ドラマへの視点

木々が色づいてきましたね。
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(photo by APB)

sake bar
(酒バー)

<ドラマへの視点:フォーカス>

知人が「脚本・演出と俳優の3拍子揃ったドラマが良いドラマ」と言っていました。
同感です。

また、俳優の人気度は“ルックス+演技力”にある。
これはきっと一般的だと思います。
さらに、俳優というのは与えられた脚本を演じる“職業”であって、その人の本来の性格とか私生活とは関係はない。
これもきっと一般的な考え方だと思います。

なお、私は俳優の顔はアートだと思っています。
例えば、ソウル地下鉄の新沙駅からカロスギルに向かう途中には有名な整形外科があり、フロントを覗くと顔のビフォー&アフターのサンプル写真に、「なるほど~」とその技術の高さを感じます。

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前置きはここまでにして、今回の『一人酒男女』で思ったこと

国家公務員試験は500点満点のようですので、
ボーダーラインを400点にした視聴者としての個人的配点です。
脚本・演出が俳優に与えるキャラクターの魅力(「キャラ」)に250点、
それに、俳優が演じる演技力の魅力(「俳優力」)を250点の配点とします。
ボーダーラインは400点です。

チン・ジョンソク(ハ・ソクジン)
「キャラ」…後半に素直な感情を見せたので150点
「俳優力」…200点
合計350点

パク・ハナ(パク・ハソン)
「キャラ」…終始自己主張が欠如していて150点
「俳優力」…2年ぶりに変身を見せて努力したので250点
合計400点

チン・コンミョン(コンミョン)
「キャラ」…最高の250点
「俳優力」…まだ若いのですが将来性で200点
合計450点

キム・キボム(キー)
「キャラ」…200点
「俳優力」…ドラマ1年目にして努力していたので200点
合計400点

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さらに減点します。
チン・ジョンソクが選んだ酒と肴の組み合わせが見掛け倒しで、深みがなかったことと、例えば「しゃぶしゃぶ」にあったような日本食の食べ方の無知。
日本文化を傷つけました。
パク・ハナは酔うと自分を忘れる女性なので、扱いができなくなるので嫌いです。

もっと決定的なことは、
ソウルでも男が一人でレストランのテーブルで飲む姿は見たことがありません。
ましてや女性が一人で飲んで眠り込むなど、ありません。
「いいじゃないか」と制作陣が新しい文化を意識したのかもしれませんが、
韓国の男女が気軽に一人、2人で飲むときは、やはり、
“アジュマ~”と、“屋台”の女将さんに声をかけながらの飲み方です。
これが韓国の都会文化で、私は気に入っています。
(ぜひ『ジャイアント』を思い出して下さい)

全てが制作陣に問題があるのですが、それぞれ50点ずつの減点。

以下が総合点です。

チン・コンミョン 450点
キム・キボム 400点
パク・ハナ 350点
チン・ジョンソク 300点


しかし、ドラマ『一人酒男女』は『ファッション王』以上でした。
予備校の若者たちが素晴らしかったからです。
ベテランの主人公2人が学芸会を演じる一方、若手の俳優2人の方が光っていました。

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ずっと前のこと
シン・セギョンがヒロインを演じたドラマで、続けてその主人公が死にました。
私は『根の深い木』と『ファッション王』を視聴したのですが、二つのドラマの主人公を演じたのはチャン・ヒョクとユ・アインです。
マスコミが記事にしたのは『ファッション王』の後のことでした。
マスコミはこの現象を“主人公が死ぬのは、シン・セギョンのジンクス”だと評したことがありました。

「なぜだろうか?」と韓国人の知人に聞くと、「彼女と彼女の事務所の、ドラマの出演選択が間違っている」との評価でした。
「なるほど~」

つまり、人気のある実力俳優であっても、脚本から与えられたキャラによって視聴者は低く評価する。

そして『六龍が飛ぶ』の後では、シン・セギョンがインタビューの中で、「ユ・アイン オッパはどんな役柄にも挑戦している」、また「私にはできない」と言っています。
でも、こうしてシン・セギョンは大女優への成長の道を歩むんだなと思います。
他方では、ユ・アインが映画やドラマで悪役をも選択する大胆さと、演技力の幅に“凄み”を感じました。

つまり、ユ・アインという俳優は演技力でも幅があるので、与えられた悪役のキャラでも、その俳優力で視聴者の評価が下がらない。
言い換えれば俳優としてのカリスマでしょうか。

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「女として」、「母親として」と、女性のベーシックのところを聞いたばかりだったので、50歳前後の知人・韓国人女性にも聞いてみました。
すると、俳優に対して(疑似的な)「恋愛感情」を持ち、若い俳優を好むのは「母性本能」から来るのかもしれないと言います。

「私の年齢相応のドラマではなかった」

「でも、可愛い男優の成長を見るのも良いわ」

…やはり、二つの視点があるようです。

nama ham
(# FOODsだけでなく、オールディズも紹介することができました)
「雨」:by ジリオラ・チンクエッティ
https://www.youtube.com/watch?v=6lc1oPTfz_k

https://www.youtube.com/watch?v=4R_FKViUkP8

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史劇で史実とフィクションを見分けること、俳優個人の個性と与えられたキャラ
視聴者としては、なるべくイリュージョン(錯覚)には陥りたくないと思います。
なお、
キボムのドンヨンに対する次のセリフは、記憶に残ると思っています。

恋は失うことがある。
 でも友情を失うことはない。

 だって、俺たちの方が付き合いが長いからな」

(コンミョン、キボム、チェヨンに送ります)
青春の光と影♪」(ジュディ・コリンズ)
https://www.youtube.com/watch?v=SJVIOT-EqS4

話は変わって明日までの<正倉院展>
以下、APBさんからのレポートです。

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ウィークデーでしたが、列の最後尾は30分待ちでした。
http://www.narakko.com/tokusyuu/shosoin2016/houmotsu.html

写真で見ると大きさがまちまちですが、小さな鳥形のかざりは尾羽までの長さが3㎝ほどのとても小さなもの。

それに比べ、大幡の残欠、脚とも長さ4,5m以上。
実際の長さは大仏の高さと同じくらい。

聖武天皇一周忌の法要が東大寺であり、1500人の僧侶が参加。
この大きな幡が10以上立てられたそう。
1400年以上を経て、まだ鮮やかな色や模様がほんとうにすばらしかったです。
魅かれるものは、特にテキスタイルや磁器でした。

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