青い海の伝説 第4話(中) 胸に残る記憶

ソウル・江南のオリンピック公園
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(2016.11.25)

青い海の伝説 第4話(中) 胸に残る記憶

ジュンジェを追って漢江の畔(汝矣島・ヨイド)の公園

変な男が声をかけてきます

「わ~、君の鼻の形が素晴らしい」

「?!」

「整形なのかな…?」

「…」

「ああ、俺は変な人間じゃない。
 仏教の修行者というだけだ。
 しかし、禁欲主義者には他の人には見えないものも見えてくる」

「?」
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「何が見えますか?」

「お嬢様(アガシ)の顔からは祖先の幸運は見られないが、
 その鼻が悪霊から守ってくれている」

「…」

「しかし、どんなに綺麗な鼻であっても、
 祖先からの不運はすべてを避けられない。
 先祖は泣いている」

「“先祖”って何ですか?」

「?!」

「…」

「つまり、アガシを生んで、そのまた生んだ人を生んで…、
 つまりルーツ。
 根っこだ

「地中に人は住んではいないわ」

「?!」

こんな話をして、
「ともかく先祖が泣いていることが問題ですよ」

「なぜ先祖が泣くのですか?」

「つまり、この字を見てください。
 “二ム”なら愛されている人で、
 “ナム”は逆に変人のこと。
 祖先は現世の人の罪を嘆くからです」
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ジュンジェが来ます

「誰なのですか?」

(変な男のサイフを抜き取って…)

「俺のことか? 俺はお前の先祖だ。
 俺は子孫のことを嘆き悲しんでいるんだ。
 この世はゴミだらけだから、
 お前のような奴を葬り去るために降臨して来たんだ」
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# 私は無宗教なので、浅薄かつ薄れた記憶なのですが、三島由紀夫の小説で仏教大国のタイ王国を舞台にしたものがありました。
仏教思想に造詣が深く、「輪廻転生(reincarnation)」を扱ったものでした。
人は死んでも次の世に再度生き返るというものです。

花火祭り(日本の花火も参加)の時間

「言っておくが、君は何がこの世に起きているのかを知らない。
 あんな男の後について行くと、騙されてしまう」

「…」

「分かったかな?」

「…」(首を縦に振ります)
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スケートボードの少年たちを避けて!

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「…」
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突然の花火の爆音!

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彼女はジュンジェに飛びついて守ろうとします。

「何をするのか?!」

「銃だわ!」

「銃じゃない!」

「動かないで、ジュンジェ!
 私が守るわ!」

「誰が誰を守ると言うのか?!
 ア~ッシ」
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「俺の言葉を信じて、空を見てみろ…」

「…」

「まずは自分を守ることだ。
 順番を間違えるなよ」

「あれは熱いかしら?」

「話を聞いているのか?」

「あれに触れたら熱いかしら?」

「?!」

「花火を見たのは初めてなのか?」

「“花火(プルコ)”?」

ここで彼女は、ジュンジェがスペインで言っていた「漢江では花火祭りがあって、とても美しい」との言葉を思い出します。

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# 水族館、花火大会…すべてはジュンジェの意識の底にある母親との幸せな思い出なのです。

「本当に初めてなのか?」

「んん」
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「さあ、触ることはできないけど、花火を見よう」
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「…」

「…」

周りの人たちは写真を撮っています

「どうしてあんなことをしているの?」

彼女が写真を知らないので、そこで花火の写真を見せると、

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「どうして自分の写真を撮らないの?」

「すべては自分の記憶に残るからだ」

「ここに残るのよね」

「…」
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胸に手を置いてあげるシーン…ジュンジェの母と同じです。

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「ここに記憶を残して、
 “あの日は何て素晴らしい日だったのか…”って、
 思い出すのよ」

「オンマ。
 僕らはまたここに来るよね?」

「もちろんよ」

「次も」

「もちろん!」

「次も?」

「勿論だわよ」
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# ここで次のセリフがありますが彼女は解りません。

「なんでパンマル(ため口)なのか?!」

「…」

「俺もこれからはパンマルにする」
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# 汝矣島(ヨイド)は漢江(ハンガン)の中州。
国会議事堂だけでなく、各放送局の建物や金融機関のビルがあります。
4月上旬の桜まつりや、この10月初旬の花火祭り(各国の花火師が集まります)は混雑です。

(11月24日の風景:パリのムーランルージュの風車を真似たもの)
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(この日はマイナス5℃でした)

(夜の花火祭りのシーン:写真の左の隅を見て下さい。
 同じ撮影場所です)
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漢江(汝矣島:ヨイド)の花火大会のTVのチャネルを変えようとする夫。

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「ちょっと…」
と、家政婦

「もういいわ。 どうぞ、ゴルフを見て下さい」
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「カムサ~ムニダ」

「何よ?!」

「?!」

「これは私たちのテレビだわよ! 
 何で家政婦の言う通りなの?!

何で家政婦に丁寧な言葉を使うのよ?!」

「解らない…」
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カン・ソヒとマ・テヨン

「ああ、女と一緒だった。
 しかし、なぜここに来ることが分かっていたのか?」
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「子供の頃からの習慣は変わらないわ」
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帰ろうとするジュンジェと一緒に歩く彼女。

帰る家がない…

「俺の家に?」

「お、お~!」

「ダメだ!」

「どうして?」

「当たり前だろう?
 女性が男性の家に泊まると言うのか?
 ご両親が知ったら何と言うだろうか?」

「両親はいないわ」
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ジュンジェはためらい、戻って彼女を車に乗せます

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「ここがソウルなのね。とっても気分が良いわ」

「あ~、またか…。
 寒いから窓を閉めるぞ」

「あ!」

「…」

「とても気分が良いわ。
 だって、あなたと一緒だから…」

「…」
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ジュンジェが思い出すのは海岸での「サランへ」の記憶でした。

「…」
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近寄るマ・テヨンですが、カーチェイスを楽しむ彼女

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マ・テヨンを巻いて帰宅…

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研究室

「この絵柄を見たことがある?」

「この青絵は、朝鮮王朝の頃にしてはモダンな絵付けだよな…」

衣類が現代のものなので、「絵師がタイムマシーンで現代に来たのではないかしら?」などの意見が出ます。

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「どういうわけか、
 私の知り合いに似ている気がするわ…」

「誰なのか?」

「そうなのよ。
 今日が誕生日の人だわ
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# お詫び(キャストのこと)

青い海の伝説 第3話(下) ジュンジェの誕生日で、アン・ジンジュが“娘をお嬢さんと呼んでいます”と記述しましたが、この研究室のチャ・ジアはジンジュの夫のチャ・ドンシクの妹(つまり義妹)です。
(既に削除しました)
また、彼女は<朝鮮王朝中期>の400年ほど前の難破船の木片から、あの“壺(↑↓)がキム・ダムリョンの所有物”だったことを知ります。
以上は第8話からのセリフで判明します。

お詫びのしるしではないのですが、日曜日にもかかわらずKJSをお訪ねの皆様に、第8話の最後の<朝鮮王朝>中期時代の「人魚伝説」をお送りします。
# 昨夜翻訳したばかりで編集前です。

<王朝時代の伝説>

ダムリョンが手を握っていると、セファが目を覚まします。

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「大丈夫なのか?」

「…、もう海に帰ります」

「…」

「その方が、お互いが生きて行けるからです」

「…」

「最初に私たちが別れた時のように、
 私は記憶だけを持って帰ります。
 ナウリは記憶を忘れて…、
 そして私たちはそれぞれの別の世界で生きて行くべきです」

「…」

「もう戻っては来ませんから、全てを忘れて下さい」

「ひとつ聞いても良いか?」

「…」

「最初に私たちが別れた時に、
 なぜ、そなたは私の記憶を消したのか?」

「もしも、私がナウリの記憶を消さなかったら、
 ナウリの心がずっと痛むからです」

「記憶が残ると、
 私がそなたのことをずっと思い続けるということだな」

「…」

「では、今回は記憶を消さないでくれ。
 消してはならない」

「…」

「この記憶、…覚えていることは、
 どんなに苦しくとも私は最後まで耐えて生きていたいのだ」

「…」

「この記憶は私のものだからだ」

「…」
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♬ 同じ空の下で あなたと共に
一緒に生きていく
記憶が青い海に消されていくことが怖いから
私が歩けるなら あなたの手は離さない
同じ青い空の下で 
あなたと共に生きていきたいから

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