青い海の伝説 第6話(中) 燃えよドラゴン

新沙駅の整形外科

Xmasf.jpg
(2016.11.25)

青い海の伝説 第6話(中) シムチョンの怒り

病院のチョン二

「雪のために事故が多くて個人病棟は満杯だ。
 ここで我慢してくれ」
(ナムドゥ)

「私はここに住むことになるの?」

「いや、暫くの間だ」

「ここでたくさんの人たちと住むの?」

「ああ」
622_2016121215201788e.jpg

シムチョンはジアから聞いた、“結婚”という意味を思い起こして

「じゃあ、ここの人たちと結婚するということなの?」

「え?!」

「だって、男と女が同じ屋根の下で住むってことでしょう?
 だから結婚だわ」

「?!」

「皆さんと結婚したんですね」

「?!」

「!?」

「わ~、今日はなんて幸せな日なんでしょう。
 今日はみなさんと結婚して、次はホジュンジェと結婚します」
622a_20161212152016865.jpg

「あの患者は頭部のMRIを撮ってくれ」
622b_20161212152015683.jpg

テオ

ジュンジェのことを睨みつけていたテオ。

「あ~、なんて可愛い…」
(# テオはキューピットの役でしょうか?)
622c_20161212152014733.jpg

チャンポン

622d_201612121520129d3.jpg

「わ~、それがカロリー計算の食事なのね。
 美味しそうだわ~、いい香り」

「これは特別食ですよ。
 ムール貝入りのヌードルです」

「わ~、ムール貝が口を開いているわ。
 いつも口をつぐんでいるのに…」

しかし、シムチョンには食事が出ません

「ちょっと!私もいますけど?」

「シムチョンさんはファスティング(fasting::絶食)です。
 つまり食事はありません。
 これから手術の準備に入るからです」

「え~、食事はないの?」
622e_201612121520105ec.jpg

緊急電話

「ホジュンジェ、大変なことが起きたわ」

「どうしたのか?」

「みんなはカロリー計算の食事とか、特別食を食べているのに、
 私は絶食なのよ。
 ジュンジェ、私はどうしたら良いの?」

「どうしたら良いのかじゃなくて、
 これから手術があるから食事は抜きなんだ」

「ホ・ジュンジェ…、
 じゃあ私は空腹のまま準備するわけなの?」

「黙って寝るしかない」

「でも、目を閉じると今と昔のことがぐるぐる回って浮かぶのよ」

「何が?」

「チャンポン…、チャンポンのために眠れないのよ…」
622f_20161212152827d39.jpg

ジュンジェは怒りつつ病院に電話

「私が言いたいのは、患者には出血も多くなくて、
 意識が正常に戻っているということです。
 単に足の手術をするだけなら胃を空にする必要はないと思うからです」

…もちろん注意を払っているだけですが、
 あなたは医者ですか?

「それはどうでも良いことです。
 問題は、なぜファスティング(絶食)を先にするのかということです。
 それに患者には先に話をしておくべきです!」

…「…」

「いいえ、そうではなくて、
 子供にとっての食べる楽しみを奪うようなことをするからです!」

…「…」

「あ~、解らないのですか?!
 患者のメンタルのことです。
 メンタルの低下が失神に繋がるからです。
 あなたは責任をとれますか?!」
622g_201612121528268e1.jpg

覗きにきたジュンジェ

「あ~、いったい…、あんな辛い物を…」
622h_20161212152825198.jpg

「ふ~、ふ~っ」
622k_20161212152824574.jpg

「ホジュンジェ…、特別食が出たわよ…」

「今は忙しいから、また後にしてくれ」
622m_2016121215282367f.jpg

ジュンジェが病院を出るところにナム秘書が来ます

622n_2016121215282227f.jpg

「どうもジュンジェの顔色は以前より良いようだな」

「…」

「こいつめ。
 なぜ連絡を絶ち切って引っ越ししたのか?」

「すまない、アジョシ」

「フッ…」

「これは?」

「柚子茶(ユジャチャ)だ。
 お前は俺の妻の柚子茶が好きだったじゃないか。
 水で薄めて飲め。
 風邪ひかないようにしろよ。
 それにこの寒さだから、もっと温かいものを着ろ」

「…」
622p_20161212155144e3f.jpg

<1998年の冬>

「オンマ…」

「さあ、これを飲め」

「アジョシ…、オンマを戻して欲しいんだ…」

「泣いてばかりいると喉が痛くなるぞ。
 すまないな。
 アジョシがオンマを取り戻すことができなくて…。
 でもな、これからはアジョシがジュンジェのことをずっと守るからな」

「なんでアジョシなのか?」

「え?! 
 アジョシはお前の友達(チング)だからだ」

そして、<2006年の夏>

ジュンジェの腕からガラスの破片を抜く秘書

「俺は家を出る」

「アボジのことはどうするのか?」

「アボジにはアジョシがいるじゃないか。
 俺は家を出て、オンマを探す」

「…」

「俺は家を出て、
 もっと良い家でオンマと一緒に暮らすことにする。
 だからアボジのことはアジョシが守ってくれ。
 アジョシは俺との約束を守ってくれているが、
 俺はまだ俺の約束を果たしてはいない」

「…、お前のアボジはお前を探しているようだ。
 どうも身辺の整理を始めているようにも見えるが…」

「俺には関係ない」

「簡単には“ミアネ”とか“会いたい”とかは言えないものだが、
 家族は家族じゃないか。アボジだってギリギリのところだと思う」
623_20161212155142c2d.jpg

シムチョンと他の患者は、病院で番組の“続き”を楽しんでいます

「きっと会長だわ」

「どうして知っているの?」

「だってドラマは初めてじゃないから、すぐに読めるわ。
 若い時に分かれたアボジを探しているからなのよ。
 間違いないわ。
 100%会長だわ。
 “社長じゃなくて会長”なのよ」

「なぜですか?」

「“なぜ”じゃなくて、そうだからよ」

TVドラマでは“手切れ金”の封筒と中のお札が出てきます

「あのテーブルのグラスの水を見てごらん。
 飲んではいないよね。
 つまり、封筒を受け取らなかったら“水をぶっかける”ってことよ」

「じゃあ、お金を貰わなければ“水をかけられる”ってことね?
 でもなぜ水を…?」

「解らないの?
 つまり、自分の息子の嫁にはしたくないからだわ。
 “家族にする”ような相手とは認めないということだわ」

「家族とは何ですか?」

「本当に“家族”を知らないの?
 お互いに心配し合って、面倒をみるのが家族なのよ」

「あ~。
 家族というのは“タイ焼き”なんだ
 タイ焼きは温かくて甘い味だわ…」
623a_2016121215514118f.jpg

奇跡的な回復と急速な化骨が進むシムチョンのことを、ナムドゥは不思議に思います

「どうも変だ。どう見ても変だ。
 あんな状態から生き返ったんだ。
 すぐに回復して、もう空を飛んでるように軽いんだ」

「まさかゾンビじゃあるまいし…、
 でも指を噛まれたわ…」

「それは防衛手段だったのかも…?」

「なぜジュンジェは彼女の保護者をやっているの?
 追い出したくせに…?」

「それはスペインでの記憶を失くしたから、
 思い出すには彼女が必要だからだ」

「…」

シムチョンがワイルドで肉体的にも強いので、きっと乞食生活の結果によって強くなったという結論に…。

623b_20161212155140fba.jpg

車いすのシムチョンは院内をあちらこちらで、見かけたのは医療ミスを訴える女性

…医療ミスの背景を教えて下さい。
 私の娘はなぜ死んだのか?

「…」
623d_20161212155137050.jpg

現れたのは副院長

「君は正気なのか?
 会長の息子さんがロンドンから帰国するんだぞ?
 あんな抗議は排除しろ!」

「…」

「業務妨害だ!」

「あの女性の娘が突然死したからです」

「いったい君は誰の給料で生活しているつもりなのか?
 あの女か?それとも私なのか?!」
623c_20161212155139d79.jpg

怒ったシムチョン

「あんたはあのアジュマを飢え死にさせるつもりなの?!」

(すっ飛んだ副院長)
623e_20161212161127c72.jpg

副院長室

「変じゃないか?!
 この女は足を折っているんだろう?!」
(副院長)

「緊急治療室で調べた時は確かに骨折していたのですが、
 もう既に回復しています」
(医師)

「ではなぜテコンドーのように飛び蹴りができるのか?!」

「私も不思議に思うのですが…?」
(医師)

「ギブ・アンド・テイクだわ」
(シムチョン)

「え?!」

「このアジョシが男の足を蹴ったから、
 私もこのアジョシを蹴ったんだわ」
(シムチョン)
623f_20161212161126165.jpg

「変なのでMRIで脳の検査をしているところです」
(医師)

「いいや、この女は変じゃない。
 車の事故を装って金をせしめる詐欺をしようとしているのだ。
 まずは弁護士に連絡しておけ。
 私は警察に連絡するから、ともかくレントゲン写真を撮れ!
 コンバン(刑務所の豆の部屋:独房)に入れて臭いメシでも喰らわせてやる」

「…」

「何と言ったのか?!」

「“コンバン(独房)の食事は美味しいのか”と聞いています」
623g_20161212161125d44.jpg

医療ミスを訴える女性とシムチョン

「私のために困ったことになっているようだわね?
 ごめんなさい」

「どうしてそんなに悲しんでいるのですか?」

「エヨンのことだわ。
 あの子は、家が貧しいので修学旅行にもいかない親孝行だった。
 簡単な手術だと聞いていたんだけど…。
 旅行くらいには無理してでも行かせてやりたかった…」

「…」

「可愛い服も着せてあげて、 
 アルバイトも止めさせれば良かった…」

「…」

「オンマは眠れないわ。
 食べる物も…、エヨンな…」
623gg_20161212161123ce0.jpg

アジュマの手を取って
「私の秘密を教えます。
 私は人間の記憶を消すことができます」

そう言ってアジュマの娘への記憶を消そうとします。
しかし、
「いいえ、私は娘の記憶を死ぬまで持って行くわ」

「どうしてなのですか?
 なぜ痛みを心に残すのですか?」

「どんなに心が痛くても、忘れたくても、
 やっぱり娘を愛しているからだわ。
 どんなに辛くても私の娘を愛する方が幸せだからだわ」

「…」
623h_20161212161122320.jpg

シムチョンのことを見守る3人は、病院での飛び蹴りのビデオ(監視カメラのハッキング)を手に入れて、

「アイゴ~、彼女は骨折したと言っていなかったか?」
(ナムドゥ)
633a_2016121216373997f.jpg

「ああ」

「じゃあ、これは“シムチョンのミラクル”なのか?」

「解らない。
 レントゲン写真がすり替わったか何かの間違いかもしれない」

「しかし、副院長は訴えると言っているそうだ」

「じゃあ、俺にどうしろと…?」
633_201612121611217a2.jpg

そこで、ジュンジェが言い出します

「兄貴、俺がこの世で一番嫌いなことを知っているだろう?」

「ああ、挨拶もせずに去ることだろう?」

「そうじゃなくて、他にもあるんだ。
 “礼儀”だ。マナーを尊重している」

「お前が?!」

「ああ、シムチョンのことではなくて、
 過去のことを無視することは俺にはできない。
 俺に起きた過去を知りたいからだ」

「それで?」

「この男(副院長)を潰そう。
 礼儀をわきまえない男だからだ」
633aa_20161212163738713.jpg

「院長は休暇でハワイに行っている。
 息子が10年ぶりにロンドンから帰国して経営権を得るようだ」
(ナムドゥ)

シムチョンが入院している病院内のデータをハッキングするテオ
(副院長の弱点を探っています)

633b_20161212224247a1e.jpg

にほんブログ村テレビブログ韓国ドラマへ
1週間のランキング@「にほんブログ村」

# チャンポンの話

韓国ではウドンだけでなくチャンポンにもコチュジャンを入れるので辛くなります。
ドラマではムール貝とエビがトッピングされていましたが、故郷・長崎ではこの季節には蠣(カキ)です。

長崎ではチャンポンの元祖は「四海楼(しかいろう)」だと言われます。
いつの時代でしょうか、中国からの留学生のために、残った食材をたくさん混ぜ合わせて作った料理です。
長崎チャンポンはどちらかと言うと甘い。
豚骨スープを作るのには時間がかかるので、
家庭では、豚の油(ラード)とキャベツの甘味でインスタントに作ります。
ちなみに、何でもかんでも混ぜ合わせることを「チャンポンにする」という動詞も使います。

chanpon_201612110526224ec.jpg
左が「リンガーハット」、右が銀座「吉宗」のチャンポン
下が元祖の長崎市にある「四海楼」のチャンポンで、おススメです。
四海楼
(北海道ラーメンの写真はAPBさんから送られて来ました。
 とてもヘルシーな海鮮と野菜の具材のようで、
 “ラーメン好き”なシムチョンにも勧めたいです)

にほんブログ村 テレビブログ 韓国ドラマへ
1週間のランキング@にほんブログ村
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

王朝用語・脚本家など
ドラマと映画・感想など

openclose