ったじゃないか。違うって!
 …。ずっとここにいたら死ぬって…」

「あなたが私の傍にいて、
 ずっと愛してくれたら、私の心臓は鼓動を続けるわ。
 この(壺の)二人も一緒だわ。
 ずっと愛し合っていればずっと生きていたはずだわ」

「俺はそんな男じゃないじゃないか」

「何が違うの?」

「俺には俺の心に自信がないんだ。
 この世で一番変わり易いものは人間の心だからだ。
 だから、カップルは簡単に別れるんだ。
 それにお前の命が俺に懸っていることも解らないんだ」

「だから怖いの?」

「おお、だから怖い」

「…」

「…。 どうしたのか?」

「不公平だわ。
 あなたには私の声が聞こえて、
 私にはあなたの心の声が聞こえないわよね?」

「は~、俺の心の声を聞いて、どうするつもりなのか?
 本当のことしか言わない人間なのに」
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昨夜の放送の第19話のこと。
銃弾を浴びて手術・回復、しかし胸の痛みを覚えて、いつになく食欲が出ずに体調が良くないシンチョンでした。
ジュンジェはシンチョンが海に戻ると元気になることを知っています。
なので、(約束のシンボルの)翡翠のブレスレットを返しました。
このように、昨夜の放送(第19話の終わり)はちょっと悲しい場面でした。

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(第19話より)

でも、『青い海の伝説』をKJSにてフォローして頂いている皆様には、
次のことを“私が脚本家だったら”との仮定で書いておきます。
来週の水曜日の夜まで覚えておいてくださいませ。

正月の休みには脚本家になったつもりで、ドラマ『青い海の伝説』のエンディングを考えていました。
そして、今年になって初めてのアップは次の通りでした。
http://jumong007.blog133.fc2.com/blog-entry-3100.html

再度、抜粋+αをアップします。

日本との関係も深い島国パラオ
ウィキペディアやJALホテルのサイトから引用した写真です。
パラオ共和国(Republic of Palau)は、太平洋上のミクロネシアの島々(フィリピンの東)からなる国です。
人口は2万1000人程度で通過は米ドル(外務省データ)。
首都はマルキョクで韓国や日本との時差はありません。
国旗のデザインは“青い海”と“満月”です。
『青い海の伝説』での最初の海外ロケ地でした。
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『青い海の伝説』
シンチョンの心の声を聴くことができるジュンジェとユナです。
これからの3人の夢と希望と冒険を楽しみたいと思います。
エンディングはパラオではないかと思っています。
ただし、もう一つの候補地はフィリピンのボラカイ島

これからの(KJSでの)第15話では、ジュンジェが、
ボラカイ島までの航空券を用意しようか?
 俺が会いに行く」というセリフを発します。

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ディズニードラマの『リトルマーメイド』のエンディングは、「I can be」です。
シェークスピアの『ハムレット』での有名なセリフは「To be or not to be(生きるべきか死すべきか)」でしたから、
『青い海の伝説』もみんな家族で“生きる”ことだと思います。
このようなことを、第19話ではジュンジェのオンマ(モ・ユラン)もシンチョンに話をしました。

あと1週間、脚本・演出のスタッフになった気持ちで楽しみます。

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