ドクターズ 第18話(中) アボ二ム

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# 9月9日は重陽の節句(菊の節句)です。

ドクターズ 第18話(中) “アボ二ム”の響き

ソウとヘジョンの執務室

「何しているの?」

「さっき院長と会って来たけど、まだここは私の事務室だわ。

「何でアッパと会ったの? なぜ?」

「今は全部を説明する気持ちはないわ」
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ナースステーション

みんながヘジョンの停職処分に不満を持っているので、笑顔でヘジョンを歓迎する看護師やレジデントたちです。

「ユ先生! 会いたかったです」

「あなたが私に“会いたかった”なんて言うとは…、
 思いもよらなかったわ。
 これが初めてだわね」

「へへへ…」
(ギョンジュン)
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「ガンスの見舞いですか?」
(ヨングク)

「お~」
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ユンドも来て

「これからガンスの巡回だから、一緒に行きましょう」
(ユンド)

ガンスの病室

「寝ているようですね」

「ええ…」

「ガオ~!」
(ガンス)

「わ~! 突然?!」

「寝ていませんよ!」

とても元気なガンスです

「元気そうだな!
 ところでお前の方から、
 俺ではなくてホン先生に手術を頼んだんだってな!」

「すみませんでした。
 ユ先生にも申し訳ありませんでした。
 私のために停職になって…」

「頭は大丈夫なの?」

「いいえ、他の患者と同じ様に病気です」

「どうも舌まではいかれてないようだわね」

「ええ、ありがたいことに…」
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ユンドとヘジョンは“サブウェイ”でランチ

「何の話があったのですか?」

ユンドは役員となってヘジョンのことを助けるために病院経営に参画することを伝えます。

「なぜですか?」

「ユ先生が他の病院を辞めてまで、
 このクギル病院に来た理由が解ったからです」

「現実的ではなくて、
 無鉄砲なことだったと思っていますか?」
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「そこがユ先生の魅力なんです。
 とてもうまく立ち回っていますよね」

「…」

「早く食べて下さい。
 俺にも次の仕事がありますから…」
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# ユンドに乾杯!

ジホンは他の役員と会って、父親の遺志であった病院の福祉サービスの拡充の支援を頼んでいます

ミョンフンの秘書が監視しています。

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ジホンは院長から呼ばれて、「ユ・ヘジョン先生が“殺す”と言って来た」と。

「現実的ではないことが解っていますよね?」

「解っていないのか?
 彼女をここまで有名な医者にしたのは私だ」

「それはオーバーな話ですよね」
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録音した万年筆型の録音機

…あなたを殺してみたいです。

…脅迫なのか?

…ええ

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「この脅迫を公訴に持ち込む」

「それだけでは脅迫だとは見做されません。
 単に言葉の弾みであって、
 現実には行動していませんからね」

ヘジョンの高校生の頃の火災事件を持ち出すミョンフン

「私には何を言いたいのですか?
 ポイントは何ですか?」

「これまで忙しかったから、少し休養したらどうかな?
 DBSのためのドパミン・センサー開発に集中したらいかがかな?
 医者ではなくて、研究者になって欲しい」

「断ったらどうしますか?」

「ユ・ヘジョン先生はこの社会では生き残れない。
 脳神経外科というものは個人開業ができるような分野ではないからだ」

「…」
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# DBS:deep brain stipulation
# ドパミン:主に糖分の分解の際の中間生成物質で、運動神経などに直接作用する。

ジホンはヘジョンの帰りを待っていました

「スニの店に行っていたのか?」

「ええ、手伝ってました」
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「そうか。 
 またがっかりしたが、今日は別のことでも落胆した」

「何がですか?」

「俺たちは、理由もなく会って話してはいけないような関係ではないはずだ」

「ええ、そのとおりですが…。
 私のことで怒っていますか?」

「君の方はどうなのか?」

「ええ。 怒っていました。
 でも怒りは収まりました」

「正直なところが好きだ。
 しかし、俺は怒りは収まっていない」
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「なぜですか?」

「クニャン…」

「その“クニャン”には特別の意味がありそうですね?」

「…。 今日はチン院長に会ったようだな」

「私のことを叱るつもりですか?」
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「いや、よくやったと思う」
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ジホンはヘジョンを抱いて、
「まだ、俺のことを怒っているのか?」

「ええ、とても胸が痛んだわ…」
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「…、ヘジョン」

「ええ…?」

「いつ髪を洗ったか?」

「臭いがするからなの?!」

「ああ、そうだ」

どうして?!
 今朝洗ったのに…?」

「んん~、いい香りがするからだ」

「ア~ッシ! 私をからかっているわね?!」

「ははは、笑わせたかったんだ。
 このところ笑顔をみなかったからさ」

「でも変だわ。
 先生にも何かが起きたように感じます」

「ああ、変化があった。
 DBSのリサーチ・センターの所長になることになった」

「それで何が変わりますか?」

「患者とは会えなくなる」

「嫌だわ」

「ああ、俺も嫌だ」

「ではなぜ引き受けたのですか?まさか…」

「この気持ちが解るか?
 とても嫌だ、しかし、とてもやりたいが…?」
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「でも、私がそんな複雑なことが嫌いなことも知っているでしょう?
 私はそれをやるかやらないかのどちらかだわ
 帰ります」

「まだ怒っているのか?
 まだ恨みを持っているようだ」

バックハグ

「今日、君に会えなかったら…、
 ずっと会えないような気がしていたんだ」
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公園にて

「ごめんなさい」

「何が?」

「あなたにとって良くなかったから…」

「それは本当ではなくて、よくやったさ」

「良くないわ」
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「アボジの言葉を覚えているか?
 ただ俺の傍にいるのが良いと言っていたが、
 今は君が俺の傍にいる」

「ホン理事長にはまた会いたい気分です」

「俺も一緒だが、理事長が傍にいることが、
 本当に良いことなのか疑問じゃないか?」

アボ二ム(お父様)なのに?」

「そうだな、アボ二ムだ。
 アボジが生きている時に、そう呼んで欲しかった。
 君はそれ以外はアボジには、とても良くしてくれた」

「そうなのかしら?
 でも今でもあなたはハルモニのことを“カンさん”って呼んでいるわよ」
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「もう謝っては貰っているが、君がは今でも、
 俺には負けたくない気持ちを持っているようだ」

「は~、ごめんなさい(ミアネヨ)」

「俺だって、ミアネ」

「何が?」

「幸せにしてあげられないからさ。
 愛しているけど幸せにはしていない」

「そうではないわ。
 これまで幸せを実感したことはないけど、
 幸せだと思った瞬間には、
 いつも不幸の予感と不幸の可能性を探していたようです」
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「そうか…。
 その気持ちを乗りこえるためにはどうしたら良いのか…?」

「解りませんが、きっと…、
 答えが見つかれば、こんな気持ちも終わりますよね」
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「…。ただ俺がいつも君の傍にいることだけは忘れないでくれ」

「忘れられるはずはないでしょう?
 だって、あなたは私の人生の大黒柱です」
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場面はあの結婚式場に向かう際に事故に遭った夫婦のこと
妻は植物人間の状態で39度の熱が出たようです。

「イ・へヨン患者のご主人が話をしたいとのことです」
(ギョンジュン)

ユジンは電話を代わって貰い、ヘジョンには、

生命維持装置を外したいと…

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「キム・ユジンさん…」

「私が…、私がいつも誰よりも愛していると言っていたから、
 きっと彼女には負担をかけているような気がします。
 彼女はむくんでいて、やせ衰えていて、
 まるで彼女のようではありません」

「…」

「自分の身勝手なようにも思えます」
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「身勝手ならば、
 毎日病院には来るようなことはないと思います」

「もう全てを諦めたい気分です。
 彼女には安らかに眠って欲しいからです」

「でも今、あなたが諦めたら、
 これまでのオンマとしての努力が無駄になります」

「彼女は私を恨まないでしょうか?」

「いいえ、彼女はあなたのために、
 そして赤ん坊のためにこうしているんですよ。
 赤ん坊とあなたを愛しているからだと思います

「…」

「夫としての力を落とさないで下さい」
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キム・ユジンは妻を励まします

「君が強くなれば、俺だって強くなれる。
 愛しているへヨン」
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通帳を出して治療費に使ってくれというヨンス

「馬鹿な…」

「もっと生産性があることで助けてくれ。
 俺は医者だから治療費は半額だ。
 俺の年俸は4000万ウォンだぞ!」
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「とにかくもう病気にはなるな。
 怖いんだ」

「何を怖がるのか?!
 負け犬にはなるな!」
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「忠(チュン) 誠(ソン)!」

「チュンソン!」
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ガンスには帰るところがないことで、キム・テホは

「お前は退院したらどうするのか?」

「考えてはいません」

「脳神経外科で働かないか?」

「え?」

「外科の事務だ。
 レジデントだが、すぐには手術の助手は出来ないから、
 半年か1年はリハビリが必要だ」

「…。 カムサ~ムニダ」

「感謝なんて…。それよりも早く良くなれ」

「外科長…」

「ははは、自分のことを大切にするんだぞ!」
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ジホンのところにキム・テホ

「いったい何があったのか?」

「すみませんお詫びしないと…」

ジホンはしばし休養すると言いますが、テホは、
「まさかお前が患者のいないところで生きることができるとは思えない」

ちょっとの間だけだとジホンは言うのですが、テホは不思議に…。
ジホンはこの間を利用してチン・ソンジョンとチン・ミョンフンの資金隠しの問題に迫ろうとしています。
テホは、
「そんなことは既に解っていることだ。
 これがこの社会の実態だ」

20年以上も隠し資金をためていたチン理事長とチン院長のファンドの件です。
テホはそれがホン理事長が握っていた切り札であって、

「チン・ソンジョンが恐れていたことだ」
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役員会での議案は①介護センタと②福祉サービスの件
ユンドも役員として参加します。

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アボ二ム(お父様)なのに?」

「そうだな、アボ二ムだ。
 アボジが生きている時に、そう呼んで欲しかった。
 君はそれ以外はアボジには、とても良くしてくれた」

# ジホンとヘジョンが婚約でもしていたら違っていたと思います。
ヘジョンは、
これまでは“ホン理事長”とか“先生のアボジ”などとしか呼んでいませんでした。

韓国には人間関係に関する言葉たくさんあって、たとえば、
母方の祖父は「ウェハラボジ」、父方の祖父は「ハラボジ」と、
正式な場で使い分けると、聞く方はそれだけで血の繋がりの違いが判ります。
母方の叔母は「ウェスモ」、叔父は「ウェスプ」など、「ウェ」には「外」の意味があります。

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# みなさまには以下が突然だと思いますが、
私には、ヘジョンとホン・ジホンが、
高麗時代にタイムスリップした外科医ユ・ウンスのイメージと重なることがあります(私の妄想です)。
http://jumong007.blog133.fc2.com/blog-entry-1344.html

涙がまるで雨のように…

トクソン宮の屋敷の捜査に入ったウダルチ達。
ウンスがしばらく住んだところでしたので、ヨンは「ここでの何か良い思い出は?」と質問します。
また、「何が好きですか?」との問いに、ウンスは言葉少なげに…、

「雨が1滴、2滴と降り始める時が好き…」
そして、「黄色い菊と…」

心の中では、
…ダークグレー(鎧の色)と、背の高い人、手の大きな人、それに…、あなたの声…。

ドラマの終盤では、
トクソン宮との最後の対決の後で意識を失うヨン。
ヨンは木の下で死んだように倒れていますが、そのヨンの顔に、雨粒が1滴、2滴と落ちる。
そして、ウンスの声が聞こえてくる…。

“雨が1滴、2滴と降り始める時が好き…”

さらに次は『信義/神醫』の第5話(中)より

「隊長をこのままにするのですか?
 薬を飲ませるとか、何とかしてください」

「脈と血圧をモニターする機械が欲しいわ。
 それに呼吸器も…」

「何のことか分かりません」

「ここでは私にできることは、
 これ以上ないと言いたいのよ!」

「御医ではないですか…」

「それはあなた達がそう呼んでいるだけよ。
 私は頼んだことはないわ」
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ユンスはヨンに、
「ちょっと…、
 私はあなたと王との会話を盗み聞きしたわ。
 この野犬みたいな世界で生きて来たことが分かったわ。
 だからあなたがサイコ(精神異常)になった。
 分かったわ。
 でも、あなただけじゃないわ。
 私たちがこんな世界で生きている限り、
 誰もが希望のない生活をしているからだわ。
 なぜなの?」
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「…」
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容態急変

「心肺停止だわ!」

「…」

「!」
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人工呼吸

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「!」

やってきたチャン・ビン医師とテマンは人工呼吸を見て驚き、また、容態の急変に慌てます。

「もう止めてください。
 もう心臓は止まっています」

「ダメだわ! 逝ってしまうの?
 どこに行くつもりなの?!
 私を一人にしてどこに行くの?
 私をこんな乞食みたいな所に置いて…。
 しかも、この刀傷は私のためよ!
 ダメだわ!
 こんなことは許されないわ!起きて!
 生きて!」
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「脈がない!」

「…」
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「あなたは言ったじゃない!
 俺の陰に隠れてついて来いって!
 私を守ると言ったでしょう?!
 だから私はこんなに遠くまで付いて来たのよ!」

「…」
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「あなたは私を守ると言ったでしょう?!」
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涙を流しながらの人工呼吸

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ウンスの涙が凍り付いたヨンの顔に落ちていきます。

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チャン・ビンが胸に耳をあてると!

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「心臓が動いています。…戻って来ました」
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「…」
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# 『ドクターズ』の脚本がユ・ヘジョンと、姓に「ユ」を選んだのは偶然ではない気がします。

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