内部者たち ~インサイダーズ(5) 拘置所

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(昨年12月の南大門:ナムデムン)

内部者たち ~インサイダーズ(5) 拘置所

イ・ガンヒはオ会長との間で、チャン・ピルだけでなくキム・ソゲ(与党の第2候補)も立てて、大統領候補をツートップにしようとの相談。
チャン・ピルが勝手な動きをすることが気に食わないようです。

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サングからの電話で席を立ちます

「ヒョンニム、元気か?
 寂しくなったから電話した」

「どうしたのか?」

「チャン・ピルに加担すると道連れだと警告したじゃないか」

「ファイルのコピーがあるのか?」

「弾丸なしでは銃は使えないからな」

「復讐なら手助けする」

「裏金作りの報酬は国務大臣の座なのか?」

「…」

「俺は何も知らずに、
 銀行とミレ自動車との融資の件ではファイルを渡した。
 裏切ったんだな?!」

「…」

「手首を切られたわけだ…」

「ふふふ、キツネのようなクマだな。
 身の程を知るんだな。
 サングや、飼い犬はおとなしく付いてこい」

「せいぜい体に気をつけるんだな」
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サングとジャンフン

「最初から俺を利用するつもりだったのか?」

「一生逃げ回って奴らをのさばらせるのか?」
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「どうしろって言うのか? 
 俺もブタ箱に入らないといけないのか?」

「イ・ガンヒを陥れるにはそれしか方法は思いつかない」
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「世間は俺のことをどう見るだろうか…?
 正義の“ゴロツキ”だと見てくれるか?」

「ふ~」

「笑うな。
 …髪でもまとめて、スーツでも着るか…」
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<ここで映画の最初の記者会見シーンに戻ります>

「この資料の出所はミレ社の元財務部長からです。
 銀行融資を受けて、
 その中から300億ウォンを内部資金とし、
 チャン・ピル議員に選挙資金として渡したというものです」
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世間の目

…ミレ・グループ本社とメインバンクに検察の捜査が入りました。

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…ミレ・グループを告発したアン・サング氏は、監禁、暴行、脅迫の容疑で拘置所に入りました。
アン・サング氏は全てがミレ・グループのオ会長とチャン・ピル議員の指示によるものだと語っています。
同時にオ会長は緊急入院のために、弁護士団は検察への出頭の延期を求めています。

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チェン・ピル大統領候補

「私、チャン・ピルは、
 ミレ・グループからの政治資金は一切受け取っていないということを、
 国民のみなさまに誓います」
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検察庁:イ・ガンヒとジャンフン

「“検察の過剰な取り調べのために、
 元銀行頭取が自殺した”という記事は読みましたよ」

「確か、ここでしたよね」

「あんたが殺しましたね?
 ペンの力でゴチャゴチャ書いたから…」

「言葉が過ぎますね。
 真実について質問して下さい」
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「では、聞きますが、
 チャン・ピルとオ会長の尻拭いの味はいかがでしょうか?
 あなたは逮捕された経験もあるような民主化運動家だったではないでしょうか?」

「あなたも私も同じ理由でここにいるんじゃないですか?
 あなたは愚かなアン・サングをそそのかしてここまで捜査してきた」

「いいや、私はあなたほど汚くはない。
 あなたの記録を読み返すと、
 ミレグループの労働争議の時も、チャン・ピルの選挙の時も、
 あなたたちは“ゴロツキ”を雇っていたようだ。
 常識では考えがたい」

「ジャーナリストも、“~とは考え難い”という書き方をするが、
 それは焦点をぼかすためだ」

「何が言いたいのか?!」

「言いたいことは、
 言葉はいかようにも受け止められるということだ。
 アン・サングのような“ゴロツキ”の言葉は、
 誰もまともに受け止めないということだ」
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ということで、オ会長、チャン・ピル、そしてマスコミの先鋒に立ってイ・ガンヒが“サングに対するネガティブキャンペーン”を繰り広げます。

祖国日報をはじめ、マスコミは過去のサングの暴力団にいたころの犯罪として騒ぎます。
直接関与してはいなかったものの、暴力団同士の抗争での殺人事件にも触れられることになります。

…また、世間を騒がせた人気アイドルグループのミン・ジアさんの自殺の原因は、芸能事務所の代表だったアン・サング氏の日常的な性的暴力が原因でした。

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怒るジャンフン

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拘置所に拘留されたサング

「俺は真実を話した」

「問題は誰も信じてくれないことだ!
 証拠や証人が必要なんだ!」
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「殺人の件は?!
 アイドルの自殺の件は?!」

「殺人はやっていない。
 監獄の幹部たちに聞けば解る。
 ミン・ジアは躁鬱病だった。
 同じグループにいたチュ・ウネに聞けば解る」

「…」

「俺はチャン・ピルたちの指示にすべて従っていただけだ」
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# チュ・ウネはガールズグループから俳優になったサングの元恋人。

イ・ガンヒは記者団を前に

「検察にすべてを話しています。
 アン・サングとは取材のために何度か会っただけです。
 殺人、アイドルの自殺などが明らかになりました。
 有力な企業人や著名な政治家、
 それに言論の自由と公平に生涯を捧げるジャーナリストが、
 あのような者のために名誉が傷つけられたことを遺憾に思います。
 大統領選挙を前にして、
 このような政治工作が行われたのは、
 いずれかの組織による指示だと思われます。
 あ~、最後の言葉は訂正させて下さい。
 “思われる”ではなくて、“強く疑われる”として下さい」
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ウネはベンツの中で2日前に死んだことが報道されます

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ウネのことを思い、涙を流すサング

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「…」
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また、ミレ自動車の元財務部長は偽証

…現在カナダに在住のムン元財務部長がインタビューに応じ、
アン・サングとは面識がなく、
裏金ファイルはねつ造だと証言しました。

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「…」
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野党の党首とジャンフン

「アン・サングを救ってください」

「どうしてアン・サングの過去を先に調べておかなかったのか?!」
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イ・ガンヒからの強迫の電話

…ミレ建設のチョ社長を知っていると思うが、
情報提供があって、
君のアボジが接待を受けて、現金ももらったそうだ。
確かめてくれ…。
記事にするか迷っていますよ。

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父親に確かめるジャンフンです。
父親からの返事は「ただ、借りただけだ」と。

「…」
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「アン・サングの件は中央最高検察の担当になった。
 しばらく停職してくれ」

「では、全部かぶれというのですか?」

「検事のくせに“ゴロツキ”と手を組むからだ」

「…」

「それに、
 ミレ建設のチョ社長がお前の父親のスポンサーになったのか?」
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拘置所から刑務所に移送されることになるサング。
ジャンフンは停職。
“世間”の目が逆転してしまいましたが、ここからがサングのシナリオ。
イ・ガンヒが動かすマスコミの力で“世論”が操作されましたが、
サングが検事・ジャンフンに指示します。

映画の終盤が爽快です。
日本のドラマ・映画の『湾岸警察』を思い出します。
現場の刑事の力では権力側の不正義を正すことができないので、
友情を交わす警視庁の高級官僚に発した、
「あんたが偉くならなって貰わないと、世の中は変わらない」のセリフです。

サングはジャンフンに“内部者”になって生の情報を集めるようにと指示します。
ジャンフン役のチョ・スンウの『馬医』を見たかった…、と思わせるような活躍によってサングは太陽の明るさを得ます。

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