王になった男~光海(3)

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(済州島の北海岸 2015.09)

『王になった男~光海』(3) 庶民の味方

吉祥寺の光海君

「幸いに脈が戻っておられます」

「…」

「ところで、大監。
 毒ではなくて薬による中毒のようです」

「どういうことか?」

「最近、頻繁にお出かけになった所は?」

「!」
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側室だけでなく正室も避けるようになったとの話
アン尚宮はケシ畑を管理してアヘン(#)吸っていたようです。

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# 英国と清国とのアヘン戦争は1840年なので、この光海君の時代から200年後。
 ただし、アヘンを吸う習慣ははるか古代からありました。

「好きだったはずだが…」

「大監。ホ・ギュンの動きが不審です」

「…」

「アン尚宮の動きを探っているとか…」

「そなたはケシの畑を焼いて、薬の痕跡を消すのだ」
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それだけでなく、アン尚宮まで消されます。

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パク・チュンソにより、大同法の却下の上程書
また、ユ・ジョンホの尋問を許可願い。

その上告に印を押してしまう代役
大監に叱られます。
「パク・チュンソは要注意だと言ったはずです!」

何とか執行は留まります。

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「高官会議を開いて大同法の上程を」

「話が二転三転だが、どうするつもりなのか?」

「私に従って下さい。
 一つ与えて、一つを得る。それが政治です」

「何を与えて何を得るのか教えて欲しい。
 大同法とか号牌法でどうして騒ぐのですか?」
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内侍は、
「存じません」

「そうか。しっても仕方ないな。
 都承旨に従おう」

「しかし、それに関する書類は手に入ります」
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そこで勉強

「号牌(ホぺ)があれば身分の確認や租税が簡単になるが…」

「そうでもありません。
 身分や租税だけでなく、賦役も課せられます。
 なので、国外に逃げたり、宦官になったりするんです」

「アレを切るのか?」

「…」

「じゃあ、アレを自分で切って宦官になった者がいるのか?
 ところで、内官…」

「…」

「厠では立ってするのか?座ってするのか?」

「…」

「さぞ痛かっただろうな…」
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翌日のこと

「都承旨(トスンジ)はいるのか?!」

「臣下を訪問されるなど…」

「忙しいだろうからだ。
 徹夜して勉強したが、大同法は実によい法律だ。
 なぜ廃止するのか?」

「良し悪しではなくて、政治的な問題です。
 人目に付きます…」
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# 「ホ・ギョンには監視を付けろ」との反対派の動きがあります。

「附に落ちないな。なぜ大同法に反対するのか?
 土地を持っている金持ちに課税するべきだ」

「だんだん殿下の声に似て来ましたね」

「ひひひ、 私も時々王になった気分がする」
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夜食の時間

サウォルが団子を運びます。

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「なぜここに流れ着いたのか?」

そう言ってサウォルの過去を聞くと、租税を“アワビ”で納めるように強要されて、小作農だった父親が借金してまで“アワビ”を取り寄せているうちに借金が増えて、土地を追われ、借金が返せずに監獄に。
母と弟は奴婢、サウォルは判官の小間使いとなったとのこと。

怒る代役

「オモニには会いたくはないのか?」

「生死だけでも分かれば、悔いはありません」

今度は一緒に涙し、
「そうだな。余が仕事を終える前には、
 母に会わせてやろう。 約束する」

「マング カオムニダ。
 マング カオムニダ チョナ」
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内官は
「義禁府(ウィグムブ)に調査を命じたら良いのです」とアドバイス。
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代役ハソンは早速、大同法の公布準備を急がせます

面積に比例して徴税すると地主の被害が甚大です。
同じ民なのに差別するのでしょうかとの質問がでますが、

「2百坪の地主に米1俵が差別だと言うのか?!」
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そして江原道の長官を、自国民に高利貸しをしたということで逮捕。

「農民から巻き上げた金を何に使ったのか?
 重臣たちの中で受け取らなかった者はいるのか?
 余が直々に拷問しようか?!」
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それぞれに命じます。

「高税を課したものを逮捕せよ。
 長官たちは蔵を開いて、
 巻き上げた米と布を農民に返せ!」

「はい。チョ~ナ~」

「皆に命じる。即刻、大同法を実施せよ!
 反対する官吏は国法にて厳罰に処する!」
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「…」
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ただし、

勝手に政策の実行を決めた代役に、都承旨は不機嫌

「…」

「宮廷内では上下の区別をつけましょう」

「!
 ユ・ジョンホは正室の兄です」

「え?!」
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「謀反の罪を着せて、王妃を廃妃にする魂胆です」

「国母なのに…。 酷すぎる」

「!」
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正室のユ夫人が来ます

「私が目ざわりなら死ねと命じてください」
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自害しようとするユ夫人を止めます。

「ユ・ジョンホは必ず助ける」

「信じて良いでしょうか?」

「ああ、信じてくれ」

「では、乗らないでください」
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夫人の左胸にあるホクロ

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『王になった男』


冊封(さくほう)の国

いわゆる“寄らば大樹の影”の「事大主義」と、
明国への貢物を欠かさない「冊封」が映画『光海』でも問題となります。

冊封体制をウィキペディアで検索すると、
その意味は、
「周辺諸国が冊封体制に編入されると、その君主と中国皇帝との間には君臣関係が成立し、冊封された諸国の君主は中国皇帝に対して職約という義務を負担することとなる。 職約とは、定期的に中国に朝貢すること、中国皇帝の要請に応じて出兵すること、その隣国が中国に使者を派遣する場合にこれを妨害しないこと、および中国の皇帝に対して臣下としての礼節を守ること、などである。 これに対して中国の皇帝は、冊封した周辺国家に対して、その国が外敵から侵略される場合には、これを保護する責任をもつこととなる」

そして、
冊封体制の終焉は
「大きく広がった冊封体制の崩壊が始まるのは、19世紀、西欧列強の進出によってである。
清国はアヘン戦争での敗北により、条約体制に参加せざるを得なくなり、更にはベトナムの阮朝が清仏戦争の結果、フランスの植民地となる。この時点でも、未だに清朝はこれらを冊封国に対する恩恵として認識(あるいは曲解)していた。しかし、1895年、日清戦争で日本に敗北し、日本は下関条約によって清朝最後の冊封国であった朝鮮を独立国と認めさせ、ついに冊封体制が完全に崩壊することとなった

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